「四季」を題材にした曲は他にもありますが、ヴィヴァルディのものは特に有名です。イ・ムジチの演奏のレコードが売れ、イ・ムジチは勿論、海外の室内合奏団が来日すると、この曲を演目に入れることが多かったようです。
イ・ムジチの最初のレコードでは、ソロがフェリックス・アーヨでしたが、その後、メンバーの変更により、ソロ奏者が交替しています。なお、1959年のステレオ録音の際に使われたアーヨの楽器は、その3年前に製造されたマリノ・カピッキオーニ、何と新作なのだそうです。(楽器に関しては、弦楽器サラサーテのホームページによる。)
この曲の良さは旋律が美しく、緩急や明暗がはっきりしていて、聞いていて分かりやすいところでしょう。季節の変化のある国に住む日本人にも合うようです。協奏曲ごとに季節の名前があり、楽章ごとにソネット(詩)が付けられていて、バロックとしては例外的に標題音楽と言えるのだそうです。
「四季」を含む12曲全体には「和声法とインベンションの試み」という名前があります。インベンションは「発明」と訳されることの多い言葉ですが、ここでは新たな手法のような意味ではないでしょうか。ただ、どこがどうなのかは良く分かりません。
冬の第2楽章は比較的ゆったりとしていて、私のような初心者でも弾く事が可能で、私が教室で習い始める際に初めて披露したのがこの曲です。そのおかげか、鈴木教本の1はやらなくてよい事になりました。この楽章の弦楽合奏のピチカートをアルコで弾く演奏もあるそうです。
CDでもアーヨのものを聞いていますが、ラインホルト・バルヒェットの演奏がよかったと書いてあるのを見て気になっていました。ミュンヒンガー指揮の旧盤なので入手できませんでしたが、同じ人のソロでティーレガント指揮のものを先頃見つけて購入しました。演奏は、イ・ムジチを聞きなれた耳には、少々硬い感じがありますが、なかなかのヴァイオリニストだったようです。
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イ・ムジチの最初のレコードでは、ソロがフェリックス・アーヨでしたが、その後、メンバーの変更により、ソロ奏者が交替しています。なお、1959年のステレオ録音の際に使われたアーヨの楽器は、その3年前に製造されたマリノ・カピッキオーニ、何と新作なのだそうです。(楽器に関しては、弦楽器サラサーテのホームページによる。)
この曲の良さは旋律が美しく、緩急や明暗がはっきりしていて、聞いていて分かりやすいところでしょう。季節の変化のある国に住む日本人にも合うようです。協奏曲ごとに季節の名前があり、楽章ごとにソネット(詩)が付けられていて、バロックとしては例外的に標題音楽と言えるのだそうです。
「四季」を含む12曲全体には「和声法とインベンションの試み」という名前があります。インベンションは「発明」と訳されることの多い言葉ですが、ここでは新たな手法のような意味ではないでしょうか。ただ、どこがどうなのかは良く分かりません。
冬の第2楽章は比較的ゆったりとしていて、私のような初心者でも弾く事が可能で、私が教室で習い始める際に初めて披露したのがこの曲です。そのおかげか、鈴木教本の1はやらなくてよい事になりました。この楽章の弦楽合奏のピチカートをアルコで弾く演奏もあるそうです。
CDでもアーヨのものを聞いていますが、ラインホルト・バルヒェットの演奏がよかったと書いてあるのを見て気になっていました。ミュンヒンガー指揮の旧盤なので入手できませんでしたが、同じ人のソロでティーレガント指揮のものを先頃見つけて購入しました。演奏は、イ・ムジチを聞きなれた耳には、少々硬い感じがありますが、なかなかのヴァイオリニストだったようです。
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