風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

神戸の復興 

2015-01-16 | Weblog


 ラジオ深夜便「明日へのことば」で「震災体験から在日フランス人の生活をサポート」と題して、フランス人の主婦で杉並区の災害緊急連絡網責任者の蔭山フロホンスさんの話を聴く。20年前、阪神淡路大震災を芦屋で体験され、その経験をもとに今も精力的にボランティア活動をされている。話を伺っていると国籍の違いをまったく感じなかった。人に対する思い、助け合う心に国境なんて関係ないと、しみじみ思う。
 それにしても月日の経つのは早いものだ。あの大震災から早20年が経った。20年前、テレビから流れる第一報の映像は、神戸の町はいたるところで火の手と煙があがり、まるで戦場みたいで戦慄を覚えた。今では神戸はすっかり復興を果たし、あの惨状が嘘のようだ。東北も20年後にそう思えるように一日でも早い復興を願わずにはいられない。