何ちゅうか、どこの世界にも、
◯◯にあらずんば、◯◯にあらず!
って方おられます。
仕事だったら、〇〇を経験してないと・・とか、柔道だったら、2本持たなければ柔道じゃない・・とか、全国を経験してなければ・・とか、大学でやってなければ・・とか、自分の経験なり、自分の土俵でしか物事を考えれないタイプ。
帰属意識が強いのはいいんでしょうけど、何とも固定観念が強いと言うか、近視眼的と言うか、こういった方とはキャッチボールや歩み寄りがし難い。
で、こういった方って、対面から見ると話にならない堅物であっても、自分が歩んで来た系列の上位者には極めて従順。
自分のような根無草の雑草野郎にはできない芸当です。
で、それはそれでいいんです。
いろんな人がいるし、考え方が違うのであれば無理して交わらなければいいだけなので。
ただ、子供達にはそういった帰属意識はあっても極端と言うか人を認められない人間になって欲しくないと強く思っています。
自分達が幼い頃から全国や日本一を目指していたからといって、それが全てではないと。
中学から柔道を始め、社会人になっても勝ち負けにこだわらず楽しんでいる方々もいる。
自分が目指す場所、歩んできた道が必ずしも正解ではない。
人を認めることができる人間になりなさい。
我が子にかかわらず、常々そう言ってきた。
偏った思考、思想だと真の自他共栄には程遠いですからね。