言わなければよかったのに日記

 私が見たこと、聞いたこと、感じたこと、頭にきたこと・・・を(ありのまま)に伝えます。

言わなければ

2018年11月30日 | 日記
 このブログタイトルは「言わなければよかったのに日記」です。深沢七郎さんの作品名パクリなのですが、私が教員であったせいか(言いたいけど言えないことが多かった)からでもあるのです。トータルで40年くらい教育に携わってきたものとしては(言いたくても言えないこと)ことばっかりだったと思います。辞めたとはいっても‘守秘義務’があるので昔のことを何でもは語れません。
 
 いまは何でも言える立場ではあるのですが、それでも言いたいことが何でもまだ言えないのです。長い教員生活の習慣からかもしれません。
 だから、ちょっと遠回しに言いづらいことは述べているつもりです。隣の某国はちょっと!ちょっと!とおもっていることがあります。したがって一人ぼっちで某国製品は不買運動しています。

 ところが秋篠宮さんは言いたいことをズバリ!と述べられました。政府決定に異議を言われたことです。言えるということは、それに反論できる人がいないからです。私がもし言いたいことを言ったとすると(何ば、言いよっと)と反撃されるでしょう。秋篠宮さんにはそう言える立場の人がたぶん(ほとんど)いないから言えるのです。言いたいことは思いきり、はっきりと云いたいものです。

      

 今日はお堂に仏さまを返しに行ってきました。ちゃんと元の位置に坐ってもらって仏さまを拝んだら何だかホッとしたお顔をされていました。ありがとうございました!とお礼を述べてきました。

 今日の天気(

ほとけ展を終えて 2

2018年11月29日 | 日記
    
  
 ほとけ展を終えての第2弾を本日行いました。お堂から出てきてもらった仏さまをこの機会にと思ってカメラマンに撮ってもらいました。印刷屋さんのプロカメラマンです。仏さまはふだんはお堂におられてその集落の方たちを護っておられます。今回は出張をお願いしてきてもらいました。記録という面からは今回のような機会に写真撮影はしておきたいものだと思ってお願いしました。

 お堂におられるときの仏さまの姿もよいのですが、今日の場合はぐるりと回って(前、後、側面)の撮影も行えました。むろんライトもつけてです。いちおう、今日で写真撮影は終了したので、明日からお堂に帰ってもらうことにしました。明日一日では無理でしょうから順次ということになります。長いこと来てもらっていたので仏さまもホッとされるのかもしれません。

 霧島神社の灯篭 火袋をgoto石材さんにお願いしていました。取り付けのときは連絡して!とお願いしておいたら電話があって今日行ってきたからということでした。さっそくに!修復してもらいました。早めの対応にありがたかったです。あとはお金です。私に出会った人は「霧島神社の灯篭修復の寄付」をお願いします。1口1000円です。木札もちゃんと作って記名して掲げますのでよろしくお願いします。
 神さまに仏さまと私も付き合いが広くなりました。

 今日の天気(

ほとけ展を終えて

2018年11月28日 | 日記
      
 
 ほとけ展が25日 日曜日に終わって、今日は高寺院住職に来てもらって‘開眼供養’をしてもらいました。ていねいに30分ほどお経をあげてもらいました。お経とお経の間に‘展示会の無事終了と本所に帰られてから地域住民にますますのご加護を’というような願文も読まれました。2カ月ほど資料館に来てもらって多くの方に拝んでもらいました。いつもおられるお堂とは違った形で見ることができたのでたいへん良かったです。京都や奈良で見る仏さまとは違って、田舎(地方)色ゆたかな姿、顔をしておられる仏さまたちでした。今週中に写真撮影して記録に残して来週からお堂に帰ってもらおうと思っています。また、お堂で見る仏さまも見がいがあります。その場所の雰囲気がありますのでぜひご一見を。

 私仏さまのことが大好きになって勉強もさせてもらってたいへん良かったです。もっと勉強しようといまは和辻哲郎さんの「古寺巡禮」を読み始めました。この本は大正8年に書かれ、戦後に!改訂されたものです、旧字体で書かれてあって、「この堂の前に立ってまづ否應なしに感ずるのは、やはり天平建築らしい確かさだと思ふ」というような表現で、なかなかスラスラと読むことができません。この本をじっくりと読んで、山江や人吉球磨の仏さんのことを紹介するような文章(やまえお堂巡礼)が書けるようになりたいなあと思っています。(が!)

 今日の天気(

髪の毛の話

2018年11月27日 | 日記
              日の出の写真です、みごとでした。

 私のブログではこのようなタイトルはあんまりなかったと思われますが、今日は‘髪の毛’のことを。
 最近、風呂に入っていて髪の毛が浮いているのが気になりだしました。ほとんど私が一番風呂なので後の者が嫌がるだろうと思ってつまんでは捨てているのです。抜け毛が多い季節なのでしょうか、多いときは5、6本拾っています。ところが私の髪の毛は‘白毛’が多くなっているのです。黒い毛よりも白色の方が湯舟では見つけづらいのです。また目も悪くなっているのでお湯すれすれまで眼を近づけての発見です。したがってカラスの行水派の私がついついの長湯になっています。

 髪の毛というと、私は白髪タイプです。60歳前くらいから年々白っぽくなってきました。もうほぼ白です、疎らに黒い髪の毛がある程度です。白髪染めをする人もいますが私はぜんぜんしたことがありません。成るがままにしてきました。
 人によって髪の毛は私のように白くなる人、抜けて‘ハゲ’になったりとさまざまです。遺伝なのか食べ物なのか手入れの仕方なのかは分かりませんが、歳をとるにつれてはっきりするからたいへんです。男性よりも女性の方が気になるのかもしれません。‘亜麻色の髪の乙女’や‘黒髪ロング’とかいうイメージが女の人にはあるし、「女の髪の毛には大象も繋がる」という諺もあるくらいだからです。
 たぶん古希の私の髪の毛ですらまだ新陳代謝しています。抜けて生え変わっていると思われます、若いころとはそのスピードは弱まって入るでしょうが人間の体は大したものです。

 今日は深田小学校にいって来週お手伝いする道徳の授業の打ち合わせをしてきました。

 今日の天気(

大相撲のこと

2018年11月26日 | 日記
     
         万江谷 宇那川沿いの紅葉
 
 今年の大相撲が先日の九州場所で終わりました。今場所も15日間テレビで応援していました。横綱二人が休場して、稀勢の里は出場したものの勝つことはなしに休場、大関では高安だけが優勝争いしただけ、結果的には小結:貴景勝の初優勝でした。

 今日のニュースでは横綱審議委員会があって、稀勢の里に「激励」という決議がなされたとありました。横審の内規で「激励」があるようで、また「引退勧告」もあるようです。「激励」とは、大いに励ますこと、励まして気を引き立てることの意があります。ところが横審の激励は「脅し」の意味合いに思われたのです。がんばれ!というようには感じられないのです。次がもう駄目なら‘引退勧告するよ’の意味にしか聞こえなかったのです。
 私なら次場所で‘負けても勝っても15日間がんばって、その結果から自分で判断せよ’という意見を出します、‘だから、巡業は無理に参加しないで自主参加してもよい’というような広い心な気持ちで助言するのが本当の「激励」だと思うのです。

 貴景勝は今日はテレビに出っぱなしでした、プロの世界ですから勝者には避けられないことかもしれませんが、次から次へとたいへんだったのではないでしょうか。マスコミの取材ラッシュで稽古も十分でなく次場所は??というのが多いような気がしますが。終わったばっかりもっとゆっくりさせてあげたいものです。
 大相撲を楽しみに見ていると、ついつい評論家的になってしまいます。来年は九州場所を見に出かけようかなと思っています。
 
 今日は一日中曇りでした、夕方からは雨が降り出しました。今日の天気(

古希

2018年11月25日 | 日記
    

 山江中学校卒業‘古希祝い’の集いが今日行われました。なぜ知っているかというと、その方々が資料館見学に来てくれたのです。役場駐車場に10時集合して→高寺院でお祓い→資料館見学→ほたるで懇親会の計画で、資料館には11時くらいに53名で来られました。ほとけ展も今日までだったのでちょうどよかったです。遠くから帰ってこられた方もおられたようです。説明の中で山江の文化や歴史のすばらしさの話をさせてもらいました。地元の人もなかなか出かけてくる施設ではないのでいい機会だったと思います。仏さまはもちろん民具等を見て懐かしがっておられました。古い道具を使ったことがある世代なのです、古希の方たちは。

 そういえば私も古希です。古希とは70歳の長寿を祝うことです、数えでするので私も今年のはずなのですが、私が卒業した中学校ではそんな話は出てきませんでした。あんまり仲が良くないからかもしれません。??? 私も長寿の祝い(還暦)を過ぎて(古希)・・・思えば長生きしたものだ!です。次は(喜寿)・・・そこまで辿りつけるのでしょうか。

 ほとけ展も今日まででした。最後に53名も来てもらって帳面上はよかったです。県美の若き学芸員さんも来てくれて、はじめて出会うこともできてよかったです。長い期間の展示でしたが無事に終えることができてよかったです。お堂に帰ってもらうまでが展示会なので気を引き締めて火曜日から片付けします。

 今日の天気(

調査ということ

2018年11月24日 | 歴史探偵
 私たち世代は(仁徳天皇陵)という名称で習った日本最大の前方後円墳が発掘されたというニュースがありました。いまは「大仙古墳(仁徳天皇陵)」と教科書には記されている古墳です。陵墓は宮内庁が管理しているので発掘調査はできません。今回も保全のための調査とか、むろん古墳本体ではなく壕の外(内堤)だったようです。それでも‘石敷き’や‘円筒埴輪’が見つかったそうです。
 管理者に権限があるとはいえ、わが国の歴史をもっと知るためためにも本体部分の調査も必要だと思います。

     
 
 山江でも文化財の調査をできうる限りに進めているつもりです。専門家の人に調査してもらわなければならないこともありますが、私にもできることは自分でやっています。いま、山江村内に残されている神社仏閣の‘棟札’を読んでいます。家などを建てるときに記録(記念)に書かれたものが棟札です。写真の棟札は山田大王神社の‘石鳥居’を造られたときのものです。鳥居は延享2年(1745年)に建てられました。棟札に寄進した人の名が書かれています。365人の名前が見られます。私の先祖の名前もどこかにあるのかなと思って読んでいます。
 ところが読めないのです・・・達者に書かれすぎていて私には読めない、また270年ほど前に書かれたものです、字が薄れて読めない・・・そこで、読めるだけ読もうと思っています。この他にも多くの棟札が見れるのですべて読んで記録に残しておきたいと思っています。
 神社の神像の調査や仏像調査には所有者の方のご理解が必要です。山江では理解してもらっている方が多いので助かっています。バチかぶらないようには調査をしていますがなかなか難しいこともあります。でも、今しかできないことがたくさんあります。だから‘いま’なのです。ちょっとずつ頑張ります。

 今日の天気( 今朝はー0.4℃だったそうです)
 
 
 
 

Black Friday

2018年11月23日 | 日記
 今日、熊本市内のショッピングモールに立ち寄りました。すると店じゅうに(BlackFriday)の文字がみえました。何かのセールだと思っていました。我が家に帰ってTVニュースでその意味をはじめて知りました。「また、やられている!」と思いました。ハロウィンとクリスマスにメチャクチャ荒らされまくってその間の11月末にもBlackFridayです。
 日本文化がまたもや!やられているのです。「霜月」「食物月(おしものづき)」「神楽月」とかいう11月の呼び方も吹っ飛んでしまっています。いまや日本人には霜月は死語になって、BlackFridayが根付いてしまっているようです。
 このままでは、1月(睦月)、2月(如月)・・・という言い方から、2月(バレンタイン)、10月(ハロウイン)・・・といういうようなカレンダーになるのかもしれません。

  

   
        

 そのショッピングモールでイベントがあっていたのでBlack買い物はしないで(くまモン)と(ロアッソ&ルネサンス)を見物していました。サッカー選手はトークのあとにじゃんけんでプレゼントをもらえるコーナーがあったので参加しましたが悉く敗れました。(残念)

 今日の天気(

霧島神社へ

2018年11月20日 | 日記
     
  
 今日も霧島神社に出かけました。今日出かけたのは霧島神社の石灯籠のことでです。万江小近くで待ち合わせてgoto石材さんと行きました。じつは霧島神社の石灯籠には写真のように火袋がないのです。拝殿前の両脇に2基あるのですが、どちらともないのです。たぶん原因は盗難です。灯篭は一番上に(玉・宝珠)、その下に(笠)、その下にあるのが(火袋)です。火袋の中でロウソクを灯して使用されます。その肝心な火袋がないのです。こんなものを持ち去るとは罰当たりなヤツです。
 
 先月もgotoさんには城内天子の灯篭を立て直してもらったばかりですが、今回もお願いしたのです。現場の灯篭を見ないと大きさもわからないということで同行してもらいました。山の中の神社まで行ってもらったので恐縮でしたが見てもらったので良かったです。火袋1基1万円で!よか!ということでした。耐震の接着もしてもらって2基分の火袋を2万円でOKということでした。感謝です。

          

 (※ 一般的な石造り灯籠は火袋の下に‘受’、その下に‘柱’、一番下が‘地輪’でできていますが、それぞれは接着されていません、ただ乗っかっているだけです、重みによってバランスがとれているのです、したがって力強く押したり、地震などによって倒れることがあります。ご用心です。そこで、今回は耐震補強の接着もしてもらおうと思っています)

 霧島神社だけでなく、文化財の修復/修理/補強に取り組もうと思っています。お金がかかることなのでなかなか一度には難しいことですができるところからやっていこうと思っています。1億円くらいの宝くじに当たれば解決するのでしょうが、今のところ無理です。いろんな方にお願い(浄財)していくしかないのです。お願いをしたらよろしく。
 今回の霧島神社の「灯篭の再興」もご寄付をしてもらおうと思っています。ぜひ、ご協力を!功徳の一方法ですよ。

 今日の天気(霧→


   明日から2泊3日でtripしてきます。時間があったらケータイでブログします??

  

文化ということについて

2018年11月19日 | 日記
     
    
 「文化」の反対語は「体育」とは違うのでしょうが、2つの言葉はやっぱり反対語的な言葉だと思われます。たとえば部活動での「文化部」と「体育部」で比べてみます。印象的に文化は・・・女性的、静か、室内とかいうイメージです。体育はその逆で男性的、強い、野外で・・・このように思われがちです。ところがこの相反するような資質を人の育ちには求められています。‘文武両道’です。‘知・徳・体の調和のとれた’とかもよく言われています。しかし、実際的には言葉だけに終わっていてどうも‘文化’は軽く見られているようです。イメージのようにとらえられているのかもしれません。
 山江の文化祭が終わりました、どこの市町村もでしょうがその運営にはかなり苦労されているようです。まず、人が集まらないです。先日の文化祭は、携わっておられる人のご苦労で多くの人が来られていました。(ところが産業祭の演歌には黒山・・・)

 150年前の明治の文明開化がまだまだ足りないのかもしれません。2019年の平成のあとの元号は「文化」がいいかもしれません。ところが‘文化’は一度、江戸時代に使われています。1804年から1818年までです。確かにこの時期は町人文化が盛んになったころとされています。来年は同じような意味合いの元号にして明治維新よりももっと‘文明開化’すべきなのかもしれません。あわてずにボツボツなのでしょうがドーンと一発もいいかもしれません。

 今日の天気(