渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『九十歳。何がめでたい』

2024年07月07日 | open

映画『九十歳。何がめでたい』|大ヒット上映中!

実年齢90才の草笛光子が
原作者佐藤愛子役の90才
の時を演じる。
佐藤愛子はサトウハチロー
の異母妹。小説家だ。
佐藤愛子は2023年11月時
点で100才。
2016年出版の『九十歳。
何がめでたい』は累計180
万部の売れ行きだ。
元々、壮健というより荘筆
の女性。女流なんとかとい
う冠名は似合わない。
『血脈』(1989)において、
佐藤家の荒ぶる血と自己認
識している。
現在もなお文筆活動をして
いる。

映画作品は、松竹らしい仕
上がりの映画となっている。
松竹は「女優が主役の映画
会社」だ。
実年齢90才の草笛光子さん
がいい味出している。
ただ、やはり松竹歌劇団出
身の松竹育ちのスターだ。
「女優」らしさが出た作品
だった。演技が光る。
草笛さんは原作者佐藤愛子
さんと同じく旭日小綬章を
叙勲している。
なお、旭日小綬章は左胸に
佩用する事が定められてい
る。本作品ではそれも正確
に再現されていた。

克己の品性、草笛光子さん。 | コモレバWEB

映画館で観て驚いた。
観客はほぼ全員後期高齢者。
私が一番年下だったのでは

なかろうか。
え~?とは思ったが、それ
が現実だった。

90歳・草笛光子、舞台挨拶
でのお茶目な行動に唐沢寿明
&真矢ミキが大慌て 
共演者たちが優しくフォロー
する場面も 映画『九十歳。
何がめでたい』完成披露舞台
挨拶

 


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