今朝は寒かった。ラジオ深夜便「明日へのことば」を聴き終わって、5時前に一階の居間に下りると室温は5℃。今日も寒い一日になりそうだ。
昨日の日経新聞にアジアの若者が3年以内に買いたい製品、利用したいサービスについてアンケート調査結果が載っていた。次第に豊かになってきたアジア諸国で、モノからコトへ、所有するモノから旅行・スポーツジムなど何かをするコトへ移ってきたことがアンケート結果から見て取れる。
日本を除くアジア諸国の多くの若者が買いたい製品としてランクインしている車が、日本だけ上位5位から消えている。日本の若者に車離れが起きていることは、うちの会社の若い人たちを見ても同じだ。多くの若者にとって運搬具にすぎない車の魅力は薄い。軽四で十分、ほどほどに走る経済的な車であれば何でもいい。必要なければ持たなくても平気。
かつて流行ったキャッチコピー「いつかはクラウン」なんて上昇志向の夢を車に対して抱いてはいないし、これから先も変わることはないだろう。それよりも最新のスマートフォンやタブレットPCというわけだ。少子高齢化に伴い、モノが売れない時代に入り、花形産業や産業構造が緩やかに変化している。