誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

蓮華草

2017-04-08 07:41:53 | 誕生日の花ケイスケ日記

蓮華草(マメ科紫ゲンゲ属の二年草。)花言葉は、私の悩みを和らげて。中国より渡来したもの。緑肥や家畜の飼料にするため古くより栽培されていた。自生も畦や野原、土手などのやや湿った日当たりのよいところに多い。茎はよく広がってた田を覆うため、遠目には一面に紅紫色となる。一本の葉の付け根から伸びた柄の先に蝶形花を7~10個輪状につける。実は莢になり熟すと黒くなる。まれにだが白花を生ずることもある。春田園風景に欠かせない花の一つ。密源植物としても重要である。「野道行けばゲンゲの束のすててある 正岡子規」「或夜月げんげ見たる山田かな 原 石鼎」「桜島いまし雲ぬぎ紫雲の上 山口青邨」「「げんげ田の鋤かかるる匂い遠くまで 阿部みどり女」「げんげ田はままろし地球のまろければ 三橋鷹女」「頭悪き日やげんげ田に牛暴れ 西東三鬼」「風に揺るゝげんげの花の畦づたひ 星野立子」「切岸へ紫雲英の大地かな 中村草田男」「おほらかに山臥す蓮雲英田の牛も 石田波郷」「白帆にもげんげ明かりのあるところ 福田廖汀」「紫雲英野の道かたまりて川跨ぐ 清崎敏郎」「踊る子の手より紫雲英の束難す 橋本美代子」「げんげ田が囲む明日香の后陵 石田いさを」「死ぬ真似をして紫雲英田に倒れけり 山崎一生」「みずうみにみづあつまれる紫雲英かな 千葉告史」「紫雲英田に翼を休む海の鳥 塚越杜尚」「げんげ田に寝転ぶ妻を許し置く 三好 曲」「どの道も家路とおもふげんげかな 田中裕明」「鋤きこみしげんげのろの日暮かな 高畑浩平」「紫雲英野を発つくれなうぃの熱気球 塩出佐代子」「畦ひとつとんで咲きたる紫雲英かな 中山世一」。(晴天の何に倦みてげんげ摘む けいすけ)