かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

竜王山(下関市)

2006年05月29日 | 山歩き

5月28日前回、雨でお流れになった下関の竜王山へ行くことになった。仲間も誘おうと思ったが、天気が微妙なので結局お誘いは控えることに。曇天なので画像の出来もいまいちだがとりあえずアップしておこう。
まずは深坂(みさか)茶屋前から深坂溜池と鋤先山方面。深坂溜池周辺は沢沿いにキャンプ場も整備されているのでキャンプや下山後ゆっくり過すのも良いだろう。

植林帯はほとんどなく照葉樹を中心とした自然林の中を歩くことになり、快適だ。コースのほとんどは木に囲まれているため、夏でも日陰になり涼しく登れるだろう。

尾根道より鋤先山、竜王山方面を望む。新緑も輝いていた。

山頂からは響灘の海も拡がるはずだったが、山頂付近はガスが巻いており、展望は全く望めなかった。次回は吉見コースでも歩いてみようと思う。

深坂峠へと尾根を下ったが、けっこう急下りの連続、滑りやすいのもあるのかいたる所に巻き道が出来ている。下の画像は一箇所切り開きがあるところから深坂溜池を望む、天気がよければ海も見えるだろう。

13:10駐車地の深坂茶屋へと戻る。まだ時間もあるので豊田町の狗留孫山に登ることにする。狗留孫観音までは石段が続き、ザックと登山靴のスタイルでは違和感も感じる。大杉もあり古刹寺の雰囲気は味わえる。狗留孫観音の石垣にはユキノシタが群生しておりきれいだったが、撮影はうまくいかなかった。
この後、山頂へと向かったが曇天のため思うような写真は撮れず。また山頂では一部ごみが散乱し、俗化した感はぬぐえなかった。もう登ることもないだろう。

大杉を真下から撮ってみた。

帰途、車で華山に立寄る。若い頃、徳仙の滝で飯盒炊飯して登ったが、電波塔が林立し昔の面影はすっかり消えうせていた。こうなるともはや登山対象の山とは言えない。華山よさようなら、もう立寄ることもないだろう(かわいそうだが)・・・。

他の人の主義・主張を否定するつもりはさらさらないが、いかに歴史のある名山といえども山頂近くまでアスファルト道が続く山は登山対象の山とは言えないような気がする。地図をみて林道のラインが引かれていると途端に登る気がしなくなるのは私だけだろうか?