誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

露と野分

2013-09-06 06:34:17 | 日記
露は科学的に言えば、大気中の水蒸気が気温の低下によって水滴になって姿をあらわしたもの。この点では霞、雨,霜、雪などと同じく,変化しつづける水蒸気の仮の姿の一つ。文学的には、露は古くから「はかないもの」の象徴とされてきた。揺れるとこぼれ、日がさすと干上がって消滅してしまうからだ。「露の世」「露の命」という慣用句は、この世界や人の命をはかない露にたとえる。秋の季語にしているのは、秋は気温が下がるので露が結びやすいからだが、澄きった露の玉が秋の涼しさ、冷ややかさを感じさせるからでもある。野分は台風がもたらす秋の暴風。野分が吹き過ぎてゆくたびに日本の秋は深まってゆく。『野分のまた日こそ、いみじうあはれにをかしけれ;枕の草子』(第189段)と書き、野分の吹きあれた次の日の草木や人々のありさまを風情あるものとして描いている。「白露や角に目を持つかたつぶり 嵐 雪」「露の世は露の世ながらさりながら 一 茶」「芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉 芭 蕉」「大いなるものが過ぎ行く野分かな 高浜虚子」「吹かれ來し野分の蜂にさゝれけり 星野立子」。昨晩は室温3℃下がり27℃で、冷房を付けずに熟睡出来た。(野分して 眠れし夜は 目覚めよし ケイスケ)