ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




さあ、しんがぽ二日目、今日はいよいよ、ツアーの本当の最終公演となります。

「何がなんでも成功させて終わりたい」という気負いもありましたが、それよりも、「ようし、ちゃんとここまで来たぞ」という達成感に似た感慨と、「終わってしまうのかー」という一抹の寂しさを強く感じながら、この日、朝を迎えました。

会場に着いたら、まずは。


ご飯。なんということか、日本食。現地プロモーターさんが気を使ってくださったのでしょう。でも、一週間以上の滞在ならともかく、ほんの二泊三日の旅ですから、僕個人的には、現地の食べ物が食べた・・・文句いわない

いや、美味しかったですよ。まったくもって、完璧に日本の味。まさか、しんがぽでうなぎとか食べれると思ってませんでした(←それは。笑)。



食事を済ませましたら、まずは会場の周りを少し散歩。今日のテリトリーの様子を確かめ(笑)、ます


シンガポール・インドア・スタジアム。とっても大きな会場です。


どーん。迫力。


現地のアーティストに混じって、安全地帯の名が。


チケット売り場。チラシなども置かれておりましたYO(トップの写真ちょっと写ってます)。


会場にはレストランがあり、・・・ホラ、カエ〇も食べられます(中段、真ん中あたりに肉々しい足が・・・)

でも、美味しいんですけどね。昔食べました。たっくさん(笑)。今は・・・どうかな(笑)。


さあ、リハーサルです。この下手舞台下からの風景、何度見たことか。本番も、いつもここからステージに上がります。


ステージに上がりますと、まず目に飛び込んでくるのは、こんな風景になります。メンバーの皆さんが、各自、スタッフさんと一緒に徹底的に楽器のチェックをしています。最高のステージのためにね


ライトはもんのすごく熱いので、要注意です。でも、寒い日には暖かくて嬉しかったりもして。まあ、とはいえ本番中はとにかく熱いんですが(笑)。


さあ、僕もしっかりチェックしなければクマー。とうとう、しんがぽまで一緒にきました(笑)。


海月(クラゲ)ちゃんはさすがに重たく(笑)、海外ではお留守番。オルガンはXK-3cでした。バックステージ・パスと。


今回のツアーでは、 ヤマハのMOTIFが大活躍でしたー。まあ、機材の話は皆さん眠くなっちゃうので(笑)、興味のおありの方は、次号キーボード・マガジンなどをご覧くださいませー


さあ、リハーサルも大詰め。ステージが整いました。

・・・整いました!安全地帯のコンサートとかけまして、たまねぎと解きます。そのココロは・・・

涙が止まらないでしょう

し、失礼しましたー。いや、昨日、シチューでたまねぎ切ったもので(笑)。


さて、もう一度腹ごしらえをして(さっき食べたろう)。

メインは茶そばでした。つけ汁はちょっとサワーで酸っぱい感じでした。うん、このくらいの、“ちょっと意外な感じ”があると旅気分が満足するのです(笑)。


本番までまだ時間がありますので、ちょっと散歩に。すぐ近所のスーパーへ向かいます。一番の目的は夜に部屋で飲むワインを買うことでした。だって、コンビニとか、高いんですものー(ただでさえ、しんがぽはお酒は日本より高め)。


・・・なんか、踊ってた(笑)。


「食べなさい」または「食え!」でしょうか。うはー残念、沢山並んでて、なんか美味しそうなのに。今食べて来ちゃったんですよねー


さあ、着きました。スーパー、楽しいです。ハロウィーン用のかぼちゃがドーンと売られておりましたよ


「日本のお菓子」のコーナーがありました。すごいなー、日本のお菓子


韓国のお菓子も混じってるけどね(笑)。

あと、かっぱえびせんもありましたが、ちゃんとカルビーのでした(笑)。


まあ、スーパーはスーパー。売ってるものは色々違いますが、日本も一緒。なんら変ったところはありません。

僕が並んだキャッシャーの男性が、完璧にゲイだったこと以外は。見た目も仕草も、声の感じとかですぐわかります。あちら、多いんですよね。誇りをもって、隠さない方も多いのです。日本よりもさらに理解があるのだと感じました。あ、昔も書きましたが、僕はまったく偏見はもっておりませんですよ。色んな人がいるから、この世は面白い


さあて、会場に戻ります。中も全体も、なんとなく造りを見てて、原宿の代々木体育館みたいだなぁ・・・と思っていたら、なんと設計者が同じ方でした(笑)。


楽屋口には、お供えをした祭壇のようなものが。コンサートの成功をお祈りして入ります


さあ、いよいよです。メニューにもう一度目を通して、最終確認をします。

つきにぬれたひゅたり・・・。

そして本番前に、ipod touchのケースにメンバーの皆さんにサインを貰いました。最後に玉置さんがサインの後、一番上に「安全地帯」そして、下に「ケンチャンへ」と書き足してくれました(トップの写真です)。


どー!!!

段々、段々、盛り上がって、アコースティックコーナーでの大合唱シーン(「夏の終わりのハーモニー」)では、日本を遥かに超えた大声で歌ってくれて、メンバー、大感激。玉置さんも「泣きそうになっちゃったよ。陽水さんにも見せてあげたかったな」って仰っておりました。

最初は9割りが座っていた客席(韓国もでしたが、基本的に立っちゃダメみたいでした)も、後半では総立ちの大歓声でした。最終的には、もう、大興奮の熱狂の渦。本当に、ステージ、客席、皆んな大盛り上がり。

安全地帯の音楽の力で、国を超えて人が一体化していくのが手によるように実感できて、本当に最高の経験でした。だってここ、シンガポールですよ(笑)。



終わった・・・。

これにて、安全地帯“完全復活”コンサートツアー 2010~ Starts & Hits ~ 「またね…。」,国内、海外、全ての公演が終わりました。


終演後は、メンバー、スタッフ総員で打ち上げに。もう、いけすに飛び込みたいくらいの最高の気分でした


皆さん、本当にお疲れ様でした。とっても美味しかったです。


実り多きツアーでした。僕個人としてもね、全公演を通して、勉強になったこと、成長できた(ような気がした)こと、掴んだもの、

・・・このツアーに参加できたことは、僕の音楽人生にとって、とってもとっても大きかったと思います。

会場でお会いできた皆さん、そして、遠くから応援してくださっていた皆さん、本当に、本当にありがとうございました。

皆さんの応援無しには、到底、こうして無事に最終日を迎えることはできなかったと思います。

コンサートは、アーティスト、ミュージシャンだけで作れるものではありません。沢山の同行スタッフさん、現地のスタッフさん、そして、何よりも、お客さんあってのコンサート。

コンサートは、その会場にいる皆で作るもの。僕は、そう思っています。

これからも、一緒に、最高のコンサートを、沢山作っていきましょうね

どうぞ、よろしくお願い致します




さて、というわけでいよいよ・・・



しんがぽオフだぁー



ではー。

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