河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

産業医研修会@倉敷

2019-02-02 | 医学・医療
久しぶりに産業医研究会に参加した。

テーマ:
【A】働き方改革推進法に基づく
労働安全衛生法の一部改正について(更新1単位)

【C】国境を越える産業保健
~海外赴任者・外国人労働者~(専門1単位)

講 師: 勝田 吉彰(関西福祉大学社会福祉学部教授)

場 所: 倉敷市休日夜間急患センター1階大会議室(倉敷市新田2689)


働き方改革の詳しい内容や海外でかかる可能性のある感染症など色々最新情報満載で勉強になった。


労働安全衛生法の一部改正では、研究開発業務に従事する労働者については1月当たり100時間超の時間外・休日労働を行った場合、(本人の申し出なく)医師による面接指導の実施をすることを事業者に義務づけるとのことである。

世の中には寝る間も惜しんで研究している人がたくさんいると思うが、本人が苦痛に思っていなくても医師による面接指導は義務ということである。


最新情報で、海外赴任者は現在135万人、外国人労働者は146万人とのことであった。

近年よく話題になる結核については人口10万人当たり日本が15人に対して、インド204人、インドネシア319人、タイ156人、ベトナム129人、フィリピン554人、カンボジア332人、中国63人、ミャンマー358人、北朝鮮513人とのことであった。

吉備国際大学にもアジアからたくさんの留学生がくるが、結核については留意しておく必要があると思った。
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