鹿沢・万座パークボランティアだより

鹿沢・万座パークボランティアより皆様へ自然情報等をお届けします。

烏帽子浅間火山群を一望する篭の塔

2019年07月31日 | その他
8/11池の平篭の塔(山の日、上信越高原国立公園70周年を記念)が実施される。
現在、参加者を募集している。
篭の塔を別の角度(1)から見ると、烏帽子浅間火山群を一望するという素晴らし所でもある。


およそ100万年前に活動を始めた烏帽子火山、40万年程前に終息する。
それほど時間をおかず、湯ノ丸溶岩ドーム、三方ヶ峰火山(池の平)、高峰火山(およそ30万年まえ)が出現する。




20万年弱の時間を開け、水の塔成層火山(およそ13万年前)、黒斑成層火山(およそ10万年前)が出現する。


(信州大 高橋庚先生の論文から引用)
火山フロントの屈曲点に立ち、火山群を見ると、自分には、尽きせぬ興味が沸き立つ。

さらにもう一つの角度(2)からみると
篭の塔は加護の塔でもあり、角間山は別名小在家山(こざいけやま)、高峰は現在も巫女さんが舞う。
浅間山(前掛火山)はご神体として信仰の対象でもある。
山岳信仰の色合いを強く残す。
未解明の部分が多いけれど、人間の内面をまた見せてくれる。

異なる視点からの篭の塔です。
(投稿:ワイルド三太)



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