大晟が函館へ出発しました。
朝出発した後、これまでのことを少しだけ振り返りました。
こいつも、大悟と同じく、人が休んでいる時に練習をし、人が遊んでいる時、寝ている時に宿題をしていた。
決して恵まれた環境ではない中で、出来ること、しなければならないことはやってきたと思う。
これもまた大悟と同様、その過程について、私は何も言うことがありません。
人間、妥協したい時、何かから逃げ出したい時、周囲はどうだろうかと見渡し、その決断をすることがあると思います。
それが、子供にとって言えば、親、兄弟になってくる。
当然、大晟自身も、苦しいこと、逃げ出したいこともあったろうが、大悟の姿を見ていたから、歯を食いしばってやってこれたこともあるでしょう。
また、親の背中とはよく言ったもので、子供というものは親の苦労や努力は必ず見ている。
たいした背中は見せれていないかも知れないが、大悟や大晟を見ていると、我々の懸命な姿を見て、何かを感じてくれていたのではないかと思っています。
特に、大晟に関して言えば、幼い頃から私が徹夜明けだろうが何だろうが、絶対に練習を休むことなく道場に向かう姿であったり、自分の為にいろんな人間に頭を下げ回ってきた姿を見ているので、これまで不平不満を言うことなくやってきたんだろうと勝手に思っている。
ま、これは私の勝手な解釈なだけで、幼い頃はしんどい思いをさせたこともあったんですけどね。
何れにしても、よく頑張ってきました。
さて、函館へ到着した大晟から、
北海道のご飯は美味いわ!
と写真付きでLINEがきました。
O型で奥さん似の大悟と違い、私が気になっているだろうという気遣いが出来る私に似たA型野郎です。笑
何だか憂鬱な日々ではありますが、そのLINEを見ていっぺんに元気が出ました。
あ~早く函館行きてぇ~なぁ~。