週末は毎年恒例で行われている『2018年36屆日月潭萬人泳渡』の関係で私の宿は満室(25人)でした。
今回で36回目を迎えるこのイベントには、二万人以上が参加しました。
泳ぐ距離はおよそ3キロメートル。3人以上で申し込めば、誰でも安全に参加する事ができます。
(救命具を体に縛っての参加が義務付けられています。以下参考写真。)
満室は嬉しいのですが、従業員を特に雇っていない私の宿はチェックアウト後がたいへんな事になります。
日曜日は夕方までかかってなんとか仕事を終える事ができました。
昨日の月曜日は宿を閉めて、一日のんびりと過ごしました。
朝から静かになったはずの日月潭へ向けて出発です。
埔里市内は山に囲まれた盆地になっていて、少し抜けると、この様な光景が広がっています。
(場所:131号線上。マコモタケやビンロウの畑が広がります。)
先ず通ったのは、魚池郷の中にある東光村と呼ばれているエリアです。因みに日月潭もこの魚池郷の中にあります。
120年の老木。ガジュマルの一種みたいです。ここからの景色も素晴らしかった。
自転車が好きな人には、レンタル自転車でもこの辺りまでは来る事ができるのでいいかもしれません。
途中いろいろな果物を見かける事ができます。
日月潭。こうやって見ると日月潭の水源がよくわかります。
『向天圳』まで来るとこんな標識がありました。
図の右にある『武界壩』は私が以前何回かこのブログ上でご紹介した事がある人工貯水湖です。
日本統治時代に鹿島建設の人たちが中心になって作られました。
あまり知られていませんが、日月潭には巨大なホースを通して、夜中に大量の水が放水されています。
私が以前湖の中央にあるラルーと呼ばれている島に筏(いかだ)を結び付けて朝まで釣りをした事がありますが、
夜中の12時過ぎに突然大きな波が来て筏が転覆しそうになった事がありました。
その時に私も初めてこの事実(放水)を知りました。
湖底からは、湧き水も多少出ているのですが、湖を維持できる程のたいした量ではないそうです。
日月潭の水量はこの様にして調整されています。
日月潭には、この他に'他言無用'の秘密もありますが、このブログ上では控えさせてもらいますね。
一日ゆっくりと過ごせました。