ヴァイオリンとフルートのRio

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クラシック音楽って何?

2010年10月03日 06時00分24秒 | 音楽
 クラシック音楽の意味は何かです。狭い意味だと、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンあたりの古典派の音楽を指すようですが、一般的には、ポピュラー音楽に対する言葉で、堅苦しい、気どった、ひどい場合は鼻持ちならない音楽の意味で使われています。従って、古典派とは限らず、バロック、ロマン派、近代、現代までも含むようです。

 クラシック音楽は演奏楽器からもおおよそ区別可能だと思います。オーケストラで使われるような各種の楽器に加えて、ピアノやオルガンも使われます。これらの楽器はクラシック音楽の演奏用に限らないのはご承知の通りですが、弦楽器のビオラやチェロ、管楽器のピッコロ、オーボエ、イングリッシュホルン、バスーン、ホルンなどは、クラシック音楽以外ではあまり使われないようです。ギターはクラシックでもポピュラーでも使いますが、奏法も曲もかなり違うようです。

 ポピュラー音楽では、アンプの使用、つまり、電気的な増幅を行なうことが当たり前になっていますが、クラシック音楽の場合には、電気的な増幅を行なわない、アコースティックであることが普通です。人が歌う場合も同様です。

 クラシック音楽を生業として聞かせる人は、概ね音楽大学を卒業した人達です。例外はありますが、それなりの研鑽を積んだ方々です。クラシック音楽以外ですと、音楽大学卒業生の割合は低そうです。

 ピアノやバイオリン、あるいはその他の楽器を音楽教室などで教わる際には、テキストに載っている曲は概ねクラシック音楽です。教える人が音楽大学卒業生、あるいはそうでなくても、音楽大学におけるのと同様なメトードで演奏技術を教わった人達が教えると言うこともあるからでしょう。最近の初心者用テキストはポピュラー音楽もかなり取り入れています。鈴木教本は良い教本ですが、普段の生活の中の音楽とあまりにかけ離れているからでしょう。

 クラシック音楽の場合には、楽譜が絶対で、アドリブは、協奏曲のカデンツァや、バロック音楽の演奏の際に行なわれることを除けば、楽譜に沿って演奏されます。もっとも、昔は日本のテナーの藤原義江、ロシアのバスのシャリアピンのように、楽譜を無視して歌う人も居たようです。

 見た目の話として、クラシック音楽の演奏家の服装が概ね、礼服か略礼服、あるいはそれらに近い雰囲気の真面目なダークカラーの服装であることが多いですね。女性の場合には、昔で言えばイブニングに相当するような服装が多いようです。こう言うことも、クラシック音楽を堅苦しいものとしている面がありますが、もとはと言えば、芸人の客への礼儀から始まったことで、クラシック音楽には限らないようです。

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コメント (4)
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