小さい頃から、決して柔道が強いとは言われませんでしたが、
大晟はどんなことがあっても顔に出さんなぁ~。
とよく言われました。
大悟についても同じ。
柔道云々に限らず、
いつでも一生懸命やなぁ~。
とよく言われました。
負け惜しみでも何でもなく、自分は、柔道の成績がどうのこうのよりも、鈍臭いながらも一生懸命やっている姿を捉えて、
一生懸命だな。根性あるな。
と言われた方が数段嬉しく思います。
今はもうそんな元気はありませんが、2人が幼い頃、
やるなら全力でやれ!
気持ちで負けるな!
折れたら負けや!顔に出すな!
と言い続け、大悟や大晟はそれに応えてきました。
結局、そんな兄貴達だからこそ、試合後に、自然と親子で嬉し涙が出てたり、悔し涙が出たのでしょう。
そんな兄貴達と比べると、やっぱり大和はちょっと物足りない。
直ぐに気持ちの弱さが顔に表れ、それが焦りとなって柔道がバラバラになる。
また、大悟や大晟には勝っても負けても、『あの試合は良かった』という感慨深い試合があるものでしたが、大和に関するとそんな試合が浮かんでこない。
実力差を気持ちで制した試合など皆無。
やはり甘やかして育てると少なからず影響が出てしまうなと感じる今日この頃です。
大和、本当にしんどいのはまだまだこれからやで。
しんどい時にグッと堪えて努力出来る男にならんとな。