渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

マンダム

2020年08月15日 | open


テンプレートが変わった。
あんまし自分にキャッチフレーズつけない
ほうがいいと思う。
「う〜んマンダム」だけで最大級のパンチ
(死語)なので(笑)。

武道、武術界に限らず、アンチテーゼを
呈することは一定の価値をかつては持っ
た。そこから新たな価値観や守るべき
価値観の確認と同意が生まれる。
それは人間的な理知的で知性的なコミュニ
ケートであった。
これはもう古代ローマのポリスの時代か
ら。

しかし、そうした人間の知的活動は今の子
ウケはしない。
今の45歳以下あたりの子たちは(子どもじゃ
ねーよ馬鹿野郎。たっぷりとおっさん、
オヤジ、ジジイのクチだ、自覚しろ)、思考
回路が二極しかない。
好きか嫌いかだけ。
そして、複合的に事象や事物や人物を見る
能力が全くない。皆無。
批判と非難は異なるし、批判や論争は建設
的なことを視座に置いた人的活動の「
み」であることを皆目理解できない。
若者≒バカものたちの脳内には、ディスり
かベタベタの同意しかない。
人間には複雑な側面が混在していることを
理解できる脳の働きはない。
いわゆる、単細胞。
やはり、一部勢力の愚民化政策はこの国で
完全にここ30年で成功したのだと思う。

すまんけど、これは学力が起因してはい
ない。
この先、日本は滅ぶだろう。
今の凡そ45歳以下のゆとり以降の世代の
人間たちに知性は感じられないし、事実、
「大衆」にはそれが無い。
先日、テレビで東大生が「花火を横から
見たらどう見えるか」という質問に回答
として打ち上げたヒュールルル直後のよう
な図を描いていた。
学力ではないのだ。
ほぼすべての青年、中年初期層までの日本
人は、残念ながら思考回路の領域が極度に
狭い。
ようするに、バカ。
バカは学力とは比例しないことが恐ろし
い。

ステレオ思考回路の愚民量産の今の結果
は、権力によって作出された。
そして、バカ民たちがそれを盲信して推進
助長した。

現世の結果は過去にあり。
人の世の定理だ。
その現在の状況を予測していながら、粉砕
しきれなかった過去を作った世代的な敗北
感と、未達成だった至らなさの自戒を私は
強く自己総括として感じている。
バカ親とバカ大人こそが今の社会を作った。
日本の主義者運動の敗北はそこにこそあ
る。イデオロギーという矮小な局面だけ
ではない。「我々」は強大な「力」に負け
たのだ。

人は皆オギャアと生まれて来る時にはみん
な無垢だ。
入れ知恵した大人がいるからこうなった。
もしかすると、「僕たちの失敗」を為した
僕らとその前の世代の人間たちは、食うな
と戒められたリンゴを食うように唆した
蛇なのかも知れない。

2020年 終戦記念日の峠道

2020年08月15日 | open

2020年 終戦記念日の峠道

きょう、75年目の終戦記念日だ。
山の峠道では既に秋の足音が聴こえる。
蝉しぐれの中にも夏の終わりを告げる
蝉が鳴い
ている。






刃物

2020年08月15日 | open


刃物は大昔から刃物としての構造に変化
はない。
刃物はこの世に登場した時から完成され
たものだった。


う〜ん。マンダム

2020年08月15日 | open


なぜかキリリと真面目なマンダム斎。
似合わねえ〜(笑)。

つかね、この方は私よりもずっと真面目。
秘剣御剣流をバッサリの時には痛快だっ
たが、この人は真(まこと)の人だと思い
ますよ。
ほんとはおいらみたいにホゲホゲではな
い。


巻き寿司

2020年08月15日 | open


昼はおいなりさんと巻き寿司す。



猫の目覚め

2020年08月15日 | open



猫の目覚め。




にわかにライダー新1号変身ポーズ。






なんかすげーなお前さん。

三宅島

2020年08月15日 | open



三宅島には1972年に一度だけ行った事が
ある。








なんてのか、すげー島だった。自然が。
植生が興味深かった。
72年当時の新芽はすべて地層の狭間から
息吹いていたのだ。それは写真も撮影して
学校にレポートとして提出した。

あちゃーと思ったのは、大卒男子初任給
が54000円の時代、屋台のラーメンが70円
だった時に、三宅島のレストランで250円
のラーメンがあったことだ。
母と頼んでみた。
すると、出てきたのはぬぁんと出前一丁
だった。札幌一番塩ラーメンはまだ発売
されていない。出前一丁は68年の初頭に
発売されて爆発的な人気商品となった。
私は今でもインスタントでは一番好きだ。
大学の時に九州の奴がマルタイを土産で
持って来て初めて知るのだが、全インスタ
ントではマルタイ、一般的インスタントで
は日清の出前一丁が好きだ。

三宅島の出前一丁には驚いた(笑)。
今でいうと、レストランでラーメン頼ん
だら出前一丁が出てくる感じ。
1杯2,400円位のラーメン頼んだら、出て
くるのは出前一丁(笑)。
しびれるう(笑)。
いや、実際、どんなご当地の海鮮ラーメン
あたりが出てくるのかと思っただよな。
したら、出前一丁(笑)。
「自慢の特製ラーメン」とメニューにあっ
たんだよお。
つい先日も母とその話題が出て、「あれぁ
すげかったね」と話していた。

レンタル自転車借りてサイクリングした
が、島内一周は30kmもあるので、ほんの
数キロのみしか走らなかった。
父親はうちら母子をほっぽらかして3日間
釣り三昧だった(笑)。

三宅島は行くまでがかなり時間がかかる。
離島すね、いわゆる。
あのラーメンのお店、今でもあるのだろ
うか。
海と火山しかない。
これ、シンプルだけどかなり贅沢。




家族で渓流釣り

2020年08月15日 | open

家族で渓流釣り

「できないじゃないんだよ。やる気が
ないんだよ」
「うるさいなぁ」

お父さん厳しい(笑)。
でも、娘さんもプリプリ口ごたえしな
がらもアウトドアにつきあってくれる
だけ
いいよ(笑)。


切り

2020年08月15日 | open

① 1992年 Samurai Sword Katana Cutting

切る直前に「上置くとか切れないよ」
誰かが言っているが、全剣連二段時点で
これ位できて当たり前。
できないほうがおかしい。
私はごく普通だ。特別ではない。
私は並みレベルだ。
剣道連盟であろうと、日本刀を扱う真剣
抜刀術剣法をやっていて、
二段あたりの
段階でこれをできないほうが
普通では
ないのだ。

自覚しよう。自分に甘くならずに。

前進の初動は足を進めるのではない。

膝を抜くのだ。これ武術。
これも、二段になるまでには術理を

理解して、身体の動きを習得していて
当たり前。未完成でもいいからさわり
程度でもできるようになっていかないと
ならない。
なぜだろう、どうしてだろう、どうやれ

ば、と日々没頭して研究し研鑽すれば
何かが見えて来る。
まず大切なことは自分の心が真剣になる
こと。
そして、先達の達人たちの動きと理論

を見抜いてそれを獲ること。

この動画の切りは刃筋だけで切っている。

だが、その刃筋を正確に立てるためには?
そこを多角的に解析して理解を深めていく。
それを行住坐臥行なう。

一日中、仕事の時以外は剣法づけだ。
剣士なんてのは、そんなもん。
頭の中は剣一筋。
でも、そういう時期を超えないと、ある

程度モノにはならない。
誰でもやりはじめは初心者だ。

しかし、どんどん差がついてくる。
なぜか。なぜなのか。
そこなのよね。

心がダークサイドに行くと、脳が曇って

いるので目も曇る。できている人のこと
を正しく「できている」
ということが認識
できない失見当識に陥る。

そうなってしまうと、武術などはできない。
曇り目では物事を見極められないからだ。
武術をやる人を見ていると、できる人は

全員もれなく、武術の技法に関して心根が
クリアで澄んでいる。
酒癖悪い、女癖悪い、金遣い荒い、口が
悪いとか
そういうことは技術の如何とは
全く関係がない。

あらゆる技法に対して見る目はどうか、だ。
武術ができる人
たちは技法に対して皆さん
心がクリーン
でクリアで無垢の純度を持って
いる。
存外簡単なことなのだ。

目の前にビールがあったらそれをビールだ
と認知すればよい。野球ボールならば
野球ボールと識別できればいい。

武術の見獲り見極めとはそれだ。
これは武術だけではなく、世の中のあらゆる

技術系に通じることだ。