河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

医師が家族感染で病院に隔離

2022-08-26 | 医学・医療
新型コロナは病院の負担を減らすため、全数把握をやめる方向へと舵を切り始めた。

パンデミック開始から2年半が経過したが、ますます混沌とした状況が続く。

今朝、非常勤先の病院に着くと、常勤の整形外科の先輩医師が、

「息子が新型コロナに感染して、私は病院に隔離中なんです。」

とのことであった。

事情を詳しく聞くと、広島に住んでいる息子さんが体調不良で、岡山に帰ってきて病院で検査を受けたところ陽性であった。

そのまま、実家で自宅療養となり、未接触の父親は病院に留まることになったのだとか。

病院も、夜間何かあれば対応してもらえるので助かると思うが、10日間も病院に留まったら疲労で倒れてしまうのではないかと心配だ。



世界保健機関(WHO)は昨日、今年に入ってから新型コロナウイルスで死亡した人が世界で100万人に達したと発表した。

テドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、「死を防ぐために必要なあらゆる手段があるにもかかわらず、今年だけで100万人が新型コロナウイルスで死亡している。これで私たちが同ウイルスと共存することを学んでいるとは言えない」と指摘したとのことである。

日本の感染者数が世界一の状況が続いているが、専門家は誰も今の状況を予想できなかった。

これからもまだまだ混乱が続くのだろう。
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