ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




相変わらず映画を毎日、少しずつではありますが観ています

大体、2~3日に1本くらいのペースではありますが、それでも毎日のことですので、結構な本数を観ていると思います。

洋画が中心ですが、邦画も見ますし、面白いと思うのが、アメリカやイギリス映画にはない、北欧映画などの持つ雰囲気。

 

真夜中のゆりかご」(予告編

デンマークの映画で、女性の監督による一本ですが、包み込む全ての雰囲気が、普段想像しない種類のものでした。

ストーリーもとんでもなく、「えー!」の連続で、あっという間終わりますが、といって、・・・まったく楽しい映画ではございません。

いわゆるサスペンスですが、あまりの衝撃に、二回続けて観てしまった映画です。

 

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」(予告編 日本語ではないです)

なんという邦題!ですが、でも、これも含めて、これまた異世界を味わえます。全編、ノルウェーの雪の中。

なんでしょう、この映画は・・・。ラストシーンとか、こういう終わり方は、他の映画では観ないよなあ、という感じです。

 

でも、上記二本、家具とかがさすが北欧デザインなのですよ。

やけに、スタイリッシュなんですよね。

あと、寒さに独特の透明感、静謐感があって、どちらも全然楽しい映画ではないのですが、手触りがサラッとしているのです。

邦画でこういう題材を扱ったら、まあドロドロしていたり、血なまぐさかったりすることでしょう。

 

マン・ダウン 戦士の約束」(予告編

予備知識ゼロで観ました。

戦争映画?

ん?SF?

どゆこと?

・・・しかし、あっという間にか惹きこまれて、最後の数分は、思わず、立ちすくんだまま観てしまいました。

 

予告編を見て頂きますと、「戦争映画?SFかな?」だと思います。

予告編あるあるではありますが、こんなにも予告篇と全然違う映画、ミスリーディングが甚だしい、というのも珍しいのではないでしょうか。

 

先日、お休みを頂いた際に、ホテルで米兵さんを沢山見かけました。

勿論、アフガニスタン駐留とは全然違うとは思いますが、でも、命令一つで、こういう状況になることもあるわけですよね。

そんなこともあって、なんだか、やけにリアルに感じた映画でした。

 

主演のシャイア・ラブーフが、まさかあのエンターテイメント映画「トランスフォーマー」シリーズの主演の少年だったとは。観終わっても気付きませんでした。

もう、凄い演技なのですよ。演技に、見えないですから。

そういえば、ブラッドピットの「フューリー」では、ラブーフは同じく軍人役でしたが、この「マン・ダウン」での演技は、あの何倍も、凄い。

29歳の時の演技とは。

あと、この映画にはリュック・ベッソンの金字塔作品「レオン」の、あのめっちゃ怖くて超絶憎ったらしい敵役が印象的な名優ゲイリー・オールドマンが、なんとも言えない役柄で出ています。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ゲイリー・オールドマンにこの役をやらせよう、と思ったキャスティング・ディレクターの思惑が、観終わった後には、なんとなくわかるような気がします。

これまた、おもわず唸ってしまったポイントでした。

 

以上三作。

最近観た映画で(「真夜中のゆりかご」は昨年ですが、インパクトがすごかった)、印象的だった映画のご紹介でした。

(余談ですが、こう並べてみて「あれ?」っと思ったくらい、本当にたまたまですが、三本とも「〇〇」が主人公ということで、なるほどなあ、そういうものなのかな、と思ったりもします。)

どの映画も、アマゾンプライムで無料で(?)観れます。

よろしかったら。ご感想など、お伺いしたいです。

どれも、かなりクセがありまして、万人に薦められる映画ではないのですけれども。

 

さて、明日は椎名へきるちゃんのリハーサルその1です。

今回は本当に、難曲祭りですが(笑)、その分、楽しみです

 

ではー。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )