超長距離走行の時の秘訣。
それは、通常走行時の休憩
は長く取らない事。
食事休憩が一番長時間とな
るが、それも30分程度にす
る。
一般休息は15分以内。
行軍でも長時間休憩は取ら
ない。逆に疲れるからだ。
そして、ロングディスタンス
のライディングでは、正しい
二輪の乗り方をしていれば
身体のどの部分も痛くもなら
ないが、一番危ないのは脳が
極めて疲れるという事。
疲労運転になりかねない。
疲れたり眠くなったら寝ころ
べる場所を探して仮眠を取る。
これが正解。二輪でも四輪で
も。
長距離走行では安全運転確保
の為にも仮眠を取るのは大切
な事だ。
但し、二輪運転者はご注意を。
私の友人は長距離走行で高速
SAで仮眠を取っていたら、手
元に置いてあったヘルメット
とグローブ以外の荷物を全部
盗まれた事がある。
ロンツーライダーの荷物なん
て汚れた着替え位しか入って
ないのになぁ。
幸い、免許証や貴重品は身に
つけていたので無事だったが、
そこから先は綺麗さっぱりと
積載物ゼロでの帰還だったよ
うだ。大きなバッグごと盗ま
れたので。
二輪車は車両を離れる際には
ご注意を。
数年前も、友人と二人で走行
していて、駐輪場に戻って来
たら二輪の車載カメラを盗も
うとした形跡があった。
盗難にはくれぐれもご注意く
ださい。
広島山岳高原エリア。
このあたりは20数年前に
毎週通っていた。
広島県が豪雪地帯である
というのは意外と知られ
ていないようだ。冬には
このあたりは車は完全に
雪に埋もれる。
ただし、夏場はパラダイス。
鱒族も豊富に生息している
し、オオサンショウウオも
川に泳いでいる。
だが、人里離れた深山かと
いうとそうではなく、付近
にはまるで別荘地のような
住宅街もある。
木々は落葉樹で、森の中に
広い敷地の住宅街がある感
じ。
まるでカナダのような景色だ。
周辺ロードは二輪の走りにお
いても真夏はパラダイス。
太陽が近く感じる。
出張続きのホテル暮らしで
ストレス溜まっておかしく
なった女
サムネ見たらアッキーが
ブーたんからトドさんに
進化していた。
54年前の8月、この塔の中に
入った事がある。
当時は万博で未来都市みたい
だったのに、今は緑の丘にな
っている。
1970年当時。
最新式トラス屋根、動く歩道、
無人都市交通電車、携帯電話。
54年前のこの万博会場は、50
年後の現代を予言するかのよ
うな空間だった。
テーマは今でも覚えている。
「人類の進歩と調和」だった。
1977年秋。
高校の同級生3人と日光に
ツーリングに行った。友人
の親戚の地元の同学年2人
と合流して5台で霧降高原
道路を走った。
「有料だけど、できたばか
りの綺麗なロードがあるん
だ」との事で。
素晴らしいロードだった。
パァーンと走った。
とんでもない複合コーナー
が18km区間連続する高原の
ワインディングロードだ。
後年国際A級になりマン島を
走ったクラスメートの奴と
地元の走り屋2台が先行する。
「速すぎだろ」と思いなが
らも私は3番目でくっついて
行く。
コーナーごとに少しずつ離
される。だが、まだ先行2台
の姿は見える。私の後ろの
2台はもう全く姿が見えない。
そして私はやらかした。
このコーナー。
完全な速度超過の減速不足で、
パァーンと行って寝かせたま
ま、大きく回り込んだ本当の
ヘアピン状の左コーナーで反
対車線に飛び出してしまった
のだ。
深く円のように曲がっている
奥がきつくなる複合コーナーで。
この壁は47年前と同じ。
飛びはしなかったが、車体
を立てて急制動でどうにか
壁には激突しなかった。
だが、これは超ラッキーで、
対向車が来ていたら確実に
正面衝突だった。
あやうく霧降高原で17才で
この世とオサラバしかけた。
これまでの人生で、公道での
オーバーランはこれ一度きり
だ。
こんにちの今までで、一番
「やっべえ」と思った瞬間
だった。
まあ、なんとか運よく助かっ
た。たまたま。
二度と同じ失敗はしないよう
に今も気をつけている。
二輪も四輪も、とにかく大切
なのは減速制動。
羽田空港がすげえことに
なってる。
海上に滑走路のみの島が
できて、飛行機が橋の道
を渡ってその滑走路へ出
入りする。
橋から落ちたら海にドボン(笑
てか、この出島滑走路から
離陸するには、搭乗してか
ら50分くらいかかるんじゃ
ないの?
移動に時間かかって。何キロ
もゆっくりと路上を飛行機が
進むから。
以前、別府のゲストハウスに
宿泊した時、オーナーさんか
ら「中国地区って走る所ある
の?」と尋ねられた。
腐る程ある。
海岸線からほんの数キロ内陸
部に入ると、上の画像のよう
な森の中を走るワインディング
ロードが縦横無尽に走っている。
しかも、細い山道以外は道路は
整備されていて道幅も広く、
二輪にとってはパラダイスだ。
山岳というよりも低い台地の
高原地帯なので、ロードレイ
アウトも起伏とカーブと直線
が合体して最高のロードがど
こに行っても続いている。
中国地方は中国山脈も飛び抜
けた高山が無く、なだらかな
山岳地帯が本州真ん中に続く。
そしてその中央ラインの山脈
の裾野にはさらになだらかな
高原丘陵地帯が広がっていて、
それがストンと海に落ちるよう
な地形だ。関東には存在しない
中国地区独特の地形。
その裾野の高原丘陵地帯は、
大抵は「~台地」という地域
名称がつけられている。
そして、その中を幾本も走る
丘陵地帯高原(標高は高くな
い)ワインディングロードは、
走ってみると非常に心地よい。
特に真夏が良。
本当にずっと森の中を走って
いるのだ。
これはもう、快適。
この地方ならではの爽快感だ。
木漏れ日の中をスーッと行く。
実に爽快なのである。
ほんの2キロ程海岸線から丘陵
地帯に入れば、どこに行って
も中国地方はこんなロードが
広がっている。直線あり、ヘ
アピンあり、S字あり、起伏の
ある連続コーナーあり、もう
二輪向きのロードが何でも揃っ
ている。
中国地方は二輪パラダイス。
先週末、峠を1本走ってから
例の場所。この小さな入江は
爽やかなドリンクを頼んだ。
それとピザ。