３月３１日

　　　　　
　　
　３月３１日、休日（土曜日）でしたが、２９年度の最後の日でした。実質は昨日が最後でしたが帳面上は今日が最後です。いろんな人
たち！お疲れさまでした。ご苦労様でした。
　
　テレビニュースで三江線（さんこう線：広島三次市～島根江津市）のことがあっていました。今日でサヨナラだそうです。廃線になるということは儲けないから→人が乗らないから→赤字だから、です。当たり前のことですが、‘田舎切り捨て’なのです。
　しかし、田舎も創意工夫すべきです、知恵を出すべきです。１００人乗りの列車３両は１両に、１００人乗り列車を５０人乗りに変えていくという努力も必要だと思います。３両を２両や１両にすることは簡単でしょうが、５０人乗りにするというのは車両を半分にしなければなりません、国家的努力義務です。山手線専用の車両ばっかり作ってきたこの国の発想を変えるべきです、頭のいい技術者がたくさんいる国です、簡単なことだと思うのですが。そんな簡単なことをいうのは私ばかりでしょうか？　　ガンバレ！日本！

　今日は資料館に。シルーバーさんだけなのでと思って出かけましたが来館者は１人だけでした。まだ花見で忙しいからかもしれません。４時頃までいたのでいろんなことはできました。ayaさんは異動なので後片付けで一日中の仕事でした。異動するのもたいへんだなあと思いました。ayaさんもお疲れさんでした。
　そんな風にして平成２９年度も終わりました。
　
　今日の天気（）

　　　　　　

踏み込むこと

　　　　　

　‘踏み込’まなければ前には進めないものです。‘退い’たらバックするのみです。（あたり前なことです）
　今日のニュースで某大臣が不適切発言で詫びていました。確かに適当なる発言ではなかったようです、しかし、私に言わせると‘踏み込んだ’発言だったのでは。誰がが何処かでいわなければ前には進まないこともあるのです。
　突っ込んで発言すると誰かに何か言われるからと本音トークは為されないことがほとんどです。だから前に進まないのです。嫌われ役を進んでする人も必要なのです。みんながお利口さんぶるから前に進まないのですよ。ニュースを見てて、多くの人がお利口さんぶっていました。仕方なくか？大臣さんは（ベロを出しながら）謝っていました。

　今日は昼から眼科へ。病院に1時間半ほどいました。視力検査がありました。左も右も裸眼で０．３くらいしか見えません。視力検査では小さくなるとほとんど見えずに‘上’とか‘右’･･･とかは勘で答えています。今日はその勘が冴えていませんでした。
　目薬をもらって帰ってきました。目薬は‘目が乾いている症状’なのでヒアルロン酸入りです。右目は白内障気味･･･歳とると眼もいろいろと支障が出るものです。困ったことですが当たり前のことかもしれません。
　瞳孔を開いての検査だったので行きは送ってもらって帰りは白日夢のような世界を歩いて帰りました。山田川沿いの桜並木は散り始めでした。この土日は見納めでしょうね。

　今日の天気（）

　　　
　　　　　明日は資料館にいます、花見帰りに、ぜひどーぞ。

年度末に

　　　　　　


　年度という制度はいいようで、悪いようで･･･どっちもどっちでしょうか。曜日がたいへん気になります。
　今年は日曜日が３１日で４月１日は日曜日、実質的には２日の火曜日スタートになるようです。１日儲けたような損したような複雑な気分です。とは言いながら‘終わりと始まり’はキチンとやってくるものです。終わらせないと始まらないからです。ちょっとイヤですが仕方がないことのようです。今日もそんな一日になってしまいました。

　今日は資料館勤務・・・やることはいっぱいあるのですが遠慮気味に明日は休み？ます。まだ「西南の役展」はing展示だと思っているのです。今日は‘人吉隊’の名簿を‘熊風土記’という本から抜き出してパネルにしました。旧人吉藩士たちが喧々諤々の論議をして‘人吉隊’を編成したのです。１番隊の総長：神瀬鹿三さんはその後、植木の戦いで戦死しています。けっきょく３番隊までつくられて人吉球磨の人たちも戦いに参加しています。士族（元サムライさん）たちは名前がわかっていますが、農民などの一般の人たちはまったく記録に残っていません。３番隊の名簿の最後に“外、一武、西ﾉ村　農兵三十余人”と書かれてあるだけです。士族だけではなく多くの市民も戦いに巻き込まれていたのです。‘セゴどん’ブームですが庶民の動きも見てみたいですね。そんなことにもできうる限りスポットをあててみたいと史料をあせくっています。ing中です。

　今日の天気（）

春は別れの

　　　　　　
　　
　（仕方ないことですが）いま時期は（年度末）は‘人事異動’があるので、ヒトの入れ替わりどきです。今日は資料館に行っていたら万江小学校の先生たちが退任式後のあいさつ回りに資料館まで立ち寄ってくれました。４人の先生たちの退任でした。お疲れさまでした！ありがとうございました！とお礼を述べました。
　役場も内示がありました。ayaさんが長いことの委員会勤務を終えて異動です。彼女にもお疲れさん！を伝えました。

　いままで一緒にいた人がいなくなるというのは‘寂しい’ことです、長いこと、雰囲気や空気をいっしょしてきた人です。‘とぜんなか’なことです。仕方ないこととはいえことです。

　いまの私のいちばんの嬉しさは‘わかっていないことがわかる’ことです。そのことが今日ひとつありました。明治１０年西南の役に山江から１人だけ出兵されています。（記録が残っている人の中で、です）、その人がどこの地区の人かわからなかったのですが・・・今日、わかりました。役場で記録を探ってもらってわかったことです。子孫の方はもう山江にはおられないようです。これ以上は分かりづらいもしれませんが住まわれたところがわかったので、あと少し追跡はできそうです。
　絡まった糸ややみくもなことをたどっていく楽しみはこんなところにあります。そしてきちんと記録に残しておこうと思っています。一つのことがわかって何となくスキっとした一日でした。

　今日の天気（）

　　　　　　　　

春の陽気に誘われて

　今日は、熊本の病院に行く日でした。９時予約なので人吉からだと朝早くてちょっとたいへんです。７時１０分過ぎには我が家をスタートしました。城南IC経由で１時間２０分ほどかな：：：いつもそのくらいかかります。
　すぐに血液検査･･･いつもですが３本ほど小さな試験管に採られます･･･１２㏄だそうです、もっと採られているような気がしていました。お医者さんの診察も予定時刻通り･･･でした。この病院にしては珍しいことだと思いました。しかし、今や‘データ診療’の時代なようです。Dr．は聴診器は使用せず、パソコン画面の検査データをみて‘あと３か月様子を見ます’との診断。私は‘また来ます’といって病院を出ました。

　　　相良神社

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　豊福城址　　　

　早く終わったのと春の陽気に誘われて、ゆっくり帰ることに。豊野の‘相良神社’に行きました。昼ちょっとすぎだったので近くの工事現場で仕事をしておられる方が昼食の後の休憩中でした。‘花見ですか？’･･･と問われたので神社の由来を説明してきました。地震で倒れていた本殿が修復されていました。
　その後に、‘豊福城址’に。案内があまり親切ではなく迷いましたが辿り着くことはできました。
　相良神社周辺や豊福城は、戦国相良氏が勢力を最大伸ばした辺りです、相良神社近くの‘響野原合戦’で相良義陽が討ち死に、そのあと、じりじりと球磨盆地に退いていきます、まだ、秀吉の時代の天正と呼ばれていた頃のことです。
　そんな歴史探訪をしながら夕方頃にわが家に帰り着きました。

　あちこちでサクラは満開でした。

　今日の天気()

3月２６日

　　　　　
　　
　先生たちの人事異動が昨日の新聞で発表されていました。人事異動にはずいぶんと携わりましたが・・・毎年のことながらたいへんです。学校にとっても先生方にとっても、ましてや子供や親さんにとって‘いい人事異動’というのは理想ではあって現実的では（残念ながら）ありえません。
　新聞発表で知っている先生が異動したこと、昇進したことを知ることができました。新しい任地で子どもたちのために頑張ってもらうことを願っています。がんばれ！先生。

　人事異動があったということは年度の終わりにきていることです。NHK朝ドラ‘わろてんか’も今週いっぱいです。終わることがあれば、はじまることもあるのです。‘始まる’ことに期待です。

　今日は出かけた時のついでに‘人吉城址のサクラ’を見に行ってきました。多くの方が花見に来ておられました。二の丸まではいきませんでしたが賑わっていたようでした。満開でした、木によっては散りはじめのもありました。春はあっという間に過ぎ去っているのかもしれません。

　今日の天気（）

　　　　　　　

一人で花見

　　　　　　　　
　
　今日は何もすることがなかったので‘資料館に’出かけました。昼食をコンビニで買って出かけました。午前中に熊本から、新聞で見た！、花見ついでに！と、来館されたご夫婦夫妻がありました。昼になって私も花見！と思って“ひとり花見”と洒落こみました。‘一人酒’とは聞いたことがありますが‘ひとり花見’とは・・・でした。
　資料館標本木のソメイヨシノの下です。一人でしたが満開の桜の下で美味しく食べることはできました。今日の資料館勤務のシルバーさんが（この頃のサクラは白っぽい）と言っておられました。ソメイヨシノは蕾がいちばんピンクで、咲くとうす桃色になりすぎます。白に近いうす桃色です。あちこちで満開になっています。

　資料館にいて、来られた方と‘ギャラリートーク’するのが楽しみです。今日は展示協力してもらっているNさんが来館されました。家にあったのでと資料といっしょに戸板に「別動隊第ニ臼砲隊」と書かれてある文字をトレースされてきたものを見せてもらいました。トレース分はコピーしてさっそく展示させてもらいました。
　展示が（Ing）というのをある意味で望んでいます。展示が一定ではなくて動いていくということです。いろんな方に来てもらってトークしながら仕上がっていく展示にしたいなあと思っています。

　今日の天気（）

山江の中世城

　　　　　

　今日は資料館の行事で‘山江の中世城～山田城址・高城城址探索会’を行いました。人吉球磨でも歴史探索の会が他にもあっていました、また、春休みになって初めての土日、そして絶好の花見日和などが重なって、参加者が少なかったです。６名の参加しかありませんでした。講師案内役の鶴嶋さんと新聞記者さん、wadaくんと私であわせて１０名でした。　少数精鋭で、と言いたいところですがやや高齢者集団でした。山田城は昨日も準備（下見）に行ったところです。６，７回行っているのですが地形的になかなか理解できていませんでした。
　ただし、今日は鶴嶋さんが案内してくれたのでたいへんよく理解することができました。南北朝時代から室町時代にかけてのゴニャゴニャあった頃の時代背景があります。古文書も少なくて、よくわかっていない頃の‘お城’です。むろん、天守閣や石垣もない‘城’なのでとってもわかりづらいのです。
　ただ山の上に造られているのでそこまで行くのにたいへんです。老人軍団で登ったのでとても苦労でした。山の上まで登ってそれから中世城（山城）特有の‘掘り切り’があるのです。大きな掘り切り（深さ４ｍほど）を３か所、昇り降りなのです。足場が悪いので疲れは倍増です。
　山城の造りがとてもよく理解できました。ご希望があれば‘案内人’をします。

　そして高城へ、高城は小高い丘なので楽に見学ができます。こちらもご希望があれば。

　山田城は村有林です。杉山です。２日間、杉の花粉を体いっぱい浴びてきて目も鼻も最悪です。
　帰りに新発見かなというのもありました、ちょっと調べてはっきりさせたら公表します。

　今日の天気（）

　

バタバタと、そして疲れて

　今日は資料館勤務でした。ところがバタバタとしてその挙句に疲れ果ててしまいました。
　
　朝から社会教育の5人で‘古代の杜公園’の美化作業に。平成２３年にできた公園なので７年くらいたっています。その時、植栽されたつる性の植物（何というのかわかりません）が植えられていて、after　careもしていなかったので伸び放題になっていました。それを除草したり掃除したりの美化作業をしたのです。
　
　終わってから明日の‘山田城’の事前準備にと思っていましたが、西南の役展の来客がありました。続けてだったのでその対応をしていたら昼までは行けませんでした。新聞を見られての方でした。新聞という広報の凄さを今回もつくづく実感しています。
　
　昼食を済んでから若手二人と一緒に山田城に登りました。鎌を持っていって歩き（登り）やすいように切り開きながら登りました。私が先頭で若手は後ろからついてきました。若手二人には藪を切り開きながら山を登る経験がないと難しいことなのかもしれません。私も慣れてはいないのですが若手よりはマシだったようです。終わって帰ってきたらクタクタになっていました。明日は９時から同じコースを歩きます。今夜はゆっくり寝て体力回復しなければ、です。

　　　　　

　写真は資料館前道路のスイセンです。３年くらい前に一列に球根植えたものがこのようになりました。スイセンの下のスミレは自生したものです。でもスイセンに負けないように一列に並んで咲いています。春らしい光景です。

　今日の天気（　朝は冷えました）

虹が

　　　　　　
　　　
　人吉では朝は小雨が降っていて、東京付近は雪だとか‘ビックリ！’なニュースでした。サクラがあちこちで開花しているのに寒さが戻ってきたようです。今夜もいつもより寒くなって明朝もちょっと冷え込むようです。油断大敵です。
　そんな朝、晴れ間も見えるのに小雨だと思って外に出たら虹がかかっていました。我が家から西の永田の台地からこちらに虹がかけていました。すぐ近くでの虹だと思いました。rainbow　bridgeを渡れるかなと思ったくらいです。孫ムスメ⓶にもちゃんと見せました。爺の役目です。

　今日は昼から資料館に出かけました。今日の熊日新聞に‘西南の役展’の記事が掲載されていました。夕方の人吉新聞にも。新聞記事になるとその効果はすぐに表れます。今日は１２名の来館者でした。熊本から来た人とはしばらく談話することができました。昨年の‘ほとけ展’にも来られた人でした。岡原出身で球磨のことで何かあると気になられるようです。歳は私と同じくらいかな我が‘ふるさと’のことです、気になってもらって私としてはうれしい限りです。そんな人も来られるので極力、資料館には出かけようと思っています。
　
　読売新聞さんも取材に来られました。取材を受けながら私もいろいろと訊ねました。いいことだ！よ思ったのは展示会によっては“ギャラリートーク”というものがあっているようです。日時を決めて説明をする手法なようです。私も資料館にいればいつでも“ギャラリートーク”です。有名な展示会はいつも人がいっぱいなので日時を決めて！でしょうが、山江はヒマなので人さえくればいつでも“ギャラリートーク”をします。ほとけ展のときもでしたがどんどん上手になるので４月になってからがいいかも、です。

　今日の天気（　今日のような天気を花曇りというのでしょうか）