ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日も終日大学での一日でございました

毎日、本当に色々な音楽の話を(本当に思いがけないようなこともありますしね)、まさに丸一日中しておりますので、

午前中の事が昨日のことのようにも感じますが……本当に昨日のことだったり(笑)?

 

レッスンの中で学生とは新旧色々な楽曲を聴くことがあるのですが、

今日、尾崎豊さんの「卒業」という曲を、「初めてちゃんと通して聴きます」という4年生と一緒に聴いたのですね。

この学生のお母さまが、当時リアルタイムで尾崎さんを知っていて「凄かったのよ」と彼女に言っていたので、興味があったのだそうです。

 

一緒に聴きながら

「信じられないくらい凄い。でも、これをさらにこの当時リアルタイムで聴いたら、とんでもなく凄かったのでしょうね」

と。

 

僕も高校に入った83年に、まさにファーストの「十七歳の地図」がリリースされて、初めて友人の家で聴かせてもらった時に、それはもう大変な衝撃を受けました。

高三の時にリリースされた二枚目の「回帰線」、まさに「卒業」が入っているアルバムですが、本当にカセットテープが伸びるほど、聴きまくりました。

 

学生に「多分、この二枚に関しては、もしカラオケで歌えといわれたら、歌詞を見ないで全部歌えるかも。」

と言ったら、「そんなですか!」と笑っていました。

でも、クラスの友達と、実際よく歌っていましたもの(カラオケという文化はまだない(笑))。

あながち、本当に歌えるかもしれません。そのぐらい、好きでしたし、自分の青春時代というものそのものに、大きな影響を受けたアーティストでした。

 

余談になりますが、その後、尾崎さんの大学の一年先輩にあたる高橋克典さんとご一緒して色々とお話を伺ったり、

プロデューサーの須藤晃さんとは、安全地帯さんや玉置さんの現場で何度もご一緒させて頂けて、本当に光栄でございました。

 

今日、学生とこの「卒業」を一緒に聴いていて、なんといいますか、聴いている間と、そのあと数分間は、完全に当時の気持ちに戻りました。

ライブ、

・・・本当に、僕も、生で見たかったです

 

離れていても、凄い影響力でしたけれども。

 

ではー。



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