◇国内女子◇センチュリー21レディスゴルフトーナメント 最終日(22日)◇
小祝さくらは3度目の正直ならず「優勝は簡単にはできない」
今度こそは3度目の正直で勝てるものと信じていたのですが、外国人選手には
日本の諺が持つ神通力も通じなかったようです。
さくらちゃんはとても残念でした
アウトは頑張ったのですが、優勝をしたアマチュア選手が絶好調過ぎたのと、暑さ
に負けてしまったのが敗因だと思います。
結果はこの日、4バーディ、4ボギーの「72」と伸ばせず、通算13アンダー2位タイ。
優勝は二十歳のアマチュア(米国)K・ギルマン選手でしたが、アマチュア離れをした
ショットの正確さには付け入る隙がありませんでした。
曲がらないショットはOBをしたことがないという自信があり、パターも得意ですから
今年の全米女子オープンで27位に入ったのは納得が出来ます。
この選手はプロになれば、かなりの活躍をするでしょうね。
また同年齢の畑岡奈紗選手には、怖いライバルが現れることになります。
まぁ、今大会は道産子の彼女にとっては、かなり厳しい気温の中での戦いでした。
4度目の正直という諺は聞いたことはありませんが、体調管理を心掛けたなら、新人
離れをした正確なショットを武器に優勝のチャンスは目前に迫っています。
今大会の賞金で獲得額は約2995万円で賞金ランクは13位として、来季のシード権も
確定をした模様です。
次戦はともかくとして、今大会の口惜しい気持ちを心に秘めて、8月に入ってのmeiji
カップでは再度優勝を狙い地元北海道で勝利をして欲しいですね。
大会が開催される札幌国際カントリークラブ 島松コースは彼女の地元であり、自宅
からは十数分で通える距離にあるので、勝手知ったる庭のようなものです。
左右の松林にさえ打ち込まなければ、大きなトラブルにも見舞われないので、フェア
ウエーキープ率の高い彼女には大いに期待をしても良いかと・・・・。
道内出身選手では、菊地絵理香、明砂美姉妹、田村亜矢、藤田光里などの選手が出場
予定となっていますが、なぜか道内出身選手は優勝に絡んでいません。
その点が気になりますが、地元での優勝を見たいものです。