心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

イチロー、偉業達成

2016年08月08日 | ほんのすこし
しばらくいつ記録が達成されるかと気になっていましたが。
とうとうメジャー3000本安打達成しましたね!

イチローが涙

この記事の中でイチローが話している言葉。

「3000という数字より、僕が何かすることによって、僕以外の人が喜んでくれることが、今の僕にとって何より大切なことだと改めて認識した」

スタンドに立つイチローの姿はいつもきりりとしていて潔さを感じる。
ファンも観客も彼が醸し出す印象に心を打たれるのだと思う。
一途に野球に向かう姿勢、ストイックなまでの野球への情熱、彼がこれまで魅せてきた行動の数々が感動を与えてくれるのだと思う。

本当におめでとうございます。
史上30人目、アジア出身選手では初めてのメジャー3000本安打。

小学校6年生の文集でイチローは自分の夢を語っている。
そこにははっきりと一流の野球選手になる、と明言。そのためにはどんな努力も惜しまないという気構えが覗いていた。
そして有言実行、毎日の鍛錬を欠かさず鍛え上げていった。鍛え上げられたのは体だけではなく、内面の精神もだったと思う。芯のぶれない人、イチローを見ているとそう思えてならない。

これからもイチローは野球を続ける。
その先がどこまで続くのかわからないが、イチローが残してきたものの偉大さは後世に語り継がれていくのだ。

早朝

2016年08月08日 | ほんのすこし
昨日の日曜日、朝早くから外出。
まだ皆が寝静まっている頃、午前4時半。外に出る準備をし、母のところへ。
前日に準備しておいた物を風除室に置いていたので、ポリタンクに外で水をたっぷり入れ、掃除用具と鎌・手袋・帽子を忘れずに。

車で15分ほどの場所に朝5時少し前に到着。
お墓にはまだわたしともう二人ほどの人しかいなかった。
そう、昨日はお墓の掃除の日。
朝早いと暑さもしのげるからと思ってそんな時間にしたのだ。それでもやはり早い人は来ていて、自分のお墓の掃除をしていた。
この暑さの中、お墓の周りにはサシドリが大きく伸びていて、他の雑草もたくさんあった。まずそれから駆除を始める。カマを持ってきて良かった。大きなゴミ袋に次々と入れて行く。
雑草がとれたら、今度は墓石。水をかけ雑巾で汚れを落として行く。だんだん綺麗になっていくのがわかる。

たっぷり時間をかけるとまだ早い時間なのに汗が噴き出てくる。ぽたぽたと落ちる汗が気持ちいい。

終って墓地から出るとたくさん車が止まっていた。やはり皆さん朝早い時間を狙ってきているのだ。それくらい今年は暑さが厳しい。

帰り道、小学校で取り組んでいるひまわり畑を見つけた。





手前の人形は子供たちの手づくりらしい。



このひまわりから油をとる。地域の人と共同で作っているらしい。

戻りは暗い道から朝日が差し込む道に変化していた。田んぼが青々としている。



今年の収穫はどうなのだろう。

もう、すっかり朝の空だ。



※※※

あんまり早く動きすぎて、昨日一日なんだかのびていたわたし(笑)

※※※



夏らしいものを

2016年08月06日 | ほんのすこし
あんまり暑くて、うだっているのですが。
今まで描いたマウス画で夏らしいものはないかしらと探してみました。

夏というより初夏といった感じかなぁ。
こんな高台の草原で寝転がりながら海を見るのはあんまり暑いと無理かも。
草も暑さでへばっていて、暑いだろうから。
だから、気持ちだけ(笑)。

ここに12年住んで、入る時に一斉に揃えた電化製品もそれぞれ老化し、あちこちダメな部分が出てきています。最初に替えたのはテレビとレコーダーだったかな。
その後、炊飯器(容量の大きいものに)、電気ポット。
最初はなかったのに増えた電化製品は除湿機二台。
まだ健在なのは冷蔵庫。パソコンは四台目になりましたが、三台目も使っています。
洗濯機も健在ですが、表の部分に欠けが見られいつダメになってもおかしくない状態に。

一緒に購入しても色々なことが原因で買い替えしていかなければならないものが出てきます。でも後三年、買い替えを我慢して使ったほうがいいのかなと洗濯機を見ながら思案中。
ダメになると困るもの、電化製品はほんとに困るものだらけ。こうして見て見るといかに自分の生活が電気に頼っているかがわかります。
昨日、レンジとオーブントースターを使ってしまい電気が飛んでしまいました。
日中だったので、数分気付かずにいて・・・ なんだかトースターの電源が赤くなっていない、壊れたのかなぁなんてのんきな気分で見ていたら。
あららら~
エアコンも消えちゃってるし。
あちこちの電化製品が・・・
慌てて再度つけたり。

これが夜だったらもっと早く気がついただろうけど。ふだんは電気のありがたみもほとんど考えることなく暮らしていますが、突然だめになるとわかるのですね~。
こんなことはたくさんあります。
もし狭い場所に閉じ込められたら、それまで当たり前に吸っていた空気がどんどんなくなっていく恐怖を味わいます。← って例えがこれか?
当たり前って、ほんとは全然当たり前なことじゃない。
それをしみじみ感じて毎日生きて行く、それが大事かなぁ。

この暑さを乗り越えることも体を暑さにならすために大事なことなのかもしれない。
汗をふきつつ、だるくて重い体に鞭打つ毎日です。

さめざめと

2016年08月05日 | 朝のことば&つぶやき
なんということもなく
ただ
泣きたくなることが

さめざめと声をたてずに
泣きたくなることが
ほんの少しのときではあるのだけど

わたしにはこんなときが必要だったのだと
さめざめと泣いたあとに思う
時折窓ガラスの向こうでしめやかに落ちる
小雨のごとく
わたしの胸に沁み込んでいく
さめざめとした涙の粒は
やがて
朝の光に昇華され

あのさめざめとした思いは
単なる甘えだったのかと
若い頃の自分を手繰り寄せている
他愛ない思いに
たださめざめと泣く
それだけでどこか満ち足りていた
あの頃の自分を取り戻したくて
さめざめと泣いてみたくなる

だが
今のわたしにはどこにもさめざめとした風情は
見えやしない
あのどこか危うい
前の見えない不安を抱えていた時代が
なんとも懐かしく思えて仕方のない
あぁ、なんということだろう
涙腺さえも年老いていくというのだろうか

※※※

今日見かけたとあるクリニックの庭で名前知らずの赤い花。

※※※

亡羊たる

2016年08月04日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

いつだってそこに行けると思っていた
ただ歩いてさえいれば

いつだってだれかと出会えると思っていた
探してさえいれば

がむしゃらに前に進んできたと思っていた
少しも前が見えないのに

そこはいつも亡羊たる存在で
確かなものなど何も見えなくて
限界のない世界に思えた

ただそこに在るというだけで

※※※

今朝はどんよりした曇り空。
空全体がグレーで覆われている。湿気が激しい。
カラッとした夏はどこへ行ってしまったのだろう。

※※※

点描のような

2016年08月03日 | 朝のことば&つぶやき
夏らしいマウス画を。点描のような描き方をしたくて。

※※※

青と青
それぞれの青が
溶けあい
照りつける光が
水平線を消していく

やがてどこにも境界線など最初からなかったかのように
知らんぷりで空と海は交じり合う

たまにいじわるな風がゆらぐと
薄い白がうねってみせる

空に浮かぶ雲は
油絵のように強張ったまま動かず
ちっとやそっとの風には揺れやしない

夏の空
夏の海
そのどちらにも
わたしというちっぽけな存在は
溶け込めず
居場所さがしに苦労する

誰もが寝入った暗い夜の海で小舟に座り
行き先のわからぬ不安を背に
朝の光を待ち続けることで
この不確かな夏時間を
乗り越えるしかないのだろう

※※※

ご近所さんの花

2016年08月01日 | 母のこと
母のご近所さんは花を育てるのがとても上手。
自分では手が不自由になってきたので、庭いじりも自由にできなくなった母は、自分の家の風除室に座ってご近所さんの玄関先にある花を見るのが楽しみになっている。
「○○さんはほんとにうまく咲かせるなあ・・・」と羨ましそうに言うことがしばしば。
「でもこうしてここからでも見ることができるからいいよなあ」
そう言いながらしばらく眺めている。
日光に当たると皮膚が赤くなっていくようになり、外に出るときはあれこれと装備?をして出ているが、それでもつい忘れて外に出たりすると、後で困ったことになる。だから日の当らない風除室が一番いいのだ。

そこからでも十分の見ごたえでその存在感を際立たせている。



大きな大きなカサブランカも今がこの世とばかりに大輪を咲かせている。

ご近所さんが姿を見せているときは、痛い足をひきずりながら裏庭を見せてもらいに行くこともある。そこはまた色々な種類の花が咲き乱れていて、見ごたえ十分。花の好きな同士、話題は尽きないようだ。
花の育て方、土、植え替え、わたしには全然知らない世界の話題に嬉々として話し続けている。そばで馬耳東風とばかりにわたしはただただ花の美しさ、可憐さに見惚れているだけ。

趣味が同じっていいなあって思う瞬間だ。

もうひとりのご近所さんは定年退職してから庭いじりに専念。今では庭もすごく綺麗に出来ていて、そちらを見るのも母の楽しみになっている。
自分で育てなくてもこうして他の人の庭を愛でることが出来る、嬉しいものだ、しあわせだねぇ~、と言うが、これもご近所さん同士の仲の良さがあればこそ。
これからも母にとって四季を味わうことができるご近所さんの庭が豊かであってほしいと思う。