稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

関東で雪、路面凍結、スリップ事故相次ぐ

2016年11月25日 | 旅行や街角メモリー

(tenki.jpより)

関東甲信地方は24日に記録的に早い初雪と積雪となった。
25日朝も厳しい冷え込みとなり各地で路面が凍結し交通事故も起きている。
関東各地は今シーズン一番の冷え込みとなり、午前6時頃にはさいたま市で氷点下2.1℃、
宇都宮市で氷点下1.7℃、東京都心でも0.3℃を観測した。
24日に8センチ雪が積もった東京・八王子市では25日朝、路面が凍結した。

盛岡に3年、秋田で3年暮らしてきた身には、雪や凍結なんて冬は当たり前の事だった。
古いアパートは止水栓で水を落としていても翌朝は凍って出なかったり、
排水するのを忘れていて風呂桶まるまる角氷にしたこともあった。

もう40年近くも前だから、スタッドレスタイヤも当時は無く、
11月になると営業車も自家用車もスパイクタイヤに履き替えて冬に備えた。
それでも凍った路面には役に立たず、何回かスタックしたものだ。
スコップとゴム長、防寒ジャンパーは車で出張するには不可欠の装備だった。

深夜零時近くに、仙岩トンネル(国道46号、秋田街道)を岩手県側に超えたあと、
溶けた雪が凍っていて凸凹になっていて、車がコントロールを失って欄干に激突した。

昼間の雪は溶けて轍になったまま夜は凍るのだが、山の上は轍も深く危険である。
もしあの時、もう少しスピードを出していたら、橋から飛び出して死んでいたかも知れない。

雪のシーズンになると、関東方面のナンバーを付けた車が、
道端に落ちているのをよく見かけたものだ。
牽引用のロープも必需品だった。

雪が降ると時間の約束も出来ないことが多かった。
車を幹線道路に出すために半日かかって雪かきしたこともあった。

雪の思い出はたくさんある。
雪が降ると静かにしんしんと降り積もる。
無彩色の風景の中で悶々としていたあの頃の思いも懐かしい。
コメント
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