みやこわすれ(キク科)花こ言葉は、私忘れ忘れないで。本州以西の山地に生える菊科の多年草。ミヤマヨメナの栽培種。江戸時代から観賞用として作られ、切り花や鉢物に多く見られる。草丈は20~50cm。晩春から初夏ンいかけてっ直径3~4㎝の小菊に似た花をつける。淡い紫色の舌状の花からなる。枝分かれが多く、枝先に一つ花をつける。濃い紫、濃い紅、紺、白もある。「とほく灯りのともりし都忘れかな 倉田絃文」「都忘れ夫ひつそりと近づき来 志摩和子」「東京に棲みつき都忘れかな 永島理江子」「永平寺東司の都忘れかな 堤 保徳」「母がりや都忘れは母の花 永澤 謙」「お覚悟を召されとみやこわすれかな 佐藤静峰子」「奥差嵯峨に咲きゐて都忘れかな 大川八重」「永平寺東司の都忘れかな 堤 保徳}「母がりや都忘れ母はの花 永澤 謙」「お覚悟を召されとみやこわすれかな佐藤静峰子}「奧嵯峨に咲きゐて都忘れかな 大川八重」
「咲き増ゆる都忘れに祖母のこと 小泉洋一」。(東京に咲きても都忘れかな けいすけ)