ハロウィーン

　今日はハロウィーンとかで、ここ数年なのか、都会では仮装大会で盛り上がっているとかびっくりです。もともとはヨーロッパ発祥の秋の収穫祭で悪霊を追い出すお祭りだったようです。それがアメリカにいって(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ！)となって、日本に着いたら馬鹿げた仮装行列に
　どうして日本人は騙されやすいのでしょうか。
　騙されているというのは、(ハロウィーンを、バレンタインデーみたいにしたい)という仕掛け人の思惑にまんまと引っ掛かっていると思うからです。その仕掛け人がどこかにいるのです、今ごろは酒でも飲んでほくそ笑んでいるはずです。皆さん、騙されているのです。本当は今日なのに土曜日の夜に騒いだり、歩行者天国にしたり、ごみ散らかしたり･･･馬鹿げていると思いませんか。
　孫ムスメ②の保育園は真言宗お寺さんの経営ですが、ハロウィーンをした！といって喜んで帰ってきました。
　寛大な日本人の宗教観です。お寺さんすらハロウィーンです。
　
　いま、日本でも秋の収穫がほぼ終わって収穫のお祝いの時期です。山江でも４日が祭りのようです。ところがそっちはウッチョイてハロウィーンとは何事だ！といいたいのです。ズーッと繋げてきた(十五夜の綱引き)はウッチョイてハロウィーンなのです。
　ハロウィーンやクリスマスやバレンタインデーがいけないとは云いませんが、ウッチョキかたが気にくわんのです。“モグラ打ち”も“盆踊り”もしよいと云っているのです。
　日本人の心は広いです、過去にも和漢したり和洋折衷したりと‘mix’することが好きな日本人です。mixして日本化することができる国民性があります。でも、芯の心は無くさなかったと思っています。
　テレビニュースでハロウィーンの仮装を見ていたら日本人としてのココロすら抜けきっているように思われて仕方ありませんでした。罪滅ぼしに近くである秋祭りのとき、神社・お寺にお賽銭持ってお詣りにいけばです。

　私も仕方なく１日限定でハロウィーンのテンプレートにします。

　今日の天気()

　　　　　　　　　　　

10月30日

　今日は10月30日・・10月も明日まで・・早いですね。台風一過か天気はよかったのですが風があってヒヤリとしました。予報では明朝は冷え込んでも‘霜注意報’もでました。東京では木枯らし1号が吹いたとのこと、もう冬がそこまでやって来ているようです。

　ニュースでＮikonが中国の工場撤退･･･コンパクトデジカメも生産止めるとか、いうのがあっていました。写真が好きな私にとっては残念なニュースでした。このブログの写真でもＮikonのカメラが大活躍でした。最近はあんまり使っていません。いつもはOLYMPUSとスマホになってしまいました。スマホのカメラ機能がよくなったのでコンパクトデジカメが売れなくなるはずです。(普通に写すにであれば)フィルムカメラからデジタルカメラ･･･そしてスマホのカメラで間に合うようになってしまいました。世の中のニーズの早さにはついていけないですね。

　(今日の仏さま)は写真の｢木造地蔵菩薩半跏像｣です。台座背面に｢･･･文禄元年庚三月廿七日｣と書かれています。1592年です。この仏さまは厨子に入っておられます。その厨子の屋根裏にも墨書銘があって永正9年(1512年)と書かれています。この地蔵さんにはちょっと窮屈な厨子です。厨子ができてそのあとに地蔵さんを作ることはないと思います。80年の差があります。それと厨子の墨書には｢奉造立□□明王･･･永正癸申閏四月廿四日｣とあります。□□明王が読めなくなっていますが、私の予想では厨子と地蔵さんは途中でセットになったのではないかなあと思っています。
　はじめに作られたことと違っていることが多々あります。あとはもう予想するしかありません。それも想像力たくましくです。地蔵さんと厨子には墨書してあるので大助かりです、素人の私にも予想することができました。山江には地蔵さんは数多く見られます。

　今日の天気(＆)

　　　　　　

今日も

　今日も“鹿児島空港”に行ってきました。長男のお迎えにです。
台風の影響で飛行機がどうなるか心配でしたが、よく考えれば飛行機は台風の上を飛んできます。離陸と着陸するときだけ、天候が荒れていない限り大丈夫なはずです。羽田発１４時・・・鹿児島がちょっと遅れて１６時１５分くらいでした。ちゃんと帰ってきました。

　昼まで資料館にいて、それから出かけました。今日も大口経由でゆっくりと行きました。今日は菱刈に‘郷土資料館’があると聞いていたので立ち寄っていこうと目指したのですが、行き着きませんでした。ナビでもよく分かりませんでした。またの機会にすることにしました。
　したがって３時頃には空港に着いたので、仕方なく、３階の展望デッキに行って飛行機の離発着を見ていました。普段はそんな余裕がないのでいい見学ができました。孫も連れてくればよかったのにと思いました。台風の影響か、欠航便があったり、遅れる飛行機が多かったです。それにしても、着いたらすぐに燃料をいれたりしての準備をして、飛んでいきます。すごいなと思いながら見ていました。

　まだ時間があったので写真の“足湯”に浸ってきました。多くの人が足湯していました。写真の右前の女の人、写真には見えませんが私の左には女性３人、みんな仲良く❓混浴してきました。１０分くらい長湯しましたが気持ちよかったです。
　
　わが家の長男さんは(運慶)を見てきたそうです。私も見たかったです。
　今、山江では“大圓”や“慧麟”作の仏さまが見れますよ！

　今日の天気(　台風２２号)

　　　　　　　　

講演会

　今日は講演会を２つこなしました。
　１つめは“花まる学園大学”です。歴史学講座の２回目は県立図書館のaokiさんでした。｢西南戦争140年～人吉・球磨攻防戦について｣でした。図書館で歴史資料を調査管理しておられるそうです。今後、山江にも役立ちそうでしたのでキチンと挨拶しておきました。10時からなのに10分くらい前に‘前置き’と言って語りはじめられました。休憩なしで2時間、冗談交じりで飽きさせない話しでした。情報をいっぱい持っていて→それを整理して“話す”と相手によく伝わるものだと感じました。

　2つめは“やまえのほとけ展”の講演会です。この講演会は主催者側ですのでヤキモキしました。事前申し込み方式にしていたのですが昨日段階で5名ほど。したがって昨日の準備では20名分の机椅子の会場にしました。ところが午前中の花まる学園会場で(申し込んでいなかったが行っていいのか)という人が何人かおられました。そこで急いで山江に帰って30人会場に設定し直しました。２時開会でしたが直前に机椅子を追加して最終的に４０名ほどの参加になりました。たくさん来てもらってよかったです。
　先日、大口に立ちよってＣＭしたら伊佐市から５名参加してもらいました。また、繋がりもできてよかったです。
　講師の話しはちょっとちょっとでした。演題が｢高寺院の毘沙門天像と人吉球磨の毘沙門天像｣でした。もう少し具体的な内容を期待していたのでちょっと残念でした。

　1日に２つもの講演会に参加したのでちょっと賢くなったかもしれません。

　今日の天気()台風２２号が心配です。

　　　　　

今日の仏さま

　今日は２つの病院を廻って薬もらい！でした。２つの病院で午前中はお終い、２つの病院に行って薬までもらうと💰お金もウンとかかりました。年金生活者にとっては痛い出費です。

　(今日の仏さま)はちょっと休憩していたので久しぶりにです。“仏さま”というよりも｢銘文｣のことを。銘文とは仏像の由来等をある部分に墨書したり彫刻したりする文章のことです。ある部分とは、仏像の台座、光背、胎内などに書かれています。墨書(墨書き)が多いようです。
　墨書で書かれているとその仏像が作られた由来、時期、作者などを知る手がかりになります。

　　　　

　この銘文は｢大圓　自作｣と書かれています。高寺院に安置されている(木造地蔵菩薩立像)です。この銘文は仏像の台座底に書かれています。胎内にも｢文政二年｣などと書かれていて、この地蔵菩薩像が(大圓)さんによって文政2年(1819)に作られたことがわかるのです。“大圓”さんが作られた仏像は人吉球磨に多く残されています。高寺院には他に仏像１体，面1面に“大圓”と書かれたものが残されています。
　“大圓”さんのように自分の名前を書いてもらっていると、後世の私たちにはとても助かります。
　このように銘文が書かれてある仏像が今回の展示仏には多く見られます。いつも登場しているポスターの十一面観音菩薩立像の台座の後ろには長文の銘文が見られます。残念ながら今は全文を読み取ることは不可能になっています。私たちの目ではです、科学の目で見ると全文判読が可能になるはずです。
　このような視点からも仏像を見るのは楽しいことです。

　今日の天気(　→小　台風の針路が心配です)

　　明日　10月28日　午後２時～　大倉隆二さんの講演会･･･毘沙門天像の話しです。
　　　　　　　　山江村農村改善センター　　無料です。

　　　　　　　　

今日のこと 10月26日

　今日はいろいろありました。
　
　長男が鹿児島空港から東京に遊び❓に行ったので空港まで送っていきました。帰りは高速代が勿体ないので下道で。今日は大口廻っていこうとヒョイと思いました。大口の手前で(あ！大口には資料館があった→寄っていこう)と思いました。｢大口歴史民俗鉄道資料館｣とありました。山江のよりもちょっと古い施設のようでした。～たぶんにあまり来館者もない～ような雰囲気でした。館員の女性の方が来られて説明してもらいました。｢堀之内良眼房｣という江戸時代に活躍された方の特別展示資料展があっていました。初めて聴く人のことだったので熱心に聞いていたらいろんな資料もいただきました。ついでに“やまえのほとけ展”のこともちゃんとコマーシャルしてきました。
　空港から大口まで1時間、大口から我が家まで40分でした。

　昼からは(文化財研修会)に多良木に保護委員さんといっしょに出かけました。いろいろと考えながら講演を聞いていました。

　今日はドラフト会議でした。淸宮をはじめ、いろんな注目選手がいたのか、夕方には生中継まであっていました。自分では選ぶ権利がない･･･奇妙なる制度･･･まさしく競り市です。クジ引き市かな。テレビで見る限りでは選ばれた方も納得していて(諦めていてかも)いるような感じもしました。指名された人も指名されなかった人も“イヤーな10月26日”になったのではないでしょうか。でも何か納得しづらいやり方だなぁと思いました。

　今日の天気()　今朝も霧でした、えびのも霧でいっぱいでした。

　　　　　　

山口に

　今日は朝から(山口)に行ってきました。あの山口ではなく万江の奥の(山口)です。写真家のhamada氏が日本遺産に追加された｢相良氏関連古道｣の写真撮影をするというので案内したのです。“古道”なので今は使われていない道路です、熊野古道のように‘石畳’でもあればサマになるのでしょうが“これぞ”というところは“ない”といったほうがいい古道です。
　あえて、ということで山口に行ってみたのです。(番所跡)にも行きましたが、それらしきものはありません。今日の写真のような光景が(私が知る限り)精いっぱいの“古道”です。谷川筋を上っていく道です。
　この道をちょっと行くと→山口番所→それから肥後峠と榎峠に分かれる道があるそうです。どちらも八代市坂本に抜ける道です。｢殿さん道｣と呼ばれています。草鞋ばきで、よくこんな道を通って峠越えしたものです、感心です。

　　　　　　　　

　上の写真のようにしてhamada氏は写真を撮っていました。さすがプロのカメラマンです。彼の高価レンズを借りて私も撮りました。村の文化祭出品用の写真用にと思ってです。
　９時に資料館を出て昼ちょっと前に帰り着きました。たぶん彼にとっては1枚いいのがあれば🙆OKなのでしょう。

　ちょっと選挙結果のことを。風に乗るということがあります。今回で2度目の風に乗った人がいます。ダレとは云えませんが凄いことだと思います。政治家としての力は別として、風に乗れるということは“ついている政治家さん”だなあと思いました。

　今日の天気(　朝の霧が深かったのはこの冬初めて)

　　　　　　

寒い！

　台風一過！おかげで寒さがやってきました。北海道では台風の後に雪だとか、季節はずれの到来物(台風)で迷惑なことです。でも冬はそこら辺に来ているようです、準備は怠りなくです。
　
　昨日のこと、300円を２回使いました。１度め(玄米→白米)の精米に300円･･･近くのコイン精米機に行きました。30kgは私にはとても重たくなりました。2度めは車の洗車に300円･･･
最近の雨と先日、山田小の運動場に入ったのでめちゃくちゃ汚れていました。いつもはわが家で洗うのですが５年ぶりくらいに洗車場に行きました。昨日は600円も使ってしまいました。
　　　　　
　　　　　　　　　

　上の写真は、(やまえのほとけ展)に展示してある仏像です。十王像の一つです。十王とは、私どもが死んだら地獄の入り口で審判される・いわゆる裁判官さんです。死んでから7日目(初七日)、14日目(ニ七日)･･･49日目･･･百か日･･･１周忌、３回忌と１０回も裁かれるのです。この十王さまでよく知られているのが３５日目に審判される“閻魔王”です。
　ところがこの十王像が何故かしら１１体あったのです。１体多すぎでは？と思っていたのです。不思議で分からなかったのですが、昨夜、本を読んでいたら【これか】と思ったのです。写真の仏さまです、おっぱいがあるのです、女性は十王ではないはずと思っていたら、この人？は｢脱衣婆｣(だつえば)という十王さんの配下の人ではと思われるです。脱衣婆は｢三途の川の渡し賃である六文銭を持たずにやって来た死者の衣服をはぎ取る老婆の鬼｣です。その服を木に懸ける｢懸衣翁｣(けんえおう)という老爺とペアです。ネットで見た脱衣婆と同じ姿でした。今度、専門家の方に尋ねてみます。
　仏教という宗教を通して中国や朝鮮半島の影響を受けながら日本化していった｢仏像｣が、また田舎化しているのが見受けられるのです。見れば見ほど味わいがあります、御一見を！死ぬときは６文銭を忘れぬように！(６０円でいいのかな)
　今日は熊本からご夫婦で見に来られました。田舎の仏さまに感動して帰られました。

　今日の天気(一時)


　　10月２８日(土)１４：００～１５：３０(予定)
　　　　｢高寺院の毘沙門天像と人吉球磨の毘沙門天像｣(講師：大倉隆二さん)の講演会をします。是非、どうぞ！
　　申し込みは山江村教育委員会(０９６６－２３－３６０４)に電話か、私にどうぞ。

　　　　　　　

選挙について

　選挙が終わりました。結果的には今朝の新聞見出し｢自公三分の二確保｣のような結果でした。今日は私なりの感想コメントを。

〇　この選挙期間中に小選挙区２人の候補者に一度も出会いませんでした。２人とも出身が地元：人吉球磨ですので、それ以外の地域に力を注がれたからかもしれません。結論は４区の範囲が広すぎるからです。
　このことが今回の区割り変更によって、さらに都会偏重の(都会ファースト主義)の台頭そのものなってしまったということです。
　熊本４区の面積は約3800㎢です。東京1区は30㎢くらいです。(もっと狭い選挙区があるはずです、熊本1区も狭いです)このことは明らかに｢違憲状態｣です。憲法１４条の“法の下に平等”に抵触していると私は思います。
　よく云われる“１票の格差”とは、(議員一人あたりの有権者数)のことです。私が云っているのは(議員一人あたりの選挙区面積)も問題にすべきだと云うことです。3800㎢もあると演説・主張も聞けないのです。声が聞けない、聞いてもらえない、のです。30㎢だと1日に何回も回ることができるはずです。このような違憲状態が続くと田舎の私どもの意見は封殺されてしまうはずです。
　そこで提案です。もし１票の格差をなくすためといわれるのならば田舎を区割り変更して議員の数を減らすのではなく、都会の選挙区の数を増やせばいいのです。国会議員の数を減すのではなく増やすのです。ただし、国会議員にかかる必要経費は同じ。したがって１人あたりの(いわゆる)給与は減る→まさしく実を切る改革です。
　田舎の区割り変更：議員減は実を切るではなくして、田舎を切る改革だったのです。私たちは騙されているのです。もう騙されません、来年❓、解散があったら(田舎の未来党)か(田んぼファーストの会)かなにか作って都会と戦いませんか。田舎が消滅する前に立ち上がるべきです。頑張ろう！です。
　
(参考)憲法14条　　｢すべて国民は、法の下に平等であって、人種･･･門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。｣
　※人種から門地までの中に｢田舎｣という言葉はありませんが(田舎を馬鹿にしてはいけない)という意味合いは含まれていると思います。

　今日の天気(時々)

　　　　　
　　　　

台風と選挙と

　台風は人吉からはずっと離れたところを通ったのでたいしたことはありませんでした。それでも一日中の雨になりました。夕方前が最接近だったのか、その頃は風が吹いていました。関東に向かっているようですが大きな被害が出なければよいのですが。

　今日は昨日始まった(人吉球磨総合美展)を見にいきました。毎年、見にいっているのですが、美的才能がないものにとっては“上手だな”と思うばかりです。特に絵はいいなと思います。習ってでも書きたいという気持ちはありますがムリムリ！と身体が反応してくれません。写真を見ましたが、あんまり好きなのはありませんでした。私もそうですがデジタルカメラになって‘ダレでも’撮れるので‘よくない’ようです。目録の審査講評にも｢デジタル時代に入って、安易にシャッターを切り、表現意図がハッキリしない作品が目立ちました｣とありました。ド素人の私にもそう思えました。写真部門はデジタルカメラはダメ！とした方がいいような気がしました。フィルムカメラだと技が必要だからです。

　昼から資料館に行ってみました。土日はシルバー人材センターの方にお願いしてあります。受付業務だけなので説明はちょっと難しいです。午後から雨模様も小雨になったからか、１５名来館してもらいました。おかげでいろんな人とお喋りすることができました。山江村内の方はあんまり来られなくてほとんどが村外の方です。新聞を見てという方が多いです。私が知らないことを質問されるので困ってしまいます。でも愉しいです。
　資料館から帰ってから投票に行ってきました。

　選挙のことはちょっと頭にきていることもあるので明日にでも。

　今日の天気(　台風２１号)