前半4番では4パットで痛恨のダブルボギー、6番パー4でもボギーと躓いた小祝
さくら選手でしたが、8番、9番と連続バーディとして、インに入ると5バーディ
1ボギーと猛チャージで、この日も69台でホールアウトをして、アマチュア安田
祐香選手と並ぶ11アンダーの3位タイで大会を終えました。
タラレバになりますが、4番のWボギーがなければ、優勝争いに加わっていたかも
知れませんね。
優勝は14アンダーで並んだ黄アルム選手とイミニョン選手の、プレーオフになりま
したが、最終的に4日間トップの座を守り続けた黄アルム選手が、9年ぶりの優勝
を飾り、優勝賞金の2.160万円を獲得して来季のシード権を確実にしました。
2位に入ったイミニョン選手は一時は逆転をしたものの、優勝を意識したのか16番
での4パットがなければ勝っていたでしょうね。
悔やんでも悔やみきれない15番のボギーと16番のWボギーでした。
小祝さくら選手は、これで3戦連続のトップ5フィニッシュを果たし、今大会を含めて、
今季トップ5入りは5度目となり、今大会の3位賞金840万円を加算して賞金ランクも
ベスト10に顔を覗かせてきました。
【国内女子賞金ランク】
1位:鈴木愛 109,205,000円
2位:成田美寿々 77,716,633円
3位:アン・ソンジュ 77,661,000円
4位:比嘉真美子 76,826,300円
5位:申ジエ 57,654,951円
6位:フェービー・ヤオ 44,405,166円
7位:岡山絵里 42,137,866円
8位:小祝さくら 38,359,951円
9位:菊地絵理香 36,926,133円
10位:イ・ミニョン 36,843,583円
あとはいつ初優勝を飾るかに焦点は絞られてきましたが、いよいよ来週は故郷での
meijiカップが待っています。
好調なまま北海道に入り実家でリラックスをしたなら、今の小祝選手は優勝候補の
筆頭にあげられるでしょう。
コースとの相性は昨年は、プロとして初凱旋の大会でしたから、初日に躓き予選落ち
をしたものの、一昨年のアマチュア時代には見事に予選を通過し43Tに入っている
ので今年は成長の度合いもまったく違いますから、難コースを克服してくれるでしょう。
プロ初優勝が地元北海道なら、meijiカップの前身だった東洋水産レディースでの
大場美智恵選手以来の出来事になります。