〈今日の結果〉
2018/07/22(日)第16回戦(札幌ドーム)12勝4敗0分|観客数:30,927人
北海道日本ハム7-5福岡ソフトバンク
【勝利投手】井口(1勝1敗1S)【セーブ】石川直 (1勝2敗9S)
【敗戦投手】鍛冶屋(2勝1敗0S)
【本】(ソ)柳田 23号3ラン(6回・高梨)、松田 18号ソロ(7回・高梨)
(日)レアード 18号ソロ(2回・中田)
先発高梨投手は5回を投げ終えて4-0とリードをしながら、6回表には柳田選手に
3ランHRを放たれ1点差に詰め寄られます。
てっきり6/30以来の6勝目を手中にしたと思っていましたが、7回にも松田選手迄
もレフトスタンドに運ばれ同点とされてしまいました。
2アウトを取っていただけに、この同点HRは勿体ない一球でした。
筆者としての意見ですが、高梨投手は6回を投げ終えた時点で球速も落ち気味となり
頼みの綱は変化球のみになっていました。
7回には他の救援投手を使う手もあったと思うのですが....。
7回、8回と両チームは点の取り合いとなり、スリリングな展開となり一瞬たりとも
目を離せないシーソーゲームとなり、8回にはアルシアの久々の2塁打と代打鶴岡
のヒットで満塁となり、中島卓の2ゴロを牧原がファンブルをして勝ち越しに成功
し、遥輝が四球で歩くと、松本剛がセンター前に運び7-5として逃げ切りましたが、
勝には勝ったものの薄氷を踏む勝利だったと言えます。
〈6回裏タイムリーを放った松本剛選手はファームでの苦労が報われつつあります〉
ここにきて「運とツキ」を味方にして、ようやく自信を取り戻しつつある松本選手
です。不調の要因は「自信喪失」とツキに見放されていたことでしょうね。
スランプは誰のもあることですから、大田泰示選手が戻ってもライトの定位置は渡
さないという精神的な強さを持って欲しいものです。
昨年の活躍は忘れることも大切でしょうね。
〈先発で6勝目を逃がした高梨投手〉
ここぞという時のポカがなければ、今季は3勝は上積みをしていたはずです。
この日も7回を投げて5安打〈本塁打2〉7三振と勝利投手目前での4失点は頂け
ませんね。
安心をして任せられる信頼を得るには、スタミナ不足の解消しかないのでは....。
下半身をもっとイジメると楽々10勝は出来ると思いますよ。
〈プロ初勝利をあげた井口和朋投手は見た目はオヤジですがまだ24歳です〉
リリーフに立った井口投手の「プロ初勝利」は以外でした。
8回2死3塁1塁で公文をリリーフした井口は、5番内川をピッチャーゴロに打ち
取り責任を果たします。その裏味方が得点し美味しい初勝利を飾るのですが、井口
投手は、てっきり過去に勝利投手となっているものと思っていました。
ラッキーな1勝を糧として、彼には抑えの中軸となって優勝を目指して欲しいです。
大学の先輩の玉井投手に負けない根性を発揮しましょう。