『千葉・柏の高線量地:雨水蓄積し高線量 福島第1原発事故が影響』
「1キロ当たり最大で27万6000ベクレルの放射性セシウムが検出された」
「雨水が集まる場所では線量が高くなる傾向がある」
「似たような状況の場所は(首都圏で)他にもあると思う」
そして、
「専門家は同様の現象が発生しうるとした上で、現状の水準ならば健康への影響はほとんどないとしている。」
ほとんど、かー。
「これはまずい!」「ここは危険です」なんて、もう何が起こっても言わないまま、ずーっといくんでしょうかねえ、やっぱり。
日本って、なんか、ある意味、何が、とか、どこが、というのではないのですが、総括的に見て、というか、例えば海外から見たら、
ものすごく特殊な国なのかもしれないなあ、って思います。
中に居ると、どうしても外からほどよく分からないのは、どこも一緒かもしれませんね。
写真は、広島の平和祈念資料館にて。
被爆され、亡くなられた方の形見の人形です。
資料館には、放射能についての、子どもたちが調べたという基礎知識などが詳しく記された新しい展示が増えており、
また、解説をされているボランティアの方々のお話にも、今年の事故のことも触れられておりました。
同じではないけれど、無関係では決して無く、ここで学ぶべきこと、考えるべきことは、やはり沢山あるということだと思います。
そして、
「生きる 1945.8.6 その日からの私」
ならば、さしずめ、今の僕たちにも
「2011.3.11 その日からの私たち」
などという見出しでも付けましょうか。
などと、ちょっと重たい話になりましたが、
いまだ厳しい現実を前に、意識が、薄らいでしまってはいけないと思いまして(自分のね)。
ではー。