６月晦日に

　早いものです、令和３年も半分折り返しです。世の中的には夏のボーナス日・・残念なことに私が辞めてからわが家の公務員は０（ゼロ）・・わが家にはそのおこぼれはなくなっています。

　　　

　昼から資料館に出かけました、水曜日だったのですが“石蔵検討会”が行われたのです。建築家の方がコンサル的に入っておられます。事前準備の段階から来てもらって相談とアドバイスをしてもらっています。いろんな経験しておられるのでそのノウハウは凄いです。しかし、むかしはなかった職種・・いまの役場職員がある意味育たない原因なのかも？と思いながら事前の構想を練っています。写真の出来上がり想像イメージ図を提案されました。私どもは頭の中で“こんな”とは思っていてもイメーズ図があるとそれ以降の更なるイメージが湧いてさらに話が進みます。今日の２時間近くの打合せも前に１歩２歩と進むことができたようです。

　　　　　　　　　

　４時過ぎから“三つ子大明神”の神像さん３体を借りに行ってきました。たぶん４００年以上ぶりにわが家の社を離れられました。「やまえの遺産展Ⅱ」に出品をお願いしたのです。今年の６月に村指定の文化財指定を受けたばかりの神像さんです。土曜日から企画展開催です、まだまだコロナ禍中ですが開催をすることにしました。時間があられたらお出かけください。

　今日の天気（）

 

 

 

 

大畑小へ

　今日は９時集合で（大畑小学校　水生生物調査）でした。大畑小学校は市内では小規模校なので一昨年までは４～６年生での実施でした。今年から５年生に・・そして１５名でした。指導する側としては少なくてやりやすい人数です。大畑小学校は河川にちょっと遠いです、今日も１．２㎞歩いてきたそうです。場所は（小さで川）（赤瀬橋）の下でした。今日、私が興味持ったのは写真の“赤い石”です。かなり目立って多かったです。そして、橋の名です。“赤瀬”・・この赤い石との関連性を感じました。理科の先生ばかりですが‘地学の先生’はいませんが・・“チャートじゃ？”ということでした。むろんここの上流にはもっとあるはずです。調べてみたいな！です。

　

　　　赤い石がゴロゴロです、赤瀬橋です

　　　　　　　　　

　１５名の子どもたち・・がんばってたくさんの水生生物を採集していました。あとの分類する時間が足りないくらいでした。（これは何ですか？）と聞かれるのですが、小さすぎているのもあって分類は私どもにもたいへん難しいです。それでも子どもたちのとって水生生物による身近な川の“きれいさ”を知る方法を経験することはいいことだなと思っています。

　今年の河川調査では去年の豪雨には触れないで！という環境課からのお願いもあっています。しかし、子どもも大人も暴れ川球磨川を“母なる川”としてその恩恵を受けながら暮らしています。また、球磨川と共生するしかないとも思っているはずです。そんな意味でも郷土の川が今日の結果からも“きれいな水”判定がでて子どもたちもニコッとしていました。

　昼ちょっと過ぎまでかかって帰って急いで昼を食べて資料館に出かけました。（今日は火曜日なのです）企画展（やまえの遺産展Ⅱ）の準備です。今回もギリギリかな、小規模資料館のダラシナイところです。

　今日の天気（）

またニュース番組のことを

　　　　　　

　　　　　　　　　葦北　鉄砲隊

　ニュースはよく見ている方です、朝も夕方もチャンネルをアチコチ回しながら見ています。NHKと民放のニュース番組の比較のことです。比較するのは好ましくないことかもしれませんが・・あえて！

　朝（６時ころから７時３０分）はNHKも民放もニュースを見ています。気になることは民放のニュース・・・ドライブレコーダによる車（事故や逆走など）や監視カメラの窃盗事件等がよく見られることです。たぶんすべての映像が“視聴者提供”のものです。いくらかの謝礼はあるのでしょうが。

　NHKでは取材ニュースが目立ちます。国営？放送局なので資金もスタッフも多いことは分かるのですが、その違いは（とても）です。　今朝のNHKでは北陸の（登山縦走ルート）の整備の話題でした。ずっと前からボランティア的に整備されている方たち（グループ）のことでした。追いかけての取材です。今回のも１泊は一緒に行動しての取材だったようです。そんな足でかせいだ情報提供が嬉しいのです。

　ニュースを見て私どもが学ぶことは“先進性”もあると思うのです。他所のことはよく知らないので、他所の人々の創意工夫な取り組みを見たいのです。そんな事例を見ながら‘すごい！’→“私どもにしたい”という風にしたのです。“切磋琢磨”な風潮です。人が伸びていく様子はそこにあるはずです。

　一時的な悦びよりも明日につながるようなニュースの在り方を期待します。

　今日の天気（＆）

　

聞き取り調査

　　　　

　それこそ数年前からです、山江を中心として‘いろんなこと’を“いろんな人”に聞いて回っています。私の悪い癖でテーマをきちんと絞ってではなくて“いろいろ”訊ねています。したがって後から“しまった！”ということ多々です。

　ただし、いま聞きに行けない状況です。“コロナ”です。聞く人はどうしてもお年寄りの方が多いです。人生の先輩の方がいろいろと経験豊富です。コロナが終息しないことには家庭に出向いての聞き取りはできないと思っています。少なくとも私がコロナワクチン接種が済んだら“解禁”かなと思っています。お年寄りなので亡くなられる方がポツポツです。あの人にこんなことを聞いておけばよかった！と反省ばかりです。

　そんな中、最近、長男が古本を買い求めました。１９８５年刊（昭和６０年）の「列島の文化史」という雑誌です。そのなかに、免田出身の考古学者ー乙益重隆先生ーのインタビューがありました。（山の神話）というテーマです。大正３年生まれの方です。先生が聞かれた話、体験したことを語られています。（狐火）（犬神）（焼畑）（ヤマオナゴ）（山の神）（ヤマンモン）などのことです。インタービューで昭和３０年代に入ってから聞かなくなった話だと言っておられます。“農村に近代化”が起きてから聞かなくなったというらしいのです。

　それでも私はまだ残っている話を聞いておこうと思っています。どんどん薄れさられている田舎の出来事をです。「いまなら、まだ間に合うかもしれない」ことがあって、そんことを聞いてこうと思っています。多くの方にコロナワクチンが打たれ渡ることを待っています。

　今日の天気（→）

数の論理って

　　　　　

　日本は民主国家なので多数決で多くのものごとが成り立っています。十分なる議論は必要ですが最終的には“多数”の人の意見でものごとは動いていきます。私が思うにいちばんよい方法かなと思います。〇国のように一党独裁ではそこに住む人たちの自由は失われます。海外からのニュースを見ながらその悲惨さを感じさせられます。私が住んでいるこの国はいいな、と思います。ちょっと過度に自由しすぎるような気もしますが・・。

　最近のコロナ感染者数の数え方です。以前は前日との比較だったようですが、最近は、前週との比較になっているようです。数の増減比較なのでいろんなやり方があるのでしょうが（前の週の金曜日）との比較・・イマイチという気がしながら聞いています。“統計学的”に比較されているのでしょうが、いつも？（アタマひねり）です。街への人出との関連性を持たせると“不要不急の外出”も減るのではないでしょうか。最近は減っているので明日から緩和するというのは如何なものか。まだまだ用心すべきです、もっと長いスパーンで我慢すべきだと思います。そうでないとすぐに再炎上しますよ！

　衆院１０増１０減のことです。“数合わせ”してもダメなのです。国策が田舎無視しているのですから、〇減〇増の繰り返しをしなければならないはずです。国策が“違憲”の原因を作っているのです。そこから改めないと毎年〇減〇増の連続で、そのうち熊本県選出の国会議員は０（ゼロ）になるはずです。都会偏重の国策を改めない限り、毎年（つづく）のことです。

　今日の天気（一時）

６月２５日

　今日も昨日に引き続いて‘水生生物調査’でした。朝８時５０分集合で、中原小学校でした。２日間引き続きで・・やはり疲れました。場所は紅取橋の下でした。去年の豪雨でずいぶんと川の様子は変わっていました。

　　　　　

　今日は午前中だったので日差しはまだそれほどでもなく、紅取橋の真下だったので日陰もあって昨日よりもよかったです。水生生物とは別に初めて聞いたことがありました。写真の橋げた工事されたときのことです、穴を掘ったら‘湯気’がみえたそうです。ここいらの地名を“湯田”とも言っていたようです。ここいら辺は水害常習地で、何度も情景は変わったようです。近くには温泉もあります。たぶん地上近くまで泉源が近づいている所かもしれません。川の中に入っていたら温めの場所があって（湯田）という地名・・それらしく感じました。

　川の生物はずいぶんたくさん見つかっていました。（快適な水環境）と判定できました。

　　　　　　　　　

　午後からは久しぶりに人吉図書館に行ってみました。「山田明細記」なる古文書がマイクロデータ化されていて見せてもらいました。２種類あって１つは知らない存在だったのでデータからコピーさせてもらいました。写真がその１ページめです。読めないのでまたmasudaくんにお願いしようと思っています。

　今日の天気（）

今日はバタバタと

　木曜日でしたので朝から資料館に。来週からの企画展準備のため企画展示室を片付け中です。何かしらどんどん荷物が多くなって片付ける場所が手狭になっています。ちょっと困った状況です。昼までだとあっという間で多くのことができませんでした。

　　　

　　　　　　　　　　

　今日昼までしかいれなかったのは午後から人吉東小学校の水生生物調査があったからです。東小はこれまでは球磨川で行っていたのですが、河川掘削工事中なので今年は山田川に変更して実施でした。交替でメインの講師をしているのですが東小は私の番でした。８６名の子どもたちと多かったので大声出しての説明につかれました。声は大きいというのが私の自慢ですが年取ったのか喉がカラカラになりました。今日の調査場所はイマイチでした、安全面を第一に考えての場所選定ですので“最適場所”は難しいようです。

　夜は町内会役員会でした。コロナ禍での町内会行事の実施（とくに８月の夏祭り）について協議しました。まだまだコロナのこともあって（夏祭り中止）にしました。今年までは我慢かな！です。

　今日の天気（）

ご案内

　　　　　　

　まずは、ご案内から。山江の地名と歴史サークルでは、毎月１の日に「Daio大王 カフェ」と称して、山田大王神社を開けています。無住の神社です、いつもは拝殿も閉めてあってお詣りするときは外からだけです。そこで、１０時頃に拝殿を開けて掃除しています、月１の掃除なのでけっこうたいへんです。中の掃除と外の草むしりが終ったら参加した人でお喋り会です。３時頃まで開けています。

　７月からは拝殿でミニ講演会をすることにしました。郷土の歴史についての講演会を益田啓三さんにお願いしました。快く承諾してくれました。７月１日からシリーズで“相良清兵衛”についての話しです。まずは７月は「相良清兵衛って？」から喋ってもらいます。７月1日（木）　　午後１時３０分～２時３０分（予定）です。時間があられたらお出かけください。

　梅雨明けしたのではないかと思わせるような一日でした。でも南海上には台風も出現したみたいで、やっぱり気候はおかしくなっているのかもしれません。

　今日の天気（）

パーフェクト

　　　　　　　

　　　　　　　　委員会の近くに八幡神社がありました、お詣りしてきました

　今日は“パーフェクトはない”という話題で。昨日、芦北町に村誌編纂のことで研修に出かけました。山江村の村誌は平成４年に自然編、平成１０年に歴史編１がでています、歴史編１は明治に入ったまでの範囲です、２（明治から平成）、それに民俗編などが続編として予定されていました。ところがどういう事情か分かりませんがSTOPしたままでした。

　ずいぶん気になっていた事案でした、やっと重い腰を上げたのが約２年程前・・そしたらコロナで再STOP・・ほとほと困っています。私が考えている村誌２のイメージは（村民の方が読める内容の村誌）です。読まれて（自分たちの村にはこんな歴史があったのだ！）と思ってもらえることです。ところが昨日聞いた話では専門家（学者）の方は“学術”を求められるのだそうです。多くの町村誌は学術誌で分厚くて住民無視の編さんです。

　だから学者さん抜きで編纂しようと“とんでもないことを”目論んでいるのです。自力で、地元民でどうにかならないか＝村民の方に読んでもらえないか・・・村民向けと学術性は相反したことです。どっちにしても完璧（パーフェクト）はないのだから、思い切って村民に向いた編集がよりパーフェクトでは、と思うのです。

　学者さんもコンサルも抜きでのチャレンジ村誌編纂にちょっとだけチャレンジしてみます。

　今日の天気（）

田浦へ

　　　　

　今日は“村誌編纂”のことで芦北町教育委員会へ出かけました。先進取組み地へ出かけての研修です。委員会事務局３名です。芦北町は合併１０周年を記念して「新町史」を作っておられます、先だって昨年１２月にダイジェスト版を発行しておられます。（本誌は来年春に発刊されるようです。）このダイジェスト版を見てこの町での取り組みを聞きたいと思ったのです。

　山江では、①村民に読んでもらえるように。②大学等の専門家に依頼しない。（自力解決したい）と思いながら動きはじめました、ところがコロナと豪雨によってSTOP状態です。そんな状況を打破しようとの研修でした。やはり先行経験者の話しは聞くべきだと思いました。もうちょっと早く聞いてもよかったです。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　県指定文化財もみれました

　ついでに芦北町の社会教育施設（コミュニティセンター）も見学してきました。とてもいい施設を作っておられました。２１９号線を通って往復しました。途中はまだ去年の豪雨の復旧中でした。

　今日の天気（）