土曜日の朝、バスで岡山市郊外のホテルに向かい、ある参議院議員の新春祝賀会に出席した。衆参国会議員、県知事、県議会議員、県下の各市長や市議会議員が壇上に顔を揃えて、例年同様、新春祝賀会は盛会だった。祝賀会らしく政財界がこぞってアベノミクスと地方創生の明るい展望の発言が多かった。今年は日本全体がいい一年であってほしい。
その後、ノートルダム清心女子大まで歩いた。岡山・生と死を考える会の例会で清心女子大学の高木孝子学長が講演されることを新聞記事で読み、新春祝賀会に出かけたついでに講演を聴くことにした。
西川緑道公園を経て岡山駅の操車場の歩道橋を渡り、講演会会場のノートルダム清心女子大Caritas Hallに到着した。
高木孝子学長の『今、問われている心の教育』と題する講演は、色々と考えさせられた。心の拠り所、居場所を見つけられずに苦悶する若者に寄り添い、相手を大事に思っている温かい思いを伝えることは簡単なようで簡単ではない。対象が神であれ何であれ、信ずるものを持つことができれば、人はなんとか生きていけれる。
命には限りがあるけど、心は永遠に残る。心の問題は奥が深くて複雑で不可解な永遠のテーマだ。
夕方、二家族の弔問があり、宅配便のお届けものもあった。ありがたいことだ。カミさんに手を合わせて報告した。