心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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つい面白くて

2014年03月28日 | ほんのすこし
最近 テレビは録画してもなかなか見ないで、つい読書に。
『教場』長岡弘樹著
amazonのレビューでは 芳しくない評価も多くありましたが、私は警察学校舞台ということで物珍しさ?から購入。ただ皆さんが書いているように帯とかに誇大な宣伝文句があるのにはちょっと引きます。それがなくても手にして買いたくなるような帯ってできないのかなぁと思います。魅力的な帯、作品と一緒のイメージを彷彿とさせてくれる帯 それがいいように思います。

でも 本屋大賞にノミネートされているということで手にしたところもあります(笑)
だいぶ前には 『検察側の罪人』雫井 脩介著 を読みましたが、こちらも確かノミネートされていたと思います。今は友人のところに行ってますが、視点の変わったものとしては面白かったです。

文庫本では 『私を知らないで』白河 三兎著

これが良かったです。タイトルに最初は?といったものがありましたが、途中で ああそうなのかと気付きます。
現実にはとても無理だろうなと思える設定のように感じましたが、そうであってくれればというまだ人の温かみを切り捨てていないぞ この世界は といったものがあって、そこが救いかなぁ。いじめ問題が中心なのかと思いきや・・・
これから注目してみたい作家だなと思っています。

このほかにも 『さようなら、オレンジ』岩城けい 著


『想像ラジオ』いとうせいこう著



がありました。最初に『さようなら オレンジ』を読んでしまったからか、次の『想像ラジオ』とは文体が真逆?な感じがあって なかなか読みだせなかったです。同じ文字を扱うものなのに 使い方によってこんなにも違うものが出来上がるのか!といった印象がありました。その違いを味わうのも面白いなと思ったのですが、なかなか前に進めず『想像ラジオ』はまだ途中です。でも不思議さが頭に残っていて 落ち着いたら途中から読み始めるつもりです。それよりも今は『原発3キロメートル圏からの脱出』川崎葉子著  これを読破しようと思っています。

最後に 一番面白かった本です。
『聞く力』阿川佐和子著

これは一押し!!阿川ワールド全開!といった感じです。阿川さん大好きな方にはぜひ♪
本を読んで感動することも大事ですが、楽しめるということも大事だと思います。ここには人が人と知り合うことの醍醐味や 誰かと知り合うことってこんなことなんだってもう一度思いだすような そんな気持ちが込められている気がします。これからの人生 どんな方と知り合うのかわかりませんが、相手のお話を聞ける人でありたいなと思います♪