３月晦日に

　　　　　
　　　　　　　　　　　資料館横　標準枝です、満開です！

　いよいよ今日で平成３０年度もお終いです。昨日も述べたように‘平成’もいよいよ終りに近くなってきました。明日は新元号の発表・・・どんな元号名になるのでしょうか。人吉新聞ではいろんな人に予想と願いをこめて（新元号を予想）の記事が掲載されています。昨日は五木のkitaharaさんが「天光」と予想？されていました。

　一世一元になってから、「明治」「大正」「昭和」「平成」と変わってきました。じつはこの元号の１字ずつを組み合わせると私のフルネームになるのです。したがってこの８文字は今回は使われないでしょうから、私の名前からは元号の字は消え去りそうです。そこで私の予想は【えい】と読める漢字が使われるのでは、と思っています。「永」「栄」「営」「英」等の（えい）と読む１字が使われそうな気がするのです。あと１文字はわかりません。縁起がよい字との組み合わせだろうと思われます。さーて、明日の昼前の発表が楽しみです。

　春がめっきりそれらしくなったと思いきや、今日は風があって冷たく感じました。予想では明日から‘花冷え’だそうです。そんなにラクには暖かくならないようです。今日の甲子園４試合目と同じです、ベスト４をかけてとなると簡単にはいかないようです、智弁和歌山と明石商業・・・面白いゲームでした。プロ野球よりも面白いです。

　今日の天気（）

３月３０日

　　　　　　

　３月も終わろうとしています。‘平成’は、あと少しありますが、４月１日には‘新元号’が発表されるので、何かしら平成は明日までという雰囲気になるやもしれません。

　司馬／関ヶ原に続いて「悪名の旗」という歴史小説を今日読み終えました。昭和５９年刊、滝口康彦さんが著者です。私が付けた勝手な副題は「豊後の関ヶ原」です。主人公は田原鉊忍という人です。
　（簡単に説明すると）あの黒田如水が大分中津にいて中央では関ヶ原をしている最中に九州を統一？しようとした動きがあったのです。鉊忍はそれにのみ込まれて戦死してしまいました。九州でも家康派と光成派に分かれて・・・関ヶ原前後の豊後におけるいろんな動きを史実をもとにされた小説です。たいへん面白く読むことができました。

　‘関ケ原’といえば、徳川家康と石田三成の（天下分け目）の戦いとして有名ですが、じつは相良さんものこの戦いにノコノコと出かけて行っています。ところが留守中の家来たち～取り残された地方でも‘もう一つの関ヶ原’があっていたのです。歴史は表舞台ばかりではなく、その裏にももっともっといろんな出来事があっていたのです。大それたことですが（相良さんの関ヶ原）はそんな視点から描いてみたいなあと思っているのです。

　今日も春満開の一日でした。ところが陽が当たっているところはポカポカなのですが、日陰にいくとまだヒンヤリとしています。まだまだ空気までは温まっていないのだと思われます。サクラは満開です。

　今日の天気（）

高尾野に

　今日も面白いことが２つ、３つとありました、生きているといろいろとあるものです。

　息子が乗らなくなったバイク（２５０㏄くらいかな）を登録廃棄（ナンバープレート返却）というので代理で行いました。ところがここにもお役所仕事があって　　はじめに電話で市役所に訊ねたら印鑑もって別館２階に！でした。税務課に行ったら、これは県なので瓦屋にある〇〇所に、と云われました。そこでは取り扱いは今年度分は昨日まで、とのことでした。（クルマや単車は４月１日付けで所持していたら税がかかる。）
　瓦屋は単なる取り扱い事務するところ→ホンモノは熊本にある、とのことでした。したがって瓦屋で手続きしたら４千何百円かの手数料発生、熊本に行ったら４００円程度と云われました。頭にきて文句言って手続きせずに帰ってきました。
　おカミは、勝手に税は引くものの、手続きはややっこしいのです。

　　　　　　　　　　

　市役所に行く途中に人吉城歴史館を通ったら樹木の植え替えみたいな作業があっていました。息子が数人のボランティアの人と植え替え作業をしていました。樹木が植えてある泥が悪くて育ちがよくなかったようです、土や肥料を入れ替えて植え直したようです。

　　　　　　　　　　　　

　昼から相良の高尾野という所に仏さまを拝みにいきました。１０数軒の集落ですが３つもお堂があるというのを聞きました。２つは見てきたのですが１つは見つけられませんでした。私が行った２つは仏堂でした。地蔵さんと薬師さん、たぶんあと１つは山神堂ではないかなと勝手に思って帰ってきました。
　本当にこの地方は神、ほとけの坐す処だなと思いました。

　今日の天気（）
　

満開に

　　　　　　

　今日、資料館に行ったら資料館横のソメイヨシノ標準木は満開になっていました。最近の暖かさの連続で一気に咲き誇ったのだと思います。この土日曜日は‘花見’で賑わうことでしょう。しかし、ソメイヨシノは蕾のときと同じくらいのピンクが濃いともっときれいなのに、もったいないと思うのは贅沢なことでしょうか。

　昨日のことです、公安委員会からハガキが１枚届きました。（なんだろう）と思って中を開いたところ「高齢者講習通知書」とありました。高齢になると、そのような講習があることは知ってはいましたが、現実を突きつけられてビックリでした。９月が誕生日なので運転免許更新です。ちょうど７０なので→高齢者講習をしなければならないのだそうです。まあ、致し方ないかと思って中味を見たら金が要る（５１００円）→また、ビックリしました。年金生活者から‘足を奪う’作戦なようです。

　子育て支援には教育に係るお金もかなり対策が講じられていますが、高齢者にも介護等だけの支援だけでなく、生きがい、自立のための支援も必要ではないかと思いました。高齢者講習で金をとるとは以っての外です。どこかで何かの機会に訴えたいと思っています。ハガキによると７５歳からはもっとハードルが高くなり（認知機能検査）もあるのだそうです。歳をとるということはブルブルなことのようです。
　年齢だけ満開になってもいいことはないようです。

　今日の天気（→）

朝ドラのこと

　　　　　

　毎朝、楽しみに朝ドラを見ています。ちょっとでも早くとBSで見ています。「まんぷく」もいよいよお終いになります。実際のことをドラマ化したもののようで（チキンラーメン）や（カップヌードル）も名前をちょっと変えただけで登場しています。実際にはドラマとは違ってもっとご苦労があったのだろうと思いますが、万平さんの発想力には脱帽です。じつは今日の昼はカップラーメンでした。最近はカミさんがいないときの昼には、インスタントやカップのラーメンや焼そばにはたいへんお世話になっています。

　夜には今日で３夜めの「ひよっこ２」があっています。この朝ドラも楽しんでみていました。その続きと云える「２」が４回限定であっています。この話は完全フィクションなのでしょうが、昭和３０年代なので、時代背景をたいへんよく理解できました。
　‘認知予防的’にも効果があるように「２」が仕組まれているような気がしています。ちょっと昔のことを思い起こさせる手立てというのは大事なことなのかもしれません。そんな視点で今夜までの３回分を見ていました。ドラマ作りの面からも‘END’ではなくて、何となく‘続く’というのは面白いなと思いました。余裕がある、ゆとりがあるということは何事をするにしても必要なのかもしれません。

　今日は２０℃を超えて暖かい一日になりました。花粉もたくさん飛んだのか目が痒いです。

　今日の天気（）

球磨村に

　　　　　
　　　　　　　　　毎床大桜です

　午前中に‘歴史探偵ごっこ’に球磨村へ出かけました。‘三平さくら’に続いて昨日の人吉新聞に‘毎床大桜’が紹介されていました。興味もあって毎床の仏堂を見にいくついでに‘毎床大桜’を見てきました。樹齢３００年ほどとありました。「やまえの文化財」でも万江阿蘇神社のイチョウと淡島のイチイガシの樹齢をどうするかで迷いました。専門家の人の鑑定があればいいのですが何百年と云うのは難しいことです。（切って年輪を調べればいいのでしょうが。）　　りっぱなヤマザクラでした。

　毎床から山を越えて一勝地へ。今日の目的のひとつは「鰐口」です。ところが２ヵ所ともお堂が公民館になっていて、どこかに保管されているのか実物を拝むことはできませんでした。文化財としての価値があるので保管は十分にを望むのですが、見ることができなかったのは残念でした。ぜひ、「鰐口展」を開いて多くの人に見てもらう機会を作りたいものです。

　お堂がなくなって公民館等に仏さまが鎮座しておられます。致し方ないこととはいえ、私のようにお参りをして拝ませてもらおうとする者にとっては見る機会もありません。山間地・へき地では、人もいなくなり管理もできなくなって→このようになってきています。たいへん残念なことです。

　今日の天気（　昨日と違って暖かい日でした）
　
　

春は別れの

　　　　
　　　
　先生たちの人事異動の発表が新聞で掲載されていました。熊日は土曜日、人吉新聞は今日の分にでした。熊日は県下ぜんぶが見れますが
郡市から管外へ出た先生は見つけづらいです。その点、人吉新聞は、人吉球磨関係分しか掲載されませんので管外分も分かりやすくて見ることができます。２紙あるといいとこどりできて便利です。
　知り合いの先生たちの名前があって、栄進されたり他地域への転出だったりでした。毎年あることの繰り返しとはいえ、転出される先生たちは新しい任地で頑張れることを祈っています。

　午前中、「やまえの文化財」の原稿校正をしてきました。１３年ぶりの大改訂です。wadaくんが頑張って原稿書きしました。あと一度校正しようと思っています。

　今日は朝から寒くて曇天・・・気温も上がらず、夕方から雨まで降りはじめました。昨日までとはうって変わって寒さがぶり返した一日でした。今日のような天気を‘花曇り’というのでしょうか。こんなときは、私のような歳より体質なものは適応できずにブルブルでした。夕方のニュースで鹿児島が今日に開花宣言、九州では熊本がまだのようです。サクラ前線は南から、というのもまちまちになっていて、これも異常気象のせいなのでしょうか。

　今日の天気（→）

また、鰐口のことを

　　　　　
　　　　　　　この写真は瑞光寺阿弥陀堂の鰐口です、拡大して見られると字が刻まれています。

　さいきん、鰐口を追っかけています。昨日の錦町のお堂にも鰐口がありました。人吉球磨にある中世の鰐口（～室町時代）は２５口（鰐口の数え方は１口、２口のようです）はあるようです。はっきりとした現存している数はわからないと思います。鰐口の中に（いつ、どこで、だれのために）と書かれてあるのが２５口くらいあるのです。

　いま、合戦峰観音堂にあるのには「阿弥陀如来御宝前奉施入干時嘉吉三年癸亥八月二十四日　願主沙門礼忠」を刻まれているのです。推測でこのお堂は観音堂でないので他所から持ち運ばれたものではと云われています。「・・・南小河大明神御宝前・・・」とある鰐口が深田にあります。南小河大明神は小川町と思われます。水上村岩野のお堂には「・・・大隅州加治木町地蔵堂・・・」とあります。

　とくに中世（戦国時代）の鰐口はもともとあった処から戦利品みたいに持ち去られて今のお堂にかけられているのが多いみたいです。２５口のうち、もともとから今のお堂にあったものは３口ほどだと云われています。あとは、他所から持ち込まれたものとされています。戦国の頃、相良長続や為続が戦いの場としていた処と重なるのです。今の時代なら‘窃盗罪’です。
　
　このように鰐口には面白いことが隠されています。この鰐口をそろえて資料館で企画展をしてみたいなという衝動にかられています。実現するといいな、です。

　　今日の天気（）

歴史ウォーキングに

　　　　　　

　今日は‘ふれあい歴史ウォーキング～人吉街道を歩こう’があったので参加してきました。今年で１１回になるのだそうです。このイベントはくまがわ鉄道を利用して駅を基点に歴史散策するものです。これまで数回参加したことがあります。

　今日は木上駅に集合して木上地区の史跡を散策なのですが、木上駅と木上の集落は球磨川を挟んで遠いのです。おかげでずいぶんと歩きました。２０名ほどの参加者で荒田観音、木本神社などを廻りました。長安寺には初めて行きました。錦町のkubota先生に案内してもらったので、よく理解することができました。やはり説明してもらって見ると視点も集中するので良いなと思いました。

　‘木本神社’は‘このもと’と読むのです、質問しましたがよく分からないとのことでした。地名、人命の読み方は難しいです、でも何かあっての読みなのでそれが伝わっていないことは残念なことです。
　木上地区も古いところで中世にさかのぼる建造物が残っています。荒田観音の釈迦如来坐像を今日は見れるのかなと思っていましたが、お堂は閉められていました。見てみたい仏さまのひとつなので残念でした。まあ、そのうちに。
　
　大相撲は‘白鵬’で決まりのようです、毎日、楽しみにしながら見ています。高校野球も始まりました、テレビの前で忙しいです。

　今日の天気（）

春は終りが

　　　　　
　　　
　水曜日に、相棒の最終回がありました。録画していたのを今日見ました。毎週楽しみに録画してみています。１８年くらいですか、長寿番組になっています。冬場の半年間ですが面白い番組です。「花の里」も終わりました。何か少しずつ変わっていくのですが「花の里」みたいな行きつけの居酒屋が無くなるというのは寂しく思いました。春は別れのシーズンでもあるので仕方ないことかもしれません。終わらないと次が始まらないし、何に変わりばえしないからです。いまから今年の秋のNew相棒に期待です。

　今夜は孫ムスメ１と孫ムスコの卒業わが家パーティをしました。なかなかできなくて今日になってしまいました。二人の卒業式のビデオが撮られていたのでそれを見ました。小学校と中学校では雰囲気がまるで違います。たった３年しか違わないのですが、子どもが大きく変わる、成長する３年でもあるようです。

　昼過ぎにちょっと資料館に行きました。資料館横ソメイヨシノは昨日よりもたくさん咲いていました。

　今日の写真は尾崎地区・萩の（三平さくら）と呼ばれている山桜です。ピンクが濃ゆくて山桜かな？と思うような見事さです。ちょっと山奥に咲いているのがもったいないです。

　今日の天気（）