”かざみどり”の気まぐれ日記

我が家の癒し系、青色セキセイインコのピーちゃんの成長記録とボートのお話

Rowing朝練

2007年11月23日 | セキセイインコ

4人でシングルを出すなんてことは、紀ノ川では実に珍しい光景。

しかも、1名を除いては子供もいるいいおっさんばかり。
そのおっさん連中が日の出前の暗闇の中、艇庫に集合して朝からガンガントレーニング。
ある意味変な集団や、とつくづく思いました。

昨夜、田辺の中田君から払い下げてきたシングル(クラブの共有艇になります)が新たに加わったので、艇の出し入れもとても面倒になりましたが、人数がいるからさほど問題にならず。

今日は僕は北高のシングルを借りての乗艇。
クワノのWintechです。

昨日脚位置を合わせているので、そのまま蹴り出した。
しかし、ハイトが明らかに低い。リカバリーが窮屈だわ。
でもリギングを変更している時間がないので、そのまま行くことになりました。

今日も河口→六十谷の11㌔強。このところ定番になりつつありますね。
昨日の風も治まりいい感じ。

ゴリゴリさんに2分ほどのハンデを与え、QとNobyからは30秒のハンデをもらってスタート。

ハイトが低いのは仕方ないとして、出だしからごっついバランスが悪いのが気になる。しかも、僕自身O脚ということもあり、この艇の形状の関係で、ファイナル付近でふくらはぎがリガーを留めているボルトと干渉するのが気になる。

後発の二人とは明らかに艇速が違うようで、特にQは勢いがあり、グイグイ詰められる。北島橋手前でQに追いつかれ、一気に抜き去られた。しかもなかなかバランスが改善されない。QとNobyはものすごくリラックスしているのに自分だけとんでもないラフコンの中を漕いでいるような感じだった。

ゴリゴリさんには南海電鉄手前で追いつきました。そして、先行するQはなぜかそのまんま迂回せずに直進し、南海橋の撤去工事をしている台船のほうへ漕ぎ進んでいくではないですか。
『オイルフェンスがあるのに何考えてんねん、自爆や』
と後方をちらりと見て、内心思っていたら、台船のさらに北側を通りぬけていったようだ。これには脱帽でございます。というかこの男にはかなわんと思いました。

そして、一定の間隔を保ったままNobyの追撃を凌いでいたのですが、終盤俄然勢いづいてきた彼に、残り2分のところで追いつかれ、抜き去られてしまいました。

タイムは前回とほぼ同じ27分23秒。
しかも、体は温まっているものの、脚先と手が冷たくてたまりませんでした。

下りもゴリゴリさんにハンデを与え、上りと同じく二人から30秒ハンデをもらってスタート。
疲れてはいたものの、体のキレは悪くない。出だしの10本をSR24のパワーローで出て、SR22に落とす。相変わらずバランスは悪いが、上りほどではない。
下りでは、猛烈な勢いで二人に詰められたので、SRを23に上げて対応した。SR22で自分のテクでは歯が立たない。
最初の4分ぐらいはNobyが2艇身ほど先行していたが、ほどなく逆転して8分を越えたところで早くもQに追いつかれた。

そして、南海電鉄付近でNobyに追いつかれてしまった。
でも、彼はそこからグイグイ引き離すという感じではなかったので、大きく漕いで食らいついていった。すると、逆にこちらがリードしだし、3艇身ほどの差を付けることができた。しかし、そこから開く感じはなく、河西橋から下の地獄のロウイングの始まりとなった。

NobyのSRに合わせて漕いでいるうちに再び詰められ、こちらのミスもあり横並びに近い状態で紀ノ川大橋を通過。こうなればUTとか関係なしに逃げ切らなければということで、彼には悪いが掟破りのSR上げ。
20分を超えたところでSRを26に上げ、ラスト1分は27。
2艇身ほど差を付けて逃げ切りました。(負けずぎらいなもんで・・・すんません)
ハンデの分を差し引けば大差で負けたことになりますが・・・。

そして練習後、Qから受けた指摘は、
『ファイナルからフォワードにかけて、もっとリラックスすること、ラッシュ気味』
的確なアドバイスに感謝します。特に今日はハイトが低く窮屈だったのでその傾向が強く出たと思います。『今度はケーキでも持っていきますわ』

人数が多いということは刺激になっていいですね。
でも寒さはいただけないな・・・