今日はT京音大にいってまいりました。
といって、まだ授業ではなくて、教室のシステムのチェックや、色々と改善点などを、
講師、助手の皆さんと一緒にあれこれとやってまいりました。
やはり楽器のみならず、コンピューターやシンセなどを使いますし、なんといっても沢山の台数がございますので、
色々と、細かな点まで、トラブルや、トラブルの元になるようなことが無いかなど、
また、「この教室を、今年、一番長く使用されるのは川村先生ですので」ということで、
今日は、とにかく僕が使いやすいように、と皆さん、一生懸命考えて、設定をして下さったのです。
授業開始前のお忙しい中でしたが、とても丁寧にお付き合い頂きまして、本当に助かりました。
ほんとね、趣味としては別なのですが、音楽業界で、食べて、生きていくということですと、
・・・ピアノだけ弾いていればよい、という時代ではなくなってまいりました。
特にピアノ、キーボーディストは、楽器がら、コンピューターに詳しくて当然、出来て当然、と思われるような節がございます。
もっとも、シンセサイザーがデジタル化して以来、すでに中身はコンピューターのようなものでもありましたので、
そういう意味では、音楽業界ではいち早く、コンピューターに接していた人種ではあると思います。
僕自身、初めて自分のパソコンというものを(当時は、マイコン、なんて言いましたけどね。マイ・コンピューターね)持ったのは、
中学1年だったか、2年だったかの時だったように記憶しています。
途中、ブランクはあるんです。
大学時代~28歳くらいまでのプログレ~ロックンロール期間(笑)は、パソコンからは離れておりましたので。
でも、なんだかんだ、ずいぶん長く、パソコンを触っているわけで、
今では、こうして使い方などを皆さんにお教えしたりしているわけです。
・・・まあ、音楽ソフトを使い始めの15年前は、毎日サポートに電話しまくりでしたけどね、全っ然わからなくて(笑)。
また、当時は、音楽ソフトも出来たばかりのころですから、不具合だらけでしたしね。
やりたいことは、今とほとんど同じだったわけですから、やはり、テクノロジーは必要に追われて進化したのですね。
そして、もしかしたら、部分的に、追い抜かれているようなところもあって、まあ、マニュアルの分厚い事(笑)。
最近では、厚くなりすぎたのか、製本マニュアルを作らなくなりましたもの(もっぱら、PDF。本当は製本マニュアルがいいんですけどねえ・・・)。
今日も、いわゆる音楽のプロが集まって(今日お手伝いして下さった中には、今年の〇置さんのオーケストラツアーのアレンジをされている石川先生もおられました)、
パソコンを前に、あーでもないこーでもない、と。
でもね、やはり、そこから流れてくるのは、音楽なんです。
15台のパソコンから、つい先日、学生さんが作った、15種類の音楽が流れてきて。
今日は学生さんはいなかったのですが、
音楽が流れた時は、なんだか、皆、笑顔がこぼれたりして。
今年も、よい一年になりますよう。
そして、「せんせー!ちょっとすいません!」なんて、トラブルが起きませんよう(笑)。
ではー。