数年前から山口県の某山にヤマシャクの群生地があると聞いていた。具体的な情報ではなかったが、そこはやまやの勘(山勘?)なんとなしにわかる。確証がある訳でもなく、時期的に遅いので一抹の不安はあるが下見も兼ねて行ってみることにする。山口県レッドデータブックによると絶滅危惧種Ⅱ類とある。だから場所は公開しません。登山口及び途中にも道標やテープ類は一切ありません。このままにした方が良いだろう。当然ながらガイドブックもあるはずはない。2万5千分の1の地図と地形を見ながら歩いた。
まずはラショウモンカズラ。
深い森の中にヤマシャクヤクの群生地は確かにあった。だが時期的に遅く、すべて花は散っていた。下の写真はそのかすかななごり。
マムシグサ、花の形もそうだが右の茎の模様・色もマムシに良く似ているからそう呼ばれるらしい。
ヤマシャクヤクの咲き乱れる癒しの森。
自信ないがヤマフジらしい。
ヤマシャクヤクを育む森、まさに若葉燃ゆという風情。
アザミ
野草の花園
山麓ではシャガも咲いていた。
今年は開花期を逸したが、来年こそは開花期に歩いて見たいものだ。また森もきれいなので四季折々楽しめるだろう。
また、今日は先日の連休山行で歩行バランスにやや不安を覚えたのでストックを数年ぶりに使ってみた。下りが特に楽で早く歩けたような気がする。年寄り臭くてなるべく使わないようにしてきたがやはり寄る年波には勝てない?しばらく使ってみることにしよう。夏用ピッケルにもあるものを追加して使ってみよう。当然、自分で作ることになる。一工夫でずいぶん使い易くなるものだ。