言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

2月が逃げて

2021年02月28日 | 日記

 2月は今日でお終い、28日しかないことだけではなく歳がいっているからなのか(2月はあっという間に)終わってしまった感があります。それでもアレヤコレヤとこなしているうちに2月は過ぎ去ったような気がします。70歳を過ぎてまだまだやること山積なことがいいのかもしれません。それにしてもいろいろと手を出しすぎていることには反省はしているのです。明日からの3月も年度の終わりなので、いろいろと予定は詰まっています。よいことだろうと思って前向きに過ごしたいものです。

 来週は岩野小6年生の子どもたちと郷土の歴史学習活動です。岩野霧島神社と猫寺を中心に一緒に学びたいと思っています。それまでに私も学び直しをして準備したいと思っています。

        

 「鬼」のことです。鬼に関する云い伝えと鬼面に興味を持っています。鬼は人間の反対概念の存在なはずです、しかし、人間に慈悲深い鬼や人にこき使われる鬼もいます、恐ろしいというイメージの鬼の反対意味合いもあるのです。人間の都合のよいように造られた鬼のことや(人吉球磨の鬼)のことを調べてみようと思っています。またまた新たなることに手を出して首を絞めようとしているようです。私の悪い癖のはじまりです。そうと意識しながら、明日からの(去るの3月)も頑張りたいものです。

 今日の天気(


裏の裏の裏・・

2021年02月27日 | 日記

      

 ニュースを見ていると何かしら疑問に思うことが多々あります。最近では総務省お偉いさんの接待疑惑・・7万円の接待費などは驚きのことです。接待の場で云わなかった発言・・が・・テープが出てきて・・バレましたに訂正・・そして懲戒処分。またもやの事件です。まだ国会の場で追及の場があるのでしょうか。「悪」は是非に問いただしたいものです。

 私の単純な疑問は(なぜ、テープが存在していたのか)です。盗聴はOKなのか、悪を知るためには(良し)とされているのか、ということです。たいへん難しいことだとは思うのですが、何でもありのやり方になったらかえって怖いことになるのではないでしょうか。(悪)は根絶しなければならないです。しかし、そのために方法を選ばずでは、戦前の特高警察を連想させるのですが。

 もう一つは、出どころは“週刊誌”・・報道の自由はあったとしても、“売れるためには”何でもありではなかったのかということです。テレビニュースも人の興味がある芸能ニュースが主になっているチャンネルもあります。 人が生きるために役立つ情報=ニュースを期待しているのですが・・芸能人の不倫騒動は無益なることだと思っています。別に知らなくてもかまいません。私はもっと進化した報道を期待しているのです。生活に密着した情報です。

 国会で質問する人や答える人の話を聞いていてウンザリしています。裏の裏・・もっと裏、人を信用しない世の中に成り下がっているようです、この国は。残念。

 今日の天気(


久しぶりに

2021年02月26日 | 日記

 午後から下球磨地区の校長先生がたに“文化財”のことで話をする機会がありました。先週に引き続いての機会をいただきました。今日は資料館を見てもらいました。先週は写真を見ながら・・今日は実物でしたので説明もしやすかったです。まだ被災した神仏像も資料館に残っているので実際に見てもらいながら話をすることができました。写真だけよりも⇒実物を⇒それよりも現場で、が一番理解してもらうのにいいのかもしれません。今日は直に見てもらったのでよかったです。

     

 先週、相良南小学校のお宝が校長室に!という話をしました。そうしたら、そのお宝を持って来てもらって見てもらいました。私も15年ぶりくらいで見ることができました。そして少し思い起こすこともできました。当時の学芸員さんに聞いてもらって取扱事項をメモして保管箱の中に入れておきました。久しぶりに(昭和天皇の産着)(秩父宮)と(三笠宮)両殿下の産着等を見ることができました。まさしく南小のお宝です。

 11名中9名の校長先生方参加されましたが、いつも気をつかわれている職業なので一時(ひととき)の間ゆっくりしてもらって“文化財”に浸ってもらいました。

 今日は(これまた)久しぶりの雨・・花粉が流れさってくれたようでちょっと楽な一日でした。

 今日の天気(


終活の時代に

2021年02月25日 | 日記

     

 地域での“終活”のことを。

 ずっと昔から伝わってきたことが、いま廃れようとしています。少子高齢化と過疎化が主たる原因のようです。田舎の哀れさのひとつです。

 今日もそんな出来事がありました。山田の中心地の“味園”地区の「お伊勢講」が閉じられて、集落で祀られていた掛け軸が資料館に持ち込まれました。地域でこの講を終活するに当たって、これまで大事に祭ってきた掛け軸等をどうするか⇒青井神社に、ということだったようです。そのことを聞いたので(ちょっと待って)、それならば(資料館に)というお願いをしました。資料館に(人々の信仰の歴史)として展示しようと思っているからです。すでに閉じられている‘一丸地区’のものも預かっています。もう終わってしまっていて最後だった家に残されているということも聞いています。

 何事にも“終わり”はやってきます。しかし、長いこと続けられてきたことは何らかの形で残しておくべきだろうと思っています。幸いなことに山江村には‘歴史民俗資料館’があります。資料館はそのような役目をも持っていると思っています。どこかに葬られるのではなく保存していくべきだと思っています。今日は区長さんが持参してこられました。そのうちに(山江村のお伊勢講)コーナーをつくって、その歴史を多くの方に見てもらおうと思っています。味園の掛け軸は裏打ちされて修復がされていたものです。いつの頃のものか分かりませんが大切に保管しようと思っています。そんな地域の行事の終活が行われました。

 今日の天気(


鬼のこと

2021年02月24日 | 日記

   

 私が住んでいるところは(鬼木町)です。どうして「鬼」の字がついているのか?ずっと不思議に思っていました。江戸時代前の古文書には(鬼木)とも(苧煮木)とも記されています。私も「鬼」ではなく「苧」だろうと思っています。新潟県三条市にも「鬼木」という地名があって、古来、苧の産地で“苧煮・苧挽きの忙しさを地獄絵に例えて「おにぎ」といった”そうです。たぶん、三条の鬼木と同じようにつけられた地名ではないでしょうか。「苧」とは「麻」のことです。

 しかし、なぜ「鬼木}なのか、なぜ「鬼」の字が使われているのか、不思議に思って「鬼」のことを調べることにしました。ネットで古本を探して『鬼のことわざ』を買い求めました。ネットだと内容もよく分からずに買い求めることがあります。今回も、まさしく(鬼のことわざ)のことでした。(鬼の首を取ったよう)(鬼衣)(鬼味噌)などです。全く知らなかったことわざばかりだったので、とても面白く読むことができました。それにしても「鬼」の不思議さ、人とのつながりも含めて興味津々なことです。また、私の悪い癖でしばらく「鬼」のことを追っかけてみます。そしてそのことを紹介します。

今日の天気(


2月23日

2021年02月23日 | 日記

   

 

   大畑・上田代公民館です、火の見櫓が取り付けられていて珍しかったです

 今日は(天皇誕生日)で“祝日”・・休みとはいえ年休生活者には毎日が祝日のようなもので・・かえって家族のために時間を取られることが多くなっています。孫ムスコはサッカーの練習で大津高校へ→高校生と練習試合→コテンパだったそうです・・母親が引率、父親は仕事・・カミさんは介護で上村へ・・したがって私が小2の孫ムスメ②の守り、孫ムスメ①が部活(学校まで送り迎え)  ⇒ そんな日になった天皇誕生日でした。天皇陛下も62歳だとか、もっと若く思っていたのでビックリでした。

 子守りの合間に“街路灯”の点検に、漏れていた6ヶ所です、1ヶ所だけは地図には記入してあるのですが実在してありませんでした?? (いちおう)総てを点検し終えました、九電に電柱番号等の確認をして一覧表(データ化)にしようと思っています。それからLED化に向けて取り組もうと思っています。

 夕方前に五木のkinoくんがやってきました。「五木庄屋元文書」を報告書にまとめたものをわざわざ持参してくれました。この古文書はいわゆる“襖の下張り”に利用されていたものを、今は亡きogoさんが見出してコツコツと読まれたものです。亡くなられた後は他の人たちによって引き継がれ、このほど報告書にまとめられたようです。たいへんな努力の跡が見受けられました、興味をもって読もうと思っています。ふつうの古文書解読書とは違って‘読み下し文’も付けられて私どもでも読みやすく編集されています。いい報告になっています。

 今日の天気( メチャクチャ花粉が飛んでいました)


万江谷 屋形へ

2021年02月22日 | 歴史探偵

 午後から屋形へ、屋形で工務店経営のYくん宅へ。じつは7月豪雨で自宅が被災して既に解体して借家住まいです。その借家がume先生の実家です。近い親戚なので借りているとのこと、納屋等を片付けていて、農具等が出てきたので見てほしいといわれて出かけたのです。はじめて見たもので(特許 伊達式製茶焙乾機)と書かれた高さ1mちょっとの道具がありました。製茶は釜炒り茶が主だったと思っていたので、面白いな、調べてみようと思いました。声かけてもらってよかったです、処分は(捨てるのは)簡単なのですが、無くしたものは二度と帰ってきません、資料館でできうる限り保存していきたいと思っています。捨てる前にぜひ声かけてください(古物商人になっていますので)

 帰りに柚木川内のYaさん宅に寄ってきました。自宅庭に写真の庚申塔があるのです。文化財看板を取り付けるのでその承諾を得てきました。ビックリしたのは7月の豪雨で床上1m以上浸水されたとのことでした。まさかと思ったので驚きでした。万江川流域もあちこちと被害があったことを遅かりしですが知ることができました。島田商店も解体されて無くなっていました。

 今日の天気(→一時

   

   柚木河内の庚申塔

     所在地 山江村万江柚木川内

     正保四年(1647年) 高さ117㎝ 幅35㎝

     左右の面に人名、元禄九年の燈籠にも多数の人名がみえる。右の燈籠はいぼの神様として祀られて       います。

 


(続)町内を

2021年02月21日 | 町内会活動

    

 今日も午前1時間、午後から2時間ほど町内をうろついてきました、鬼木町は広いですがちょっと長ひょろいです。午後からは新興住宅地の前平地区を廻りました。昭和の終わり頃からどんどん家が建ったところです。今日も2軒ほど建築中でした。写真のように1ヶ所ずつ確認しながら歩き回っています。この際と思ってきちんと記録して保存しておこうと思っています。調べはほぼ終わりました、あと数か所は確認しなければなりません。

 3月末で任期終了の(くらし見守り相談員)も町内で推薦して社会福祉協議会に報告しなければなりません。町内で4名の人です。前任者4名のうち残留は1名・・残りは交替です。交代される候補者の所へ正式お願いにも回っています。2人の方には快く承諾してもらいました。1名の方からは断られました。気持ちばかりの謝金はありますがボランティアです。なかなか“成り手”がありません。(共助)(近助)の心で支え合う街づくりをしたいのですがなかなか上手くいきません。粘り強くお願いをしながら協力してもらおうと思っています。

 今日もポカポカ陽気でした。町内を自転車で回るのに心地よく感じました。花粉の中を飛び歩いたので目が痒くてたまりません。

 今日の天気(


町内を

2021年02月20日 | 町内会活動

      

     山王神社近くにも2ヶ所防犯灯がありました

 今日は昼前と3時過ぎから町内を廻りました。町内にある防犯灯を見て回ったのです。じつは防犯灯は町内で電気代は負担しています。初めに器具を取り付けたときはどうだったのかの経緯は分からないのですが(たぶん補助金はあってはず)蛍光灯が切れたときは町内で負担して取り換えています。電気代も燈の取替もバカにならないくらいに負担しています。LEDにしたら蛍光燈寿命も電気代も少なくなるはずです。そこでLED化するのに市の補助がないの調べたら・・あったのです・・なぜ今までしてなかったのか不思議に思いました。手続きを聞いたところ(場所)(電柱番号)と写真が必要ということで・・調べはじめました。地図上に設置場所は落としてあるのですがそれ以上の情報は調べてありませんでした。それを調べるためにカメラをもって町内をウロウロとしたのです。105ヶ所あることになっています。午前中は歩いて、昼からは自転車でウロウロしました。

 今日は半分ほど場所の確認と電柱番号と写真撮影を終えました。メモ取ったりしているので不審者に間違われないか心配でしたが、案の定(何かの調査ですか)の質問もありました。しかし歩いていると町内のことでの新発見もありました。歩くとふだん見えないものも知ることができます、小さな祠で木像を見かけました。また、そのうちにしっかりと見に出かけます。

 あと半分ほど残っているので明日に回したいと思っています。今日はポカポカ陽気になって気持ちよく歩いたり自転車に乗ることができました。すっかり春になっていました。

 今日の天気(


2月19日

2021年02月19日 | 日記

     

 今朝は予報どおりにウンと冷え込みました。-3℃ちょっとまで下がったようです。また寒の戻りはあるのでしょうが最後の氷点下であったらと思いました。

 いま私家版の複製本「相良騒動集」を読んでいます。昭和35年発行の私家版の巻頭言には「本書は最初から出版の目的で書いたものではなく、浅学非才の私が興味で収録していたものを同好の友人よりすすめられて、少しく筆を加えて出版し同好の士に贈るものであって・・・」とあります。相良氏は鎌倉時代のはじめに静岡から下ってきて700年間この盆地を統治してきた稀なる大名です。ところがその700年の長い間、いろいろとあったことを抜き出して‘騒動’というテーマでまとめられたものです。その作者は松本起笑さんで、その原本を昭和61年高校図書館の先生たちがワープロ打ち直しして複製本化されたようです。

 原作者を初めにいろんな方のおかげで今私たちはその文書を読めるわけです。しかしせっかくのご苦労もその復刻されたものすら目にすることがなくなっています。その著作物の存在すら知られていないと思われます。そんなことを如何にして繋いでいくかも課題のような気がします。たまたま私が原本(私家版)と複製本も所持しています。中味についてはまた記したいと思っています。何らかの形でお知らせすることで繋いでいけたらと思っています。先人の研究を次世代に、です。

 今日の天気(