快風丸
2023-09-19 | 大学
今回、澤田瞳子さんの講演で、同志社大学が快風丸の模型を製作していることを知った。
2010年、同志社創立135年を記念して製作された快風丸1/30模型(同志社大学のホームページより)
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同志社大学ではこの模型以外にも、快風館と名付けた研究施設も持っており、快風丸に重きを置いていることが分かる。
同志社大学を創設した新島襄は若き日に2回快風丸に乗船している。
1回目の快風丸乗船は備中松山藩が購入した快風丸の試運転に乗船し、1862年(文久2)11月から翌年1月までの江戸と玉島(現在の岡山県)まで往復航海を経験している。
2回目の快風丸乗船は1864年3月の江戸から函館への航海である。
以前快風丸に同乗した塩田虎尾を通じて快風丸乗船を果たしたのである。
江戸を発った新島は4月21日函館に到着し、密出国を敢行する6月14日までの約2カ月間函館で過ごした。
新島襄はその後、アメリカに渡り、約10年にわたる米欧での学びを終えて、1874年(明治7)帰国し、翌年同志社英学校を設立することになる。
2010年、同志社創立135年を記念して製作された快風丸1/30模型(同志社大学のホームページより)
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同志社大学ではこの模型以外にも、快風館と名付けた研究施設も持っており、快風丸に重きを置いていることが分かる。
同志社大学を創設した新島襄は若き日に2回快風丸に乗船している。
1回目の快風丸乗船は備中松山藩が購入した快風丸の試運転に乗船し、1862年(文久2)11月から翌年1月までの江戸と玉島(現在の岡山県)まで往復航海を経験している。
2回目の快風丸乗船は1864年3月の江戸から函館への航海である。
以前快風丸に同乗した塩田虎尾を通じて快風丸乗船を果たしたのである。
江戸を発った新島は4月21日函館に到着し、密出国を敢行する6月14日までの約2カ月間函館で過ごした。
新島襄はその後、アメリカに渡り、約10年にわたる米欧での学びを終えて、1874年(明治7)帰国し、翌年同志社英学校を設立することになる。