鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

処暑の頃【二十四節季】

2011年08月23日 | 日記
押忍!
雲のダンナ@須磨・神戸です。

お盆は明け、全国高校野球も終わり先週後半あたりからほんの少しだけ涼しさが
戻ってきた感がありますが今日から処暑にあたります。

二十四節季の処暑はこの頃から厳しかった暑さもやっと一息をつくという意味で萩
の花が咲きはじめ、朝夕はそろそろ心地よい涼風が吹き始めます。
町に出ると道路沿いにはサルスベリの花がまだまだ元気で咲き、ササユリも白い
花をたくさん咲かせ、ムクゲ、フヨウも勢いよく花を咲かせています。

すでに鹿沢高原などでは陰に入るとぐっと涼しさを覚えたり、朝晩には涼しさを超え,
冷たさを感じたり、花の種類も夏バージョンはすでに盛りを過ぎ、秋を彩る青を基調
とした花々が主役になるなど秋の気配をあちこちで垣間見ることが多いでしょうね。

山々ではこのように気温や太陽の位置や強さから季節を感じて秋バージョンにあわ
せつつあるようですが人間の方は中々そうはいかず、暦の上ではなんて頭で理解
していても実際には体の方が夏の暑さですっかりバテて弱っており、そこに残暑が
追い討ちをかける時期ですので十分に気をつけないとなりませんね。

今年も残暑が残りそうな予報ですが日の向きは次第に南に向かって移動していきま
すのでそんなのを見ながら季節の変わり目を感じるのはいかがですか。
山や高原に避暑に行っている赤トンボもやがて里に下りてくることでしょう。


【この頃によく歌われる唄】

    「赤とんぼ」

三木露風作詞・山田耕筰作曲

夕焼小焼の、赤とんぼ
負われて見たのは、いつの日か

山の畑の、桑の実を
小籠に摘んだは、まぼろしか

十五で姐やは、嫁に行き
お里のたよりも、絶えはてた

夕焼小焼の、赤とんぼ
とまっているよ、竿の先

では、では。
コメント
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