
昨日の県スポでは多数の優勝者が出ました。
県スポと言えば、県内屈指の道場が集う大会で、子供が柔道を初めた頃、周囲の方々から『県スポを取ってなんぼ』とよく聞かされ、全国大会へと繋がる体重別予選を除いて、私にとって最大の目標となる大会でした。
今日は、決してそこで優勝したという自慢話をしたいのではありません。
何と言うか、うちの兄貴2人が県スポに挑んだ際は、死に物狂いで練習し、無差別という戦いの中で血まみれになって重量級にぶつかっていたという記憶しかなく、道場から複数の優勝者が出ることに不思議な気持ちになるのです。
勿論、それが能力の差じゃないかと言われればそれまでかも知れません。
しかし、大悟は低学年時代と4年生時、大晟は幼稚園と優勝候補が欠場していた時にしか優勝出来なかった大会で、大悟が4年生の時に優勝した時には感動して涙を流したことを覚えています。
では、なぜ今はそれ程の感動を覚えないのか。
それは努力に見合った結果ではないからではないだろうか。
努力をすれば報われると信じてやまないが、現実的には努力をしたからといって必ず報われるものではなく、また、たいした努力をしていなくても結果が出てしまうこともある・・。
果たして結果だけを捉えていいんだろうかと・・いや・・やっぱりこれは負け惜しみなのかな。(苦笑)
本当に自分でも分からない複雑な気持ちです。
ただ、一つ言えるのは、大悟や大晟がこれまで流してきた血と汗の量は、大和を含めた今の道場の選手達と比べると比にならないと思う。
う~ん・・終着点が分からなくなってきたが、要はもっと頑張って欲しいということなんだろうなぁ~・・。
やっぱり私は不器用でも根性の塊みたいな選手を育てたいです。
将来、柔道に限らず、自分自身の根底を支えるのは『根性、努力』だと思いますからね。