安全地帯40th ANNIVERSARY CONCERT "Just Keep Going!" Tokyo Garden Theater
こちらのDVD/Blu-ray、本日、8月2日、リリースです。
https://saltmoderate.com/discography/detail/134/
さ安全地帯さんの記念すべき40周年コンサート。昨年暮れ、残念ながらご逝去された田中さんとの”夢のセッションも実現できた”豪華で本当に素晴らしい公演です。
ダイジェストムービー(約5分)
また、個人的には、こちらの公演と、B'zさんのツアーラストの振替公演とが、ほぼ同時期の開催となった怒濤の2022年11月でございましたが、
先日6月に発売になりましたHighwayXの映像と共に、こちらも、無我夢中で駆け抜けたあの日々が思い出される、生涯忘れえぬ記念のコンサート映像でもあります。
宜しかったら。
さて、先々月、そして先月と、緑ちゃん倶楽部の毎月のメルマガ「みどり通信」にて、こちらのコンサートの全曲の振り返りを書かせて頂いておりました。(それまでは、なんと1~5月まで、5か月かけてHighwayXツアーの全曲振り返りもや書かせて頂きました)。
今日は、そこからほんの少しだけ抜粋してお届けさせて頂きます。全曲分は、長いですよ(笑)。えっと、12000文字以上あります。原稿用紙で30枚分以上です(笑)。
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ここの曲間は、僕がMOTIF XSのパッドで繋ぎを弾いてあのテーマに入っていく構成になっておりました。パッドは11thを使った和音で弾いておりましたが、この11thがいかに素晴らしいテンションかというのは、安全地帯さんで学んだとっても大きなことでした。
今回のこちらの楽曲ではオルガンを弾いておりました。まさかのこの曲でオルガン!?ではありますが、B'zさんでオルガンでの楽曲へのアプローチを色々と研究することができたこともあり、やってみたところ、何の問題もなく(笑)、通過致しました。メンバーさんはもちろん、玉置さんだって聞かれているわけですからね。そのうえで「それはちょっと」とはならかなったのですから、通過は、正解なのです(笑)。
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実は、ここが今回、一番の難所だったのです。と申しますのも、この曲ではAメロで歌の合間にミニモーグでフィルインフレーズを弾いているのですが、なんといっても、前曲でソロをとった直後です。ですので、武沢さんがイントロを弾かれてから、僕がTRITON Extremeでこの曲ののシンセのフレーズを弾くまでの6小節の間に、ミニモーグの音色のセッティングをしなければならないのです。
(中略)
リハはスタジオですのでいつでも明るいのですが、本番ではここは僕の位置は暗くて手元が良く見えないので、ドキドキでございました(笑)。
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それにしても、いい曲ですね。僕の中では安全地帯さんのベストソングに挙げてもいいかもです。メロディと歌詞の恐ろしいまでの、これ以上ないでしょうという、マッチング。完璧なメロディに、全ての文字が美しい、陽水さんの歌詞。音楽の才能のぶつかり合いですね。本当に凄まじいです。
アウトロはミニモーグで矢萩さんとユニゾンです。フレーズの折り返しは、甲子園の時とはちょっと違うアレンジでグリスアップをしてみました。ミニモーグのこの音、これも大好きなのですよね。
ただ一点、手に思ったよりも汗をかいてしまい、映像収録のあった最終日だけは、ピッチベンドが思うように使えなかったのが心残りです。ラスト5秒、もっといい表現ができたのになー…。
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などと、これで800文字くらいですので、あと原稿用紙28枚分です(笑)。
よろしかったら!
会員になって頂けましたら、こんなのを11年分、全部お届けいたしますよ(笑)。
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緑ちゃん倶楽部
大好きな映像のお供に、川村ケンの長文はいかがでしょうか。
よろしくお願い致します。
ではー。