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【日本庭園を知って楽しむ】4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類

2024-11-24 12:21:00 | 【カシャリ!一人旅】 旅行雑

  【日本庭園を知って楽しむ】4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類   

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

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 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■4 三分類法による日本庭園の鑑賞法
 既述の通り、ここでは、日本庭園を自然風景式庭園、枯山水庭園、露地庭園という三分類を核にしてご紹介します。
 すでに紹介済みであった内容と重複することもありますが、その三分類をさらに細分化したり、切り口を変えたりして、初心者なりの鑑賞法をご紹介します。専門家の先生方には侮蔑されるかも知れませんが、私なりの分類法をご紹介して参ります。
 なお、本章でのご紹介は、コトバンク、Wikipediaや上述の宮元健次氏等々を参考にし、宮元健次氏の分類法をもとに、初心者が独断と偏見に基づいた内容です。また、当ブログですでに紹介した内容を繰り返し掲載することもあります。勝手ながら、正式な情報は、読者の皆さんのお考えに基づいてお探し下さると幸いです。

■4-51 日本庭園の分類2 枯山水式庭園 その名称と分類
 既述の通り、日本庭園は「池泉庭園」「枯山水」「露地」の基本様式に区分されます。
 枯山水(かれさんすい)庭園とは、水を用いずに岩や砂などで山水を表現した日本庭園の様式の一つで、しばしば「石庭(せきてい)」とも呼ばれます。しかし、このような様式が確立されたのは室町時代中期と考えられ、その定義に当てはまらない枯山水庭園も多くあります。
 書き言葉としては、乾山水、唐山水、枯水形、から泉水、干川庭、古山水、仮山水などがあります。その読み方も、カレセンスイ、コザンスイ、フルセンスイ、コセンズイ、フルセンズイなど、いろいろな読まれ方をします。今日の「枯山水(カレサンスイ)」という表現が一般化したのは大正時代以降と言われています。
 枯山水庭園は、水を使わないため面積の広狭を選びませんので、屋内や屋上にも作られ、身近になっています。近代的な建築にも馴染みやすく、日本らしい雰囲気を醸し出してくれます。そのため、現代においても人気が高い様式の一つといえます。

 私のような初心者には、龍安寺の方丈庭園(石庭)をイメージしますが、近年では、枯山水庭園を、さらに細かく分類するようです。
 現代を代表する作庭家のひとり、重森三玲は「前期式、後期式」に分けることを提唱しています。
 枯山水という言葉は、平安時代に書かれた日本最古の庭園書で初めて定義され、池も遣水(やりみず)もない所に、自然の景観を見立てた石組みで作庭されました。主に山の斜面など傾斜に作られることが多く、京都・西方寺(苔寺)に代表されるように、これを「前期式枯山水」と呼んでいます。
 広く枯山水の定義のように言われている「平坦な土地に水を用いず石や砂を主として構成された、山水風景を象徴的に表現した庭園」と言い替えてもよいでしょう。
 それに対して「後期式枯山水」とは、現代で表現される「水を表現する砂」の枯山水庭園を指します。これは、応仁の乱(1467年)の後に、経済疲弊により大規模な池泉庭園が困難となりました。その結果、枯山水が流行し、前期式のような起伏を持たない枯山水庭園が多く造られるようになったのです。
 11世紀ごろに成立したとされる『作庭記』では、枯山水は独立した庭園様式ではなく、池を中心とした池泉庭園などにおいて築山や野道に作られた石組部分を指していると記述されています。重森完途氏氏の前期式がこれに相当します。

 いっぽう、日本庭園研究会会長の吉河功は、次のように分類しています。

①    平庭式枯山水
 ほぼ平らな敷地で、苔を除く植栽のない石庭のことで、京都の龍安寺や円通寺に代表される庭園です。

② 準平庭式枯山水
 平庭式が基本ですが、その一部に低い築山を持つ形の枯山水庭園を指します。京都・真如堂や、鴨倉の長寿寺が、この分類に属します。

③ 築山式枯山水
 重森三玲の分類による前期式枯山水が。この分類に近いといえます。京都・慈照寺(銀閣寺)や天龍寺の曹源池庭園が、その代表的な庭園です。

④ 枯池式枯山水
 水の無い池泉、いわゆる枯池を造っている枯山水庭園で、旧徳島城表御殿庭園や滋賀県米原市の青岸寺などが、その代表的な庭園です。

⑤ 枯流れ式枯山水
 白砂などを用いて枯流れを表現した枯山水庭園を指します。京都大徳寺の大仙院枯山水庭園が好例ですが、他にもしばしば見られます。

 初心者の私には、吉河氏の分類は、枯山水庭園を見るときの視点として捉えると、枯山水庭園を理解するときに大いに参考になるように思えます。


(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月23日 ◇三省の励行 ◇元気な会社 しっかり働き、たっぷり休む 2330-3b14 ◇社長の出身都道府県

2024-11-24 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月23日 ◇三省の励行 ◇元気な会社 しっかり働き、たっぷり休む 2330-3b14 ◇社長の出身都道府県 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

11月24日 社長輩出率の高い都道府県は?

 私が学生の頃、社長の学歴調査をした著書を購入したことがあります。その当時の社長さんの卒業大学トップは慶應義塾大学でした。時代が下り、現在は、日大がトップですが、依然として僅差で慶応が二位なのですね。ちなみに国立大学は、上位5大学にはランクインされていないようです。
 一方、社長を輩出している都道府県は、どこなのでしょうか。
 絶対数で見れば、人口の多い都道府県なのでしょうが、都道府県別の社長輩出率でみますと、2023年は福井県が全国トップなのだそうです。(帝国データバンク)
 福井県は、ビジネス環境や教育体制が、企業リーダーを輩出しやすくなっていると推定できます。
 人口の多い東京都や、「教育県」として知られる秋田県、長野県は、上位10位に入っていないそうです。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 今日の会社は、重考高盛する人であるから、アンテナ感度の良い人であるからこそ、良い会社を経営できるのだと実感させられた事例です。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 しっかり働き、たっぷり休む  2330-3b14
 長時間労働というイメージが強いIT業界にあって、1988年の創業当時から「1カ月の夏休みと2週間の冬休みがとれる会社」という日本の会社文化から突き抜けた目標を掲げる企業がある。社員のライフステージに応じてさまざまな休暇制度や勤務形態を用意する一方、設立以来一度も赤字決算を出したことがないソフトウエア開発会社、A社(東京都品川区)である。
 年次有給休暇は法律で定められた日数の1.5倍に当たる30日。子どもが最長2歳まで取得できる「育児休業」は5歳まで、小学校就学前・年5日(2人で10日)まで取れる「子の看護休暇」は中学校就学前・年20日まで、法律よりそれぞれ延長し、「介護休業」は法律で定められた日数の約2倍に当たる通算180日まで取得できるなど、法を大幅に上回る好条件に設定する。
 女性が妊娠初期に年20日まで使える「つわり休暇」や、子どもが中学校就学前まで1日の労働時間を5~6時間に短縮できる「育児短時間勤務」を用意。子どもの学校行事や地域の会合に参加するため年3回まで取得できる「ファミリーサポート休暇」、勤続5年で半年間、同10年で1年間という長期休暇が取得できる「リフレッシュ休暇」など、さまざまな特別休暇も備えている。
 これほど多彩な休暇制度を設けたのは、創業者のK会長が日本IBM勤務時代に英国に出向したのがきっかけだ。赴任当初、不動産会社で家を探すため年次有給休暇を申請した。すると上司や同僚から「なぜ貴重な有給休暇をそんなことに使うのか」と非難された。「休暇はしっかりとってリフレッシュするもの」という欧州の文化に触れ、「しっかりと休める働きやすい会社をつくりたい」と考えたという。
 創業メンバーの1人で、2018年3月にK氏の後を引き継いだF社長は「勤務時間ではなく成果物で賃金を支払うのが基本」と話す。賞与を除いた自分の年収の1.8倍を売上目標とし、目標を超えた金額の3割を賞与として支給する独自の「個人売上目標制度」を採用。仕事はしっかり働くことを要求する。仕事を効率化するため、オフィスのフリーアドレス(自由席)制や社外でのモバイル勤務、在宅勤務制を導入。一方でコロナ禍の前は、毎年秋に4泊5日の海外社員旅行、春に国内1泊温泉旅行も実施した。「自分の生活設計に合わせて計画的に働き・休む自立したビジネスパーソンになる」ことを社員に促している。
 その効果はコロナ禍でも十分に発揮された。顧客の投資控えに伴い、最も落ち込んだ2020年5月の売上高は前年同月に比べて36%減少。8月から21年3月にかけて全社員を対象に数日ずつ休業し、20年11月から全社員を週5日在宅勤務とする思いきった勤務形態を採用した。ただ設立以来一度も赤字を出したことのない強固な財務体質から、資金繰りには困らなかったという。
 さらにコロナ禍前から学生の採用活動にも好影響が出ている。多忙なイメージの強いIT業界のなかで、同業他社の社長が「会社説明会を開いてもなかなか学生が集まらない」と嘆くのに対し、同社は社員数より多い100人近い学生が毎年門をたたく。その中から毎年5人前後の優秀な学生を採用し、人材の定着にも寄与しているという。「しっかり働き、たっぷり休む」という同社の哲学を徹底したことが、結果的に好業績となり、コロナ対策につながっている。
 今日でも、元気にやっている会社です。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【今日のおすすめ】

 【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  変化に見舞われる金型業界 3524-3b05

 かつては、「価格は高いが、高品質」という代表的な日本製品のひとつが「金型」でした。

 地味な存在ですが、誰もが、その恩恵にあずかっている金型です。

 グローバル経済下でどの様に生き残り、勝ち残っていったら良いのでしょうか。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 三省の励行は難しいですが、勤労感謝の日に自分に感謝 b23

 11月23日は「勤労感謝の日」。

 国民の祝日の一つで「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日(【Wikipedia】)」と言われています。

 年末まであと余すところ38日です。

 働いている人は、ベターハーフ(結婚相手)に対して、その人がいればこそ、自分が働くことができているという気持ちを込めて、「ありがとう」のひと言でも良いですから言葉をかけてみましょう。もちろん、私はすでに実行しました。

 ベターハーフがいらっしゃらない方は、自分が生きていられることに対して感謝をしますと、自分自身を大切にすることができるのではないでしょうか。

 勤労感謝の日には、今年の自分自身の「勤労」、すなわち自分の仕事のあり方を振り返ってみるようにしています。

 年初に決めた今年の自分の計画で未達のものについて何とかそれを達成するにはどうすべきかを考えるようにすると、たとえ不充分であっても「一年の計」の実現に近づくことができます。

 因みに「三省(さんせいorさんしょう)」とは、論語に由来します。

 論語の学而に「吾日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしかと」とあります。

 毎日三度反省するというのが直訳ですが、毎日何度も何度も自分の言動を省みて、誤りを犯さないようにするということです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

  >> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  

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