はい、こちらT京音大では、スタジオがリニューアルというか、もう一つできたのですよ。
沢山の人間は入れませんが、でも、こちらのスタジオの方が、後から作られたせいか、
こう、作業効率的に考えられています。
よく使うアウトボードが左右に並んでたりして、これは絶対に使い勝手が良いです。
見ていても、思いますもの(笑)。
もしも自分でスタジオを作るなら、このくらい横幅をとって、
やっぱりアウトボードをこんな感じで配置したいです。
結構理想なのですよね。
アウトボードというのは、ツマミのついた、いわゆるハードウェアの機材のことです。
最近は、プラグインといって、パソコンの中に、実機をシミュレートしたもの(あくまでソフトウェア)が入っていて、それを使うのが主流です。
メリットは、場所を取らない、ケーブルの取り回しがいらない、メンテナンスがいらない、古くても安定して使える、プロジェクトごとにその時の設定を全て記憶しておいてくれる、などです。
が、やはりアウトボード(=実機)の音の良さ、説得力は、圧倒的に違います。
一番は故障でしすが、これは色々と面倒ですが、
でも、やっぱり。
・・・あと。
値段ですね。
プラグインなら数万円程度のものが、アウトボードの実機ですと、10倍~50倍なんてのもざらです。
例えば、こちらの写真にあるものだけでも、すでに数百万では済まないのですが、
本当はまだあった方がよい機材はたくさんありますから、
個人で揃えるとなると、・・・ねえ。
というわけで、大学というのがいかにありがたいか、というお話でございます。
これだけの機材を、自由に使えるのですから・・・!
いやはや、学生たちが羨ましいかぎりです(笑)。
ではー。