渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

小型ナイフ

2018年04月24日 | open


デスクを整理していたら、懐かしいのが出てきた。
これ、95年頃から使っていた愛用ナイフだ(笑)。
特にこのビクトリノックスのクラシックは、色々な色のボディの
物をネクタイを替えるように日によって取り替えて楽しんでいた。
スーツの上着の右ポケットの小さなポケットは、実は英国人が
ポケットナイフを入れるために考案したものだ。
日本では小銭入れのようになってしまっているが(笑)。
今は取り締まりが厳しくなったのでナイフは持ち歩けないが、
かつての前世紀では私は常にポケットナイフを持ち歩いていた。
仕事でも郵便物を開封するのに日常的に多用していた。
警察に職質されてそのナイフを見られても、文房具ということで
検挙もされなかった時代のことだ。
今はキーホルダーにミニナイフを着けていても検挙対象となる。
固定装置がないスリップジョイントは8センチ未満の刃渡り、固定
装置がある物は6センチ未満のナイフは、携帯していても銃刀法には
抵触しない。
だが、現在は軽犯罪法で全て検挙される。
軽犯罪法では、正当な理由なく刃物を携帯することが禁じられて
いるからだ。
カッターナイフさえも法的に携帯禁止なのである。文房具として
持ち歩くのも禁止されているのだ。
これは戦後の日本の歴史がそうさせた。