ツアー二日目、東京公演。
本日も、本当にありがとうございました。
昨日とは、やはりまた違った、今日しかない冒険に満ちた面白いライブだったと思います。
これから始まる本格的な旅が、とっても楽しみです。
この東京公演二日間、僕の弾くピアノを調律してくださったのが、こちらの、
通称”タロウ”さん、といいまして、
国内の名ピアニストたちの絶大なる信頼を得ているばかりでなく、
なんと、あのハービー・ハンコックや、スティービー・ワンダーが来日する際には、必ずご指名となる、日本屈指の名調律師なのです。
この、調律界では、本当の神の手、の持ち主でありますタロウさん、
今日は、本当は本番前の調律だけの予定だったのですが、
リハーサル前、どころか、僕が会場入りする前に、すでにいらして下さっていて、
「いや、これは、僕の気持ちが許さないですから、プライドとして、ちゃんとリハ前に調律させて頂きます」
と。
昨日のライブもご覧になって下さっていたのですが、
その上での、今日の調律、本当に素晴らしかったです。
ピアノは生き物。
そして、その生き物であるピアノを、
プレイヤーのタッチやクセなどをすぐに読み取って、
こうも、ステージの先を読みながら、調律できるものかと、本当に感心するのです。
いやはや、だからこそ、世界一のプレイヤーである、あのハービーやスティービーがご指名するのだなあ、と。
このような、表には出ない、素晴らしい”職人さん”の名仕事があって、僕たちが上げてもらうステージが成り立っているのです。
ありがたいことです。
さて、ツアーは改めて、来週の名古屋から。
お会いできます皆様、どうぞよろしくお願い致します。
僕は明日、明後日と、椎名へきるちゃんのマンスリーライブのリハーサルでございます。
一杯食べて、頑張ってまいりますー。
ではー。