ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

水上の音楽

2010年10月19日 05時30分00秒 | 音楽
 ヘンデルが国王の舟遊びの際に準備したと言われる管弦楽組曲で、おおらかさに満ちた音楽を聞くことができます。

 多数の曲から構成されていたようですが、長いために、以前はハミルトン・ハーティという指揮者が編集および編曲したハーティ版が使われていました。終曲のアレグロ・デチーソなんかは華やかで、私の好きな曲の一つであり、オルゴールでも持っているくらいです。

 バロックの原典版による演奏が行なわれる傾向が強まってからは、曲数の多いクリザンダー版も使われています。この中に、ピッコロとオーケストラで演奏される曲が2曲あり、ピッコロによく合っています。ピッコロ向きの曲を探している方にはよさそうです。元来はリコーダーで演奏したのでしょうか。

 バロック音楽をオーケストラで演奏する際には、人数の少ない小人数の編成の方が本来の姿なのでしょうが、現在は人数の多いオーケストラで演奏することも多いので、作曲者の意図した響きとは違っているかも知れません。

 ヘンデルはドイツ出身ですが、この頃、既にイギリスで暮らしており、そのせいかイギリスの指揮者やオーケストラがヘンデルの作品を得意としていると言われます。

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