”かざみどり”の気まぐれ日記

我が家の癒し系、青色セキセイインコのピーちゃんの成長記録とボートのお話

セキセイインコを保護しました(続報)

2007年11月11日 | セキセイインコ

留守中の昼間に飼い主さんから留守電に伝言が入っておりました。

そして、夕方旦那さま共々わざわざお礼に来てくださいました。

飼い主さんが以前診察していただいていた鳥も診察してくれる動物病院は、土日も午前中は開いているらしく、早速今日、診てもらっていただいたそうです。
体重はわずか26gしかなかったとのことです。そして右側のほっぺあたりの毛がゴソっと無くなっていることに関しては、なにかトラブルがあったのかもしれないとのことらしいです。しかしながら健康だという診断だったそうで、安心したそうです。
そういえば昨日は、電線から飛び立った後、畑(つまり地面)に降りたということ自体、鳥の行動としてはあまり考えられないことだから相当疲れてお腹すいていたのかもれないですね。

そして、ちょっと慣れてきたようで、ケージの中でもよく動くようになったと言ってました。
どうも逃げたピーちゃん(うちと同じ名前です)に違いないようです。
鳥にとって10日間の空白というのはとてつもなく長いものなんだなと実感すると共に、よく生き延びていたもんだ、頑張ったんだねという気持でいっぱいになりました。感動ものでございます。

うちのピーちゃんが怪我をして、元の状態に戻るのに、ほぼ1か月かかったから、Tさん家のピーちゃんも相当時間がかかるかもしれませんが、あの奥さんと子供たちの接し方をみれば大丈夫でしょう。
なんといっても、昨日ケージを持って家に来た時、ケージの中はきれいに掃除されていて、かじりかけの塩土も入っていたし、シードやブランコ、鏡などのおもちゃ類もしっかり付いていて、『諦めてなかったんだ』と思いましたから…。



セキセイを飼っている人を最近ほとんど見かけなくなった中で、共通の話題を持てる方が身近にできたということはとても嬉しい限りです。

でもほんとうによかったよかった。



 

 

 


友ヶ島灯台135周年

2007年11月11日 | 野鳥写真

灯台の中はこんな感じです。
二段ベットのはしごのような小さい階段を上ると
回転している部分をすぐ上に見ることができました。
昔は大きなホヤを使い、石油を焚いていたそうですが、
関空開港の関係上、平成7年に島に電気が
通ってからは、車のヘッドライトのようなバルブのみで
いけるようになったそうです。
画像のとおりクルクル回って、赤と白が5秒間隔で
点灯するしくみになっています。

 

友ヶ島ですが、僕自身は中学生の時、2回行った経験がありますが、奥さんは行ったことがないらしく、また子供は、『無人島』というところがとっても気になったようで、ちょうど往復の乗船料も割引となる、この期間を利用して行くことになりました。

友ヶ島灯台が作られる話は、幕末にまでさかのぼることになりまして、僕の乏しい歴史観では説明がおおざっぱになってしまいますが、日本が鎖国をしていた幕末、長州藩が下関を封鎖してイギリスとどこかの国の貿易船を攻撃し、攻撃に怒ったイギリスその他の国が連合軍を作って(だったと思う)長州軍を返り討ちにし、幕府に制裁金を請求。

そこでイギリスは、制裁金の一部を免除する代わりに神戸をはじめとするいくつかの港を開港する交換条件を突きつけ、それと併せて航路の安全確保のためにいくつかの灯台を建設するように求めたという歴史の話になるのですが、その中に友ヶ島灯台が含まれていたそうです。(実におおざっぱな説明ですみません)

135周年というこの数字、聞き覚えのある数字だと思いませんか?
そうです、日本の標準時の子午線である東経135°を意味するんです。
友ヶ島の灯台はまさに東経135°線を通っておりまして、今年がちょうど135周年に当たるということなんですね。

貿易の要所でもある、紀淡海峡のこの地域、実は太平洋戦争でも重要な場所になったそうで、アメリカの船がここを通過して大阪湾に入ってしまうと、関西が壊滅的状況になるということで、この島にはアメリカ艦隊の侵入を阻止するために作られた砲台跡が残っているんです。
灯台の麓にも大きなレンガ造りの要塞のような砲台跡がいくつか残っており、実に生々しかったです。

それはさておき、今日は低気圧が通過した関係で、友ヶ島行きの船が、朝の9時と10時の2便で打ち切りとなり、10時の整理券を取れたのでなんとか行くことができたんです。しかし、道中の船の揺れが半端でなく、船内では悲鳴が上がるほど縦に激しく揺れました。
そして、灯台への道のりはアップダウンがあり、風が強く30分近くかかりましたが、景色が素晴らしく、淡路島がずいぶん近くに感じられました。
それに加えて記念行事ということで、特別に灯台の中を見学させてもらうこともでき、ラッキーでした。

半日でしたが、なかなか楽しかったです。
でも疲れました。