渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

迷彩効果

2021年12月27日 | open


物凄い迷彩効果だが、柄物の
迷彩戦闘服としてはよくない。
なぜならば、この植生の場所
でしか迷彩効果を発揮しない
から。
優れた迷彩服とは、ぼんやり
させてシルエットを隠す彩色
とデザインのもので、広範性
を有している物だ。
だが、砂漠ではサンドカラー
となり、温帯では温帯植生と
なり、熱帯ジャングルではそ
のエリアで目立たないような
迷彩にするのはセオリーだ。

こうしたツリータイプの迷彩服
はハンティング用などに多いが、
こうなるとスナイパーのギリー
スーツと同じ発想となり、アン
ブッシュには使えるが、機動戦
の銃撃戦闘服としては優れている
とはいえない。
使用エリアは限定される。

各国の軍隊は迷彩模様の研究に
腐心しているが、ナンジャラ
モンジャラ何だ?その模様、と
いうような柄と配色が迷彩効果
が広範に高い。
あまり絞り込むとその柄物に
ピタリと当てはまる場所から
は移動できない戦闘服となって
しまうのである。




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