言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

台風24号

2018年09月30日 | 日記
    

          
  
 今年は台風の当たり年のようで‘台風24号’に今日は一日付き合わされていました。21号とちょっと似たようなコースでした。人吉盆地は宮崎沖を通ってくれるとそんなにひどくはないです。24号もそんなコースを通っていたので昼頃まではそう思っていました。ところが昼前くらいから風雨ともひどくなってきました。12時半頃から2時前くらいまでがひどかったようです。宮崎沖に抜けて吹き戻しになってから風が強まりました。北寄りの風だったでしょうか。風速30m近くの風が引いたようです。けっこう吹き荒れました。1時前には何度も停電して、そのたびに孫が騒いでいました。
 昼間だったので風の音を敏感に感じた台風でした。速度を上げて通りすぎたのに夕方まで風雨は強かったです。
 
      
   
 この風だったので一番心配したのは‘城山観音堂’でした。東向きに建っているのですが心配になって夕方5時頃に見にいきました。お堂は心配なかったのですが、雨樋が落ちたり日本遺産の旗は倒れていました。とりあえず無事に建っていたのでホッとしました。瑞光寺阿弥陀堂、山田大王神社も目立つ被害等はありませんでした。
 
 山江への行き帰り、道路は木の葉っぱだらけ、yamagutiさん宅の小屋は押しつぶれていました。写真の県道わきのケヤキは1本倒れていました。(人吉と山江の境の所)風が強かったのでいろんな影響があったようです。またもや26号も発生、似たようなコースにならなければよいのですが。24号もまだ本州を通過中、被害がないことを願っています。

 今日の天気( 暴風雨) 

花まる学園大学に

2018年09月29日 | 日記
     

 今日は人吉が行っている‘花まる学園大学の開講式’でした。今年で2年めの参加です。今日は開講式と教養講座でした。次週から4回にわたって私は“とことん歴史学”に参加します。今年の歴史学は「西南戦争」がテーマです。4回目がちょっと行けそうにないのですが後はがんばって学習するつもりです。
 
 今日は「健康づくり運動で毎日に活力を!」という演題で学園大の准教授さんの講演でした。まだ若い先生で年寄りへの話はまだ慣れてない感じでした。ちなみに約70名ほどの受講者は‘ほぼ高齢者’です。私くらいの。私より先輩たちがウジャウジャyです。

 歩き方(ガニ股ではない真っ直ぐな歩き)とスクワットはさっそく実践しようと思いました。理論的なことは年寄りに話されても、もう手遅れと思いました。残り少ない僅かな人生を(できたら健康的に)どう生き延びるかの実践方法を語ってもらった方がタメになったのではと!アンケートに書いておきました。

 昼からは資料館に、台風前の対策が必要かな、と思って出かけました。昨日のうちに明日は‘臨時休館’にしておいたので、ちょっと片づけるくらいでした。昼間はあんまり雨も降らずにでしたが、いま(夜9時)少しずつ風が吹き始めたようです。今夜遅くから風雨がどんどん強くなるのでしょうか。大きな被害が出ないように願っています。孫たちの運動会は火曜日に延期になりました。

 今日の天気(

9月28日

2018年09月28日 | 日記
     
 
 今週から(心旅:北海道)がはじまりました。私と同じ年の火野正平さんの頑張りには‘脱帽’です。ところが今朝見ていたら地震の影響を受けて中断になったそうです。地震があったのでどうなるのかなあと心配していたところでした。いつも、テレビの前で地図帳をおいて見ている番組です。北海道の旅はどうなるのでしょうか?

 今日は資料館に出かけました。村内のアチコチで「お伊勢講」が行われています。多くは掛け軸を持っておられて1年毎に各家を廻しておられます。今日はその一組の方が資料館に相談に来られました。たくさんの‘古銭’を持ってです。旧1円紙幣、10銭玉などです。このお金も掛け軸といっしょに廻っているのだそうです。どうしたらいいか?という相談でした。話を聞いていたら‘古い掛け軸’もあるとのこと、地区で話してもらって資料館寄贈可ということであれば、資料館で保管し展示します、という返事をしました。

 いま、これから、このようなことがたくさん出てくることが予想されます。終わることは簡単なことです、無理に続けてとも言えない状況です。せめて記録は残してモノは保存していくことも資料館の仕事かなと思っています。お伊勢講は彼岸中に行われたはずです、いくつかの地区で同じような話が出たのかな、と思いました。

 台風24号の動きが心配です、日曜日は資料館も図書館も‘閉館’することにしました。

 今日の天気(

三十三観音めぐりのこと

2018年09月27日 | 日記
 いつだったか、三十三観音のことについて述べたのですが、すっかりと中味も何時だったのかも忘れています。老化現象です、‘また、同じことを!’が出てくることがあると思います、年寄りのことだとご容赦を!!

 三十三観音のことについてはわからないことがたくさんあります。まず、何時から始まったのかも分かっていません。いまのところは、三十三観音めぐりの巡礼詠歌は、寛政6年(1794)東藤左衛門撰という記録が残っています。そこから???しかしもっと古くから行われていたのではと思うのですが証拠史料がありません。
 江戸時代中ごろから始まったにしろ、その後、流行ったり廃れたりしていると思います。札所も変わっているはずです。山江に唯一の12番札所:合戦ヶ峰観音堂も・・・よくわかっていないのです。
 
 来週、高齢者学級で5/33観音めぐりをします。きょうは昼から錦に行ったので、31番札所土屋観音に行ってきました。明治維新後の廃寺になるまでは由緒あるお寺でした。ここの本尊は聖観音さまです。ところがいつだったか盗難にあって、いまは(写真のように)代わりに新しく造られています。どこに行かれたのでしょうか?罰当たりな奴がいるものです。

          

                    

 堂前広場は‘祭りの後の静けさ’でした。濡れたままのテントも張られたままでした。お堂には鍵がかけられていて覗き見で仏さまを拝んできました。三十三観音のことはまたいろいろと調べて報告します。

 台風は日曜日を中心に日本に向っているようです。孫ムスコの学校の運動会です。同じ日に実施予定の学校もあるようです。今日のうちに火曜日だか水曜日に延期した学校も出てきたようです。速めに的確な判断が求められていると思います。

 今日の天気(

ほとけ展 案内3

2018年09月26日 | 日記
      
  
 今日は人吉新聞にほとけ展の紹介記事を書こうと思ってパソコンに向かいました。先日、上村史の‘の廻文控帳’から面白い記録を見つけたのです。廻文というのは藩庁から各村の庄屋さん宛に出された通達書です。例えば、藩庁→山田→深水→四浦→五木→藩庁というように廻るのです、庄屋さんは書き写して次の村へ、したがって書き写したものが上村庄屋さん宅に6年間分の控が残されていたのです。
 
 その中に「此節、近国、暴瀉病流行の段・・・」~暴瀉病(ぼうしゃびょう)とはコレラのこと~近国は肥後藩のことらしい?~流行しているので、願成寺と青井神社で‘病難消除’のために‘祈祷’をするというというお触れ書なのです。安政6年(1859)幕末の頃です。
 医師もいない病院もない時代です。神頼みしかなかったようです。
 
 コレラは日本には文政5年(1822)に入ってきた伝染病です、明治終わり頃、コッホや北里柴三郎の努力で予防ができるまでは手の打ちようのない病気だったようです。
 
 たまたまですが、その文政5年に岩ヶ野堂の薬師如来像15体が修復(彩色)されて、‘入仏式’が盛大に?行われたことが(田代家老日記)に書かれてあるのです。‘薬師如来’にお参りして病気やケガが治ること、病気にならないことを祈られたものと思います。その当時、200年ほど前のご苦労を感じました。そのことを新聞に寄稿してほとけ展のことを宣伝しようと思っています。

 今日の天気( 昼過ぎから雨が降り出して気温も下がりました、台風の動きが心配です)

相撲のことから

2018年09月25日 | 日記
     
  
 日曜日に終わった大相撲のことから。稀勢の里は(どうにか、こうにか)の結果でいちばん自分がホッとしたのでは。御嶽海は大関、横綱が勢ぞろいではまだちょっと厳しかったようです。この人はケガが心配です、ケガしなければ大関、横綱にもいけそうです。郷土力士:正代はまだまだ、強いのか弱いにかまだわかりません。白鵬は運動神経のよさで優勝、角界でいちばん運動神経がいいような気がします。夕方からの楽しみがなくなりましたが、秋場所の2週間、楽しみに見ることができました。

 今日は資料館勤務。昼頃に団体さん、都城・正常寺から門徒さんを引率して30名ほど、住職さんがいちばん熱心に見て帰られました。また、ゆっくり見にくるとのことでした。
 一丸地区から電話があって(いま、お伊勢講をしている、もう続けられない)ということでした。事情をうかがいに出かけました。天保年代の掛け軸がかけてありました。もう5軒になったとのこと、歳をとって維持できないといわれるのです。無理に続けてということもできず、‘山江の歴史’なので掛け軸は資料館で預かってよいと話してきました。まだ座は続いていたので呑みながら熟議してくださいといって帰ってきました。続けることの難しさを肌身で感じさせられました。

 今夜も呑み会でした。委員会と地域づくり研究所合同の珍しい呑み会でした。ちょっと遅くなったのでブログUPも遅くなりました。

 今日の天気(

十五夜に雨とは

2018年09月24日 | 日記
 今夜は‘十五夜’なのに、雨になりました。残念です。雨が降ったせいか気温もうんと低くなりました。肌寒い夜になりました。外に出ましたが、午後8:30ではお月さんは見えませんでした、ただ、雲はとれていっているようなので遅くには見えるかもしれません。

 今日は午前中にnakanisiさんがほとけ展の下見?に来てくれました。講演をしてもらうために展示仏さまを見てもらいました。見てもらいながらわからないことをいろいろと尋ねることができました。これまで多くの仏さまを見ておられるのでたいへん詳しいです。私はいつも何気なくしか見ていなかったので、最近はしっかり見るようにしてはいますがまだまだ全然わかりません。

              
 

 午後からは人吉市役所跡が発掘調査されています。その現地説明会が1時30分から行われたので行ってきました。江戸時代中ごろに描かれた(人吉城大江図)によって侍屋敷の存在はわかっていた場所です。発掘トレンチから屋敷跡らしき石垣等を見ることができました。雨にもかかわらず50名以上の方が参加しておられました。多くの人に見てもらう機会は必要なことだと思いました。

 今日の天気(

栗まつり

2018年09月23日 | 日記
 大はばにリニューアルされての‘栗まつり’は4年目でしょうか、年々、賑やかになっています。今年は彼岸中日とも重なってなおのこと賑わったようです。
 9時過ぎに合戦ヶ峰観音堂にお参りに行ってきました。毎年、33観音めぐりの1/33をしています。この秋から駐車場&接待場もできてよかったようです。お参りに来られた方をチェックする(数える)方もおられて昨日は300人ほどだったそうです。今年から接待もお堂の中ではなくエアコンの入った建物棟で行われていました。観音めぐりもお洒落になってきました。

      
          お接待の料理です、今日の当番の方の持ち込みです、凄いですね、美味しかったです

            
   
 それから、山江の体育館で行われていた‘栗まつり’に。スイーツがブームだそうで多くの人を呼び込んでいるようです。人気のケーキ―屋さんの前には行列ができていて寄りつけませんでした。私は定番の栗まんじゅうを買ってきました。このイベントには意見(思うこと)もあっていつかは担当課か村長さんに話ししたいと思っています。でも、いいイベントになっているのでとてもよかったです。

 それから夕方まで資料館に行って‘栗まつりから流れてこられる’お客さんを待っていました、約20名ほどの方が来られて対応することができました。栗まつりのおこぼれ?をいただきました。中には‘ほとけ展’にと云われる方もおられて逆に‘栗まつり’に流れていかれました。
 小さな村でイベントをするのはたいへんなことです。実行委員会や役場職員のご苦労には頭が下がります。

 今日の天気(

熊本へ

2018年09月22日 | 歴史探偵
      

 今日は「平成30年度熊本県文化財保護大会」に行ってきました。年1回の会です、去年は山鹿、今年は熊本市、廻しで行われているのでしょうか?  半日行事の大会です。わざわざ、樺島知事も挨拶にこられてたいへんだな!と思いました。中味は‘肥後ちょんかけごま’のアトラクション、文化財功労者表彰、県の文化課長の講演?、熊大伊東先生の講演でした。
 
 参加してのアンケートがありましたが、マンネリの会になっていることを批判的に書いておきました。今回のテーマは(熊本地震被災文化財の復旧と復興)です。地震から2年半過ぎてまだまだでしょうが、かなり進んでいると思います。しかし、あれだけの被害を受けたのです、もっと時間はかかるものと思われます。問題はこれから、今日も話題に上っていましたが‘未指定文化財’のことです。ここを含めたらたいへんな数・量になると思います。
 
 アンケートに私が提案したことは「自然消滅文化財」という言葉を使って別の危機を訴えました。
 今回の被害での復旧・復興にはお金が(十分ではないにしろ)ずいぶんと集まりました。あとは人と時間があればかなりの処までできるはずです。別の危機というのは“田舎の人口減少による集落壊滅”による文化財の自然消滅です。このことがすぐそこまで来ているというのを訴えたのです。この対策には、人も、おまけに金がないのです。そこをどうしていくかをもう考えていくべきだとアンケートに書きました。有名なる熊本城のことなどは時間が解決してくれるはずです、しかし、瑞光寺阿弥陀堂は大きな台風がきたら、すぐに倒壊して修復するヒトもお金もないのです。
 観光客を寄せられるからという文化財物差しで測ったら田舎の文化財は風前の灯火です。愚痴をアンケートに書きながら、どうにかしたい、実行に移したいと思いながら参加した文化財保護大会でした。

 4名の文化財保護委員さんといっしょでした、往復の車の中での会話が今日いちばんの収穫でした。

 今日の天気(

栗ひらいに

2018年09月21日 | 日記
        
  
 
 「栗ひらい」と私は云っていますが‘拾い’の方が日本語なのでしょうね。球磨弁ってときどきヘンです。
 今日は午前中、その‘栗ひらい’に行ってきました。これまでちょっとだけの‘ひらい’には行ったことがありますが、腰が痛くなるほど‘ひらった’のは初めてでした。
 尾崎の山の中、親戚のオジ(親父の弟:年齢は1つ上)といっしょでした。まず、手袋が失敗でした。ぶ厚い手袋が必要でした。イガがささって採ることが不便でした。小雨が降っていましたがオジのカッパを借りました。でも、昼すぎに帰ったときはビショビショになっていました。3時間ほど栗山で‘栗ひらい’をしましたが6、7kgしか採ることはできませんでした。オジは2倍以上、やはり慣れが大切なようです。
 山の中での発見は、栗が食べられているのが落ちているのです。何でだろうと聞いたら、イノシシの仕業だそうです。けっこうきれいにむいて食べていました。落ちてきたイガグリをむいて食べるのだそうです。サルはまだイガが柔らかいころ、実も柔らかいころに食べるのだそうです。イガが痛くて食べごろ今はそっぽ向いているという話しでした。



 イガの中から栗を取り出していたら‘サワガニ’がいました。ちょっと離れたところには小さな谷水はありましたが、こんなところにとビックリしました。ア!と思ったのは、猿蟹合戦の話でした。それを思い出したので‘クリとカニ’の証拠写真を撮っておきました。

 今夜はこれから教育委員会の呑み会です。呑み会の前にブログアップして出かけます。

 今日の天気(